【車好きが選ぶ】億超えの見た目がかっこいいスーパーカー!

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スザク

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はじめに

「あなたが夢見たことのある、手に入れるだけで圧倒的なステータスを感じる“スーパーカー”。

中でも億を超えるスーパーカーは、まさに究極の車たちです。

優雅なフォルム、息を呑むほどのスピード、そして選ばれた者だけが味わえる特別な体験。

そのすべてを兼ね備えたスーパーカーたちを、今回ご紹介します。

普段は遠くに感じる存在でも、この記事を通じて少しでもその魅力をお届けできればと思います。」

■本記事の内容

スーパーカーの特徴と魅力

1億円以上のスーパーカーは、性能・デザイン・希少性の全てにおいて最高峰に位置する「究極の車」です。

その高額な価格は、テクノロジーの粋を集めた工芸品であること、そして限定生産によるコレクター価値に支えられています。

これらの車は単なる移動手段ではなく、夢の象徴であり、所有することで得られるステータスは他に類を見ません。

以下では、1億円以上のスーパーカーが持つ特徴と魅力について詳しく説明します。

1. 特徴

圧倒的なパフォーマンス

  • 1,000馬力超えのエンジンを搭載するモデルもあり、加速性能は市販車の中で最速レベル。
    例:ブガッティ・シロンは0-100km/hを2.5秒で達成。
  • 最高速度は300〜400km/hに達するモデルもあり、レーシングカーの技術をフィードバック。

最先端の素材と製造技術

  • カーボンファイバー製のボディを採用し、軽量化と高剛性を実現。
  • 航空宇宙技術に匹敵するアルミ合金やチタン部品を使用。
  • 一部の部品は手作業で仕上げられ、芸術品のような細部へのこだわりを持つ。

ハンドメイドのインテリア

  • 内装には最高級の本革やウッドパネル、カスタムオーダーによる素材を使用。
  • シートの形状やカラーデザインなど、オーナーの好みに合わせて細部までオーダーメイドできる。

限定生産と希少価値

  • 多くのスーパーカーは、わずか数十台から数百台の限定生産。
  • 生産が終了すると中古市場でさらに価格が高騰することがあり、資産価値が上がるケースも。
    例:フェラーリ・ラ・フェラーリは新車価格1.5億円からスタートし、現在では中古市場で2億円を超えることも。

2. 魅力

驚異的なステータスと所有感

  • ブガッティやパガーニ、ケーニグセグなどのスーパーカーは、世界的な富裕層が愛するアイコン的存在。
  • 所有することが「富と成功の象徴」となり、世界のVIPコミュニティへの参加資格になる。

非日常的なドライビング体験

  • スーパーカーの走りは、エンジンの咆哮、シートに伝わる振動、コーナリング時のGフォースなど、五感を刺激するものです。
  • 一般のスポーツカーでは体験できない、究極のスピードとドライバビリティを楽しめます。

コレクターズアイテムとしての価値

  • 特に限定車やワンオフモデル(1台のみの特注車)は、資産としても評価されます。
  • 自動車コレクターにとっては、スーパーカーは「走る芸術品」であり、所有自体が投資になります。

VIPイベントへのアクセス

  • オーナーには、ブランドが主催するプライベートイベントや、モナコなどの高級リゾート地で開催される特別な試乗会への招待が届きます。
  • サーキット走行や豪華なカーレースイベントに参加でき、富裕層の交流の場としても楽しめます。

3. まとめ

1億円以上のスーパーカーは、単なる「移動手段」を超えた夢の具現化であり、技術・デザイン・ステータスのすべてにおいてトップクラスの車です。

所有することで得られる特別な満足感と、運転する際の非日常的な体験は、他では味わえないものです。また、投資対象としての側面も持ち、所有することが資産運用の一環になる場合もあります。

これらのスーパーカーは、限られた人々だけが手に入れることができる「究極のラグジュアリー」であり、その所有には多大な責任と楽しみが伴います。

アポロ:インテンサ・エモツィオーネ

■アポロ:インテンサ・エモツィオーネ

アポロ・インテンサ・エモツィオーネ(Apollo Intensa Emozione)は、ドイツの自動車メーカー、アポロ・アウトモビリが2018年に発表した限定生産のハイパーカーです。その名はイタリア語で「強烈な感情」を意味し、その名にふさわしい圧倒的な性能とデザインを備えています。

この車両は、6.3リッターV型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力780馬力、最大トルク760Nmを発揮します。0-100km/h加速はわずか2.7秒、最高速度は335km/hに達します。また、カーボンファイバー製のモノコックシャシーを採用し、車両重量はわずか1250kgと非常に軽量です。

エクステリアは、空力性能を追求したアグレッシブなデザインが特徴で、巨大な固定式リアウイングやリアディフューザー、バーティカルフィンなどが装備されています。これらの装備により、300km/hで走行時に1350kgのダウンフォースを発生させ、卓越した走行安定性を実現しています。

インテリアには、レーシングカーさながらのコックピットが広がり、ドライバーを中心とした設計が施されています。高品質な素材と精緻な仕上げにより、スポーティさとラグジュアリーさを兼ね備えた空間が提供されています。

生産台数はわずか10台に限定されており、価格は約3億円とされています。この希少性と圧倒的な性能から、世界中の自動車愛好家やコレクターから高い注目を集めています。

アポロ・インテンサ・エモツィオーネは、現代の自動車技術とデザインの粋を集めた究極のハイパーカーとして、その存在感を放っています。

アストンマーティン:V12 スピードスター

■アストンマーティン:V12 スピードスター

アストンマーティン「V12スピードスター」は、エレガンスとパワーが融合した究極の限定モデルで、アストンマーティンのビスポーク部門「Q by Aston Martin」が手掛けた傑作です。1959年のル・マンを制した「DBR1」と、2013年の「CC100スピードスター・コンセプト」からインスピレーションを受け、伝統と革新が凝縮されたデザインが特徴です。

車体はカーボンファイバー製で、ルーフもフロントウィンドウも存在しないスピードスター特有のフォルムが独特な存在感を放ちます。フロントの伝統的な凸型グリルやボンネットの「ノストリル」と呼ばれるデザインエレメントが、クラシックとモダンを美しく融合させています。

心臓部には5.2リッターV型12気筒ツインターボエンジンが搭載され、最高出力700馬力、最大トルク753Nmという驚異のパフォーマンスを発揮。0-100km/h加速はわずか3.5秒で、最高速度は318km/hに達します。このスピードとパワーは、オープントップの車体と相まってドライバーに究極のエモーションを提供します。

生産台数は世界でわずか88台、価格は約1億600万円と、希少性と贅沢さが際立ちます。さらに、2021年には「DBR1」をオマージュした特別仕様「DBR1カスタム」も発表され、コレクターやカーマニアから熱い視線が注がれています。

「V12スピードスター」は、アストンマーティンの伝統と最新技術が見事に融合した、まさに走る芸術品です。風と一体になるドライビング体験は、ただのスピードではなく、アストンマーティンが提供する特別な時間そのものです。

アストンマーティン:ヴァルハラ

■アストンマーティン:ヴァルハラ

アストンマーティン・ヴァルハラは、同社初のミッドエンジン・ハイブリッド・スーパーカーとして、卓越したパフォーマンスと先進技術を融合させたモデルです。フォーミュラ1®で培われたシャーシ、エアロダイナミクス、エレクトロニクスの専門知識を活かし、ドライバー中心の体験を提供します。

パワートレインには、4.0リッターV型8気筒ツインターボエンジンと2基の電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムを採用し、システム合計出力は1,012PSを発揮します。0-100km/h加速はわずか2.5秒、最高速度は350km/hに達します。また、EVモードでは最高速度130km/hで約15kmの走行が可能です。

ボディ構造は、専用設計のカーボンファイバー製タブを中心に構築され、軽量かつ高剛性を実現しています。フォーミュラ1®スタイルのプッシュロッド・フロントサスペンションやアダプティブダンパーを備え、公道およびサーキットで卓越したパフォーマンスを発揮します。

エクステリアは、アストンマーティンの美しいフォルムと先進的なエアロダイナミクスを融合させたデザインが特徴です。カーボンファイバー製ボディパネルやアクティブ・リアウィング、特徴的なルーフスクープなどが採用され、機能性と美しさを兼ね備えています。

インテリアは、ドライバー中心の設計で、フォーミュラ1®にヒントを得たドライビングポジションを採用しています。新しい革新的なアストンマーティンHMIシステムが搭載され、センタータッチスクリーン・インフォテインメントディスプレイやフルデジタル・ドライバーインフォメーションクラスターが含まれ、Apple CarPlay®やAndroid Auto™、コネクテッドカー機能に対応しています。

ヴァルハラは、アストンマーティンの技術とデザインの粋を集めたスーパーカーであり、限定生産999台の希少性も相まって、高い注目を集めています。

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アストンマーティン:ヴァリアント

■アストンマーティン:ヴァリアント

アストンマーティンの「ヴァリアント」は、同社のビスポーク部門「Q by Aston Martin」が手掛けた、世界限定38台の特別モデルです。この車両は、F1ドライバーのフェルナンド・アロンソ選手の要望から生まれ、サーキット走行に特化しながらも公道走行が可能な設計となっています。

ベースとなった「ヴァラ(Valour)」は、アストンマーティン創業110周年を記念して110台限定で生産されたモデルであり、ヴァリアントはその軽量化とレーシングカーの要素をさらに強化したバージョンです。5.2リッターV12ツインターボエンジンを搭載し、最高出力745馬力、最大トルク753Nmを発揮します。6速マニュアルトランスミッションとの組み合わせにより、ドライバーに純粋な運転の喜びを提供します。

エクステリアは、カーボンファイバー製のボディに大型のフロントスプリッターやリアウィングを装備し、空力性能とダウンフォースを最適化しています。インテリアには、特注のレカロ製シートや露出したギアリンケージなど、レーシングカーを彷彿とさせるデザインが施されています。

ヴァリアントは、アストンマーティンの伝統と最新技術を融合させた究極のスポーツカーであり、その希少性と高性能から、自動車愛好家やコレクターから高い注目を集めています。

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ブガッティ:シロン

■ブガッティ:シロン

ブガッティ・シロンは、究極のパフォーマンスと美しさを追求したハイパーカーで、わずか500台の限定生産という希少性も相まって、自動車愛好家の夢といえる存在です。このモデルは、かつてのレーシングドライバー、ルイ・シロンにちなんで命名され、ブランドのアイコンとして世界にその名を刻みました。

その心臓部には、8.0リッターW16クワッドターボエンジンが搭載され、1,500馬力、最大トルク163.2kgmという驚異的なパワーを発揮。0-100km/h加速はわずか2.4秒、最高速度はリミッター作動時でも420km/hに達し、2019年にはプロトタイプが490.484km/hという驚異的なスピードを記録し、市販車初の300mph(約482.8km/h)超えを達成しました。

シロンのデザインは、ブガッティの伝統的なエレガンスを継承しつつ、空力性能と冷却効率が徹底的に追求されています。特徴的な馬蹄形グリル、ルーフからリアエンドにかけての流れるようなセンターライン、そしてエットーレ・ブガッティのサインをモチーフにした「Cライン」が、強烈な存在感を演出しています。

シロンにはいくつかのバリエーションが存在し、スポーツ性能をさらに磨いた「シロン・スポーツ」、ハンドリング性能を重視した「シロン・ピュアスポーツ」、さらなる高速性能を追求した「シロン・スーパースポーツ」などが用意されています。それぞれが独自の個性を持ちながら、ブガッティのスピリットと革新性を体現しています。

ブガッティ・シロンは、圧倒的なパワーとスピード、そして美しさを兼ね備えた、まさに「走る芸術品」。その存在は、自動車界の頂点に位置し、見る者すべてを魅了し、ドライバーには究極のドライビング体験を提供します。

ブガッティ:トゥールビヨン

■ブガッティ:トゥールビヨン

ブガッティ「トゥールビヨン」は、同社の最新ハイパーカーであり、卓越した性能と革新的なデザインを融合させた究極の一台です。その名は高級時計の複雑機構「トゥールビヨン」に由来し、精密さと美しさを象徴しています。

エンジンには、8.3リッターの自然吸気V型16気筒エンジンを搭載し、1,000馬力を発揮します。さらに、3基の電動モーター(フロントに2基、エンジンとトランスミッションの間に1基)を組み合わせることで、システム全体で1,800馬力を実現しています。このハイブリッド構成により、0-100km/h加速はわずか2秒、0-200km/h加速は5秒以下、0-400km/h加速は約25秒という驚異的なパフォーマンスを誇ります。

デザイン面では、ブガッティの伝統的な要素を継承しつつ、最新のエアロダイナミクスを取り入れた流麗なボディラインが特徴です。フロントには大型の馬蹄形ラジエーターグリルを備え、全体的に低く構えたプロポーションが力強さを強調しています。リアには、カーボン製ディフューザーや特徴的なライトストリップが配置され、機能美と先進性を融合させています。

インテリアは、高級素材と精緻なクラフトマンシップによって仕上げられた空間が広がります。シートは固定式で、ペダルボックスの調整によりドライバーに最適なポジションを提供します。また、ステアリングホイールと一体化したサファイアガラスで覆われた3つの丸型計器が配置され、伝統と革新が融合したデザインとなっています。

価格は基本価格で380万ユーロ(約6億4,800万円)とされ、限定250台の生産予定ながら、すでに全てが完売しています。納車は2026年から開始される予定です。

ブガッティ「トゥールビヨン」は、伝統と革新、性能と美学を極限まで追求したハイパーカーであり、自動車工学の芸術品とも言える存在です。

フェラーリ:F80

■フェラーリ:F80

フェラーリF80は、2024年10月に発表された最新のハイブリッドハイパーカーで、同社の80周年を記念する特別モデルです。この車両は、フェラーリのレーシング技術と最先端のハイブリッドシステムを融合させ、圧倒的なパフォーマンスと革新的なデザインを実現しています。

パワートレインには、3.0リッターV型6気筒ツインターボエンジンと3基の電動モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載し、総出力は1,200馬力に達します。これにより、0-100km/h加速はわずか2.15秒、最高速度は350km/hを誇ります。

デザイン面では、フェラーリの伝統的な美しさと先進的な空力性能を融合させたスタイルが特徴的です。特に、1,800mmに及ぶ大型ディフューザーやアクティブエアロダイナミクスシステムを採用し、高速域での安定性とコーナリング性能を向上させています。

F80は、限定799台の生産が予定されており、価格は約3.9百万ドル(約5億9,000万円)とされています。既に全ての生産枠が完売しており、その希少性と高性能から、自動車愛好家やコレクターから高い注目を集めています。

このモデルは、フェラーリのレーシング部門で培われた技術を惜しみなく投入しており、F1マシンからの技術移転や、ル・マン24時間レースでの経験が反映されています。また、最新のハイブリッドシステムやエネルギー回生技術を採用し、環境性能と走行性能の両立を図っています。

フェラーリF80は、同社の80年にわたる歴史と技術の集大成として、スーパーカーの新たな基準を打ち立てるモデルとなっています。その圧倒的な性能、美しいデザイン、そして限定生産による希少性から、今後も高い評価を受け続けることでしょう。

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ケーニグセグ:ジェスコ

■ケーニグセグ:ジェスコ

ケーニグセグ・ジェスコは、スウェーデンの自動車メーカー、ケーニグセグが開発したハイパーカーで、同社創立25周年を記念して2019年のジュネーブ・モーターショーで初公開されました。このモデルは、前作「アゲーラ」の後継として位置づけられ、さらなる高性能と革新的な技術を備えています。

ジェスコは、5.0リッターV型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、通常のハイオクガソリン使用時には1,298馬力、エタノール混合燃料「E85」使用時には1,625馬力を発揮します。最大トルクは153kgf·mに達し、圧倒的な加速性能を実現しています。

トランスミッションには、ケーニグセグ独自開発の「ライト・スピード・トランスミッション(LST)」と呼ばれる9速マルチクラッチトランスミッションを採用し、わずか20ミリ秒での変速を可能としています。これにより、シームレスで迅速なギアチェンジが実現され、ドライバーに一体感のある走行体験を提供します。

エアロダイナミクスにも注力されており、フロントには大型のカーボン製スプリッター、リアにはブーメラン型ウィングを装備し、250km/h走行時に800kg、最大で1,400kgのダウンフォースを発生させます。これにより、高速域での安定性とコーナリング性能が大幅に向上しています。

ジェスコには、最高速度の追求に特化した「ジェスコ・アブソリュート」というバリエーションも存在し、空力性能をさらに最適化することで、理論上の最高速度531km/hを目指しています。このモデルは、ケーニグセグの技術力と革新性を象徴する一台となっています。

ケーニグセグ・ジェスコは、限定125台の生産が予定されており、その圧倒的な性能と先進的な技術から、世界中の自動車愛好家やコレクターから高い注目を集めています。日本国内でも、実業家の前澤友作氏が1台をオーダーしていることが報じられています。

ランボルギーニ:インヴェンシブル

■ランボルギーニ:インヴェンシブル

ランボルギーニ・インヴェンシブルは、2023年2月に発表された、ランボルギーニのV12自然吸気エンジンを搭載した最後のワンオフモデルです。この特別なクーペは、同時に発表されたロードスターの「オーテンティカ」とともに、ランボルギーニの象徴的なV12エンジンへのオマージュとして制作されました。

インヴェンシブルは、6.5リッターV型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力780馬力、最大トルク720Nmを発揮します。7速ISR(インディペンデント・シフティング・ロッド)トランスミッションと組み合わせることで、0-100km/h加速は2.8秒、最高速度は355km/hに達します。

デザイン面では、ランボルギーニのデザインスタジオ「チェントロ・スティーレ」が手掛け、歴代の名車である「セストエレメント」や「ヴェネーノ」からインスピレーションを受けています。フロントとリアには六角形のモチーフが強調され、エクストリームなエアロダイナミクスが特徴的です。ボディカラーはロッソエフェスト(赤)で、カーボンファイバーのディテールとロッソマーズのブレーキキャリパーがアクセントとなっています。

インテリアは、シンプルでクリーンなラインが特徴で、3Dプリントされたエアベントやカーボンファイバー製のフレームが採用されています。また、ドライバーに必要な情報のみを表示するシンプルなインターフェースが備えられています。

ランボルギーニ・インヴェンシブルは、ブランドの象徴であるV12エンジンの集大成として、唯一無二の存在感を放つモデルです。その圧倒的なパフォーマンスと美しいデザインは、自動車愛好家やコレクターから高い評価を受けています。

ランボルギーニ:シアン

■ランボルギーニ:シアン

ランボルギーニ・シアンは、同社初のハイブリッドスーパーカーとして2019年に発表されました。「シアン」はボローニャ方言で「閃光」を意味し、その名の通り圧倒的なパフォーマンスと先進的な技術を備えています。

パワートレインには、6.5リッターV型12気筒自然吸気エンジンと48Vの電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを採用し、システム合計出力は819馬力に達します。0-100km/h加速はわずか2.8秒、最高速度は350km/hを超えます。特筆すべきは、リチウムイオンバッテリーではなく、スーパーキャパシタをエネルギー貯蔵に使用している点で、これにより軽量化と高効率なエネルギー供給を実現しています。

デザイン面では、1971年のカウンタックからインスピレーションを受けたシャープなラインと、Y字型のデイタイムランニングライトが特徴的です。また、リアには六角形のテールライトが配置され、ランボルギーニのデザインアイコンを継承しています。内装には、3Dプリント技術を用いたエアベントや、カーボンファイバーとアルカンターラを多用し、スポーティさと高級感を両立させています。

生産台数はクーペが63台、ロードスターが19台の限定生産で、いずれも発表と同時に完売しました。日本にはクーペが7台、ロードスターが2台納車されており、その希少性から国内外の自動車愛好家やコレクターから高い注目を集めています。

ランボルギーニ・シアンは、同社の伝統と革新を融合させたモデルであり、ハイブリッド技術と圧倒的なパフォーマンスを兼ね備えたスーパーカーとして、その存在感を放っています。

ランボルギーニの進化の軌跡!歴代名車から最新モデルまで詳しく紹介!
はじめにランボルギーニは、革新と情熱に満ちたスーパーカーの象徴的な存在です。1960年代に誕生した初代モデルから最新のハイブリッドモデルまで、その進化の軌跡は車好きにとって憧れの対象であり続けています。本記事では、ランボルギーニの歴代モデル...

マクラーレン:W1

■マクラーレン:W1

マクラーレンの最新ハイパーカー「W1」は、1992年の「F1」や2012年の「P1」の後継モデルとして、2024年10月に発表されました。このモデルは、マクラーレンの技術とデザインの粋を集めた究極のスーパーカーとして位置付けられています。

パワートレインには、4.0リッターV型8気筒ツインターボエンジンとエレクトリックモジュールを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムを採用し、システム合計で1,275馬力、最大トルク1,340Nmを発揮します。これにより、0-100km/h加速はわずか2.7秒、0-200km/hは5.8秒、0-300km/hは12.7秒未満という驚異的な加速性能を実現しています。

ボディはカーボンファイバー製のモノコック構造を採用し、車両重量を1,399kgに抑えています。また、F1マシンから着想を得たグラウンドエフェクト・エアロダイナミクスを採用し、高いダウンフォースと低ドラッグを実現しています。レースモードでは、車高がフロントで37mm、リアで17mm低下し、最大1,000kgのダウンフォースを生み出します。

内装は、ドライバー中心の設計が施され、最新のインフォテインメントシステムや高品質な素材が使用されています。また、レースモードへの切り替えやサスペンションの調整など、ドライバーの好みに合わせた設定が可能です。

生産台数は399台限定で、価格は約3億9,000万円からとされています。発表時点で既に全ての車両が完売しており、その希少性と高性能から、自動車愛好家やコレクターから高い注目を集めています。

マクラーレン「W1」は、同社のレーシングスピリットと最先端技術を融合させたモデルであり、スーパーカーの新たな基準を打ち立てる存在として評価されています。

スピードと美の共演!マクラーレン全モデル徹底解説!
はじめにスピードと美しさが共存するブランド、マクラーレン。その名を聞くだけで、誰もが心を躍らせるスーパーカーの代名詞です。F1で培われた技術、革新のデザイン、そして圧倒的な性能。そのすべてが、マクラーレンの車両に込められています。この記事で...

パガーニ:ユートピア

■パガーニ:ユートピア

パガーニ・ユートピアは、イタリアのスーパーカーメーカー、パガーニ・アウトモビリが2022年9月に発表した最新のハイパーカーです。同社の創立30周年を記念し、ゾンダ、ウアイラに続く第3世代モデルとして開発されました。

ユートピアは、メルセデスAMG製の6.0リッターV型12気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力864馬力、最大トルク112.2kgf·mを発揮します。トランスミッションは、7速マニュアルトランスミッション(MT)と7速セミオートマチックトランスミッション(AMT)の2種類から選択可能で、パガーニ車におけるMTの設定はゾンダ以来となります。

シャーシには、カーボンとチタンを組み合わせた複合材料「カーボチタニウム」や「カーボトライアックス」を採用し、高剛性と軽量化を実現しています。車両重量は1,280kgと非常に軽量で、優れたパワーウェイトレシオを誇ります。

デザイン面では、ゾンダやウアイラの要素を受け継ぎつつ、1950年代のスクーター「ベスパ」やスピードボート「リーバ」からインスピレーションを得たディテールが取り入れられています。内装は、アナログ式のメーターやアルミの無垢材から削り出されたステアリングホイールなど、クラシカルで高級感のある仕上がりとなっています。

ユートピアは、全世界限定99台の生産が予定されており、発表時点で既に完売が報じられています。ハイブリッド化や電動化といった現代のトレンドをあえて採用せず、軽量化とドライビングプレジャーを重視した純粋なエンジン車として開発されており、パガーニの理念を具現化したモデルといえます。

Wモーターズ:フェニア・スーパースポーツ

■Wモーターズ:フェニア・スーパースポーツ

Wモーターズのフェニア・スーパースポーツは、ドバイを拠点とする自動車メーカーが製造するハイパーカーで、2015年のドバイモーターショーで初公開されました。このモデルは、先代のライカン・ハイパースポーツの後継車として位置付けられています。

エンジンは、ドイツのRUFオートモービルが開発した3.8リッター水平対向6気筒ツインターボを搭載し、最高出力810馬力、最大トルク980Nmを発揮します。7速デュアルクラッチトランスミッションを介して後輪を駆動し、0-100km/h加速は2.7秒、最高速度は400km/hに達します。

ボディはカーボンファイバー製で、車両重量は1,350kgと軽量化されています。デザインは、フランス人デザイナーのアンソニー・ジャナルリ氏が手掛け、攻撃的で未来的なスタイルが特徴です。前方に開く「逆シザースドア」も独特の要素となっています。

生産台数は、ローンチエディションが10台、通常モデルが100台の限定生産とされています。日本市場にも導入されており、2022年には5台が納車される予定です。価格は約3.5億円と報じられており、その希少性と高性能から注目を集めています。

フェニア・スーパースポーツは、Wモーターズの技術力とデザイン力を結集したモデルであり、ハイパーカー市場において独自の存在感を放っています。

ゼンヴォ:オーロラ

ゼンヴォ:オーロラ

デンマークのハイパーカーメーカー、ゼンヴォ・オートモーティブは、最新モデル「オーロラ」を発表しました。このモデルは、ゼンヴォの新たなフラッグシップとして位置付けられ、圧倒的な性能と先進的な技術を融合させています。

オーロラは、6.6リッターV型12気筒クワッドターボエンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッドパワートレインを搭載し、システム合計で1,875馬力を発揮します。これにより、0-100km/h加速はわずか2.3秒、最高速度は450km/hに達します。

このモデルは、サーキット走行に特化した「アジル(Agil)」と、快適なグランドツーリングを重視した「トゥール(Tur)」の2つのバリエーションが用意されています。それぞれ50台ずつ、合計100台の限定生産となっており、2026年からデンマーク・プレストの本社工場で生産が開始される予定です。

オーロラのシャシーには、カーボンファイバーとチタンを組み合わせた「カーボチタニウム」や「カーボトライアックス」といった複合材料が採用され、高剛性と軽量化を実現しています。また、エアロダイナミクスにも注力されており、フロントには大型のカーボン製スプリッター、リアにはブーメラン型ウィングを装備し、250km/h走行時に800kg、最大で1,400kgのダウンフォースを発生させます。

内装は、ドライバー中心の設計が施され、最新のインフォテインメントシステムや高品質な素材が使用されています。また、レースモードへの切り替えやサスペンションの調整など、ドライバーの好みに合わせた設定が可能です。

ゼンヴォ・オーロラは、同社のレーシングスピリットと最先端技術を融合させたモデルであり、スーパーカーの新たな基準を打ち立てる存在として評価されています。

メルセデス AMG:ONE

■メルセデス AMG:ONE

メルセデスAMG ONEは、F1マシンの魂を公道に解き放った究極のハイパーカーです。この革新的なモデルは、F1技術を余すことなく注ぎ込み、メルセデスAMGが開発した世界に275台のみの限定車で、その名はエキゾチックカー愛好家やコレクターの間で熱い注目を集めています。

AMG ONEの心臓部には、1.6リッターV型6気筒ターボエンジンと4基の電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムが搭載され、驚異の1063馬力を発揮します。0-100km/h加速はわずか2.9秒、最高速度は352km/hと、ロードカーの枠を超えたパフォーマンスが実現されており、この力強さでニュルブルクリンク北コースのラップタイムで市販車初の6分30秒の壁を突破し、6分29秒090という驚異の記録を達成しました。

エアロダイナミクスは、F1車両からインスパイアされた最先端技術を駆使し、ドラッグリダクションシステム(DRS)やアクティブエアロが車体に組み込まれ、時速300kmを超える走行でも究極の安定性を発揮します。また、インテリアにはレーシングカーの要素が取り入れられている一方、快適性も考慮された豪華な空間が広がり、ドライビングの興奮とラグジュアリーを同時に楽しむことができます。

AMG ONEは、メルセデスの技術革新とレーシングスピリットが凝縮された至高のモデルであり、手にする者には公道を疾走するF1マシンの圧倒的なパワーと興奮を体感させます。その独自性と稀少性により、今後も語り継がれる一台となることでしょう。

革新と伝統の軌跡!メルセデス・ベンツの歴史と時代を彩る象徴的モデルたち
はじめにメルセデス・ベンツは、120年以上にわたり世界中で高級車ブランドとしての地位を築いてきた自動車メーカーです。その歩みは、自動車そのものの誕生から始まり、時代を超えた技術革新とラグジュアリーの象徴として進化してきました。本記事では、メ...

さいごに

「億を超えるスーパーカーは、単なる乗り物以上に、所有者にとって特別な存在です。

その美しさ、技術、希少性は、手に入れる価値をさらに高めています。

もちろん多くの方にとっては夢の存在かもしれませんが、その魅力を知ることで、普段の車との違いを感じられるはずです。

少しでもスーパーカーの世界に興味を持っていただければ幸いです。あなたの夢を刺激し続ける、憧れのスーパーカーたちに思いを馳せてみてください。

一度は乗ってみたい!世界の高級スポーツカー特集【37台】
はじめに輸入車の高級スポーツカーは、スピード、デザイン、技術の粋を結集した「走る芸術作品」とも言える存在です。その車体は見る者の心を奪い、エンジン音は胸を高鳴らせ、運転席に座るだけで特別な体験が始まります。フェラーリ、ポルシェ、ランボルギー...