はじめに
車を買いたいけれど、新車は高すぎる…そんなときに候補にあがるのが「中古車」です。
実際、中古車なら同じ車種でも大幅に安く購入できることもあり、コスパの良さが魅力です。しかし一方で、「状態が心配」「どこで買えばいいかわからない」といった不安の声も多く聞かれます。
そこでこの記事では、中古車のリアルなメリット・デメリットを徹底解説。
さらに、ディーラー・中古車専門店・ネット購入といった購入先ごとの違いや、中古車が向いている人・向いていない人の特徴まで、わかりやすくまとめました。
これから中古車購入を検討している方は、この記事を読むことで「自分にとって本当にお得な選択かどうか」が見えてくるはずです!
中古車を買うメリット
【メリット①】新車よりも価格が大幅に安い
中古車最大の魅力は、初期費用の安さです。車は新車登録直後から急激に価値が下がるため、同じ車種・グレードでも数年落ちなら数十万円〜100万円以上安くなるケースも珍しくありません。
たとえば、
- 新車価格:トヨタ アルファード 3.5L → 約600万円
- 3年落ち中古車:走行2万km → 約420〜450万円
といったように、新車とほぼ変わらない装備でも、大きな価格差があります。
【メリット②】豊富な選択肢から理想の車を選べる
中古車市場は、過去に販売されたあらゆる車種・グレード・カラー・オプション装備の車が流通しています。
新車のように「今販売されているラインナップ」だけではなく、すでに生産終了した希少車や、装備てんこ盛りの1台も選べるのが魅力。
「とにかく安く移動手段がほしい」「走行性能にこだわりたい」「この年式のモデルが好き」といったニッチな希望にも対応できます。
【メリット③】値落ちが緩やか=リセールに強い
新車は購入した瞬間に10〜20%程度価値が落ちると言われますが、中古車はすでに「落ち切った後」の価格帯。
たとえば、5年落ちで買った車はさらに数年経っても値段が大きく落ちづらく、リセールバリューが安定しています。
再販時の損失が小さく済むため、ライフスタイルの変化に合わせて乗り換えもしやすいという利点があります。
【メリット④】オプション装備が“おまけ感覚”で手に入る
ナビ、ETC、バックカメラ、アルミホイール、ドライブレコーダーなど、オプション装備は新車購入時に追加すると数十万円の費用がかかります。
しかし中古車では、前のオーナーが装着していたオプションがそのままついてくる場合が多く、コストパフォーマンス抜群。
「全部入り」の車をお得に手に入れるチャンスです。
【メリット⑤】納車までが早い!
新車は注文から納車までに1〜3か月、人気モデルや輸入車だと半年以上待つこともありますが、中古車は在庫車を購入する形なので、書類や整備が整えば1〜2週間で納車も可能。
「今すぐ必要」「車が故障して急いでいる」といったニーズにも応えてくれるのが中古車です。
中古車を買うデメリット
ここまで読むと「中古車ってすごくお得じゃない?」と思うかもしれませんが、当然ながら注意点・リスクもあります。
以下では、中古車ならではのデメリットについても、具体的に見ていきましょう。
【デメリット①】車の状態が一定でない
中古車は一台一台の状態が異なるため、見た目は綺麗でも内部に不具合がある場合や、事故歴・修復歴がある車も存在します。
特に個人売買や無保証販売では、後から大きな修理費がかかる可能性もあるため、車両状態は必ず「第三者機関の検査済み」「整備記録簿あり」「修復歴なし」などを確認しましょう。
【デメリット②】メーカー保証が切れていることが多い
新車には通常3年または5年のメーカー保証がありますが、中古車はすでにその保証期間が終了していることが多いです。
販売店によっては独自保証(3か月〜1年)を付けていることもありますが、保証範囲が狭かったり、条件があったりする場合も。購入時には「保証の有無・内容」を必ず確認しましょう。
【デメリット③】色や装備に妥協が必要な場合も
中古車は「今ある在庫」から選ぶため、新車のようにカラー・内装・オプションを自由にカスタマイズできません。本命グレードがなかったり、色や装備が妥協点になる場合も。
とはいえ「探す楽しさ」があるのも中古車の醍醐味です。
【デメリット④】先進安全装備が非搭載の可能性
自動ブレーキ、車線逸脱警報、ACC(アダプティブクルーズコントロール)などの先進安全技術は、比較的新しい年式の車にしか搭載されていません。
「子どもを乗せる」「長距離運転が多い」など、安全重視の人は2018年以降のモデルを中心に選ぶのがおすすめです。
【デメリット⑤】中古車ローンは金利が高い傾向
新車購入時は低金利ローンやディーラー特別金利(1.9%など)が使えるケースもありますが、中古車は3〜9%程度の金利がかかることが多く、長期ローンになると支払総額が高くなるリスクもあります。
金融機関の比較や、一括購入の検討も選択肢に入れましょう。
まとめ:中古車は「費用対効果」と「選択の幅」を重視する人に最適!
中古車は、予算を抑えつつも理想の車に近づける非常にコストパフォーマンスの高い選択肢です。
ただし、デメリットやリスクを正しく理解し、信頼できる販売店・整備内容・保証条件などを慎重に見極めることが大切です。
迷ったときはこれをチェック!
- ✅ 車両状態のチェック(修復歴・走行距離・整備記録)
- ✅ 第三者機関の検査があるか
- ✅ 保証が付いているか
- ✅ 予算内で必要装備が整っているか
- ✅ 将来の売却価値も見据えた選択ができているか
中古車を買うなら「情報収集」と「信頼できる販売店選び」が成功のカギ。
自分のライフスタイルにぴったり合った一台を、ぜひ見つけてください!
中古車が向いている人とは?
中古車購入に向いているのは、以下のようなニーズや価値観を持った人です。
✅ コスパを重視する人
新車のように高額な支払いを避け、より少ない予算で満足度の高い車を手に入れたい人にとって中古車は理想的です。たとえば、同じ予算でも1クラス上の車に手が届くこともあります。
- 新社会人や若手世代
- 家計を大事にしたいファミリー層
- とりあえず安くクルマが必要な人
✅ すぐに車が必要な人
中古車は基本的に在庫販売のため、契約後すぐに納車が可能です。急に車が必要になった方や、生活・仕事で車が欠かせない方には最適です。
- 転勤や引っ越しで通勤手段が急に必要になった人
- 車が故障して買い替えを急いでいる人
- 子育てや介護などで急に送迎用の車が必要になった人
✅ 車に強いこだわりがある人
中古車市場には現行モデルだけでなく、生産終了モデルや希少グレード、MT車なども豊富です。「この年式のデザインが好き」「このグレードにしかない装備が欲しい」といったこだわり派にぴったり。
- スポーツカー・趣味性の高い車を探している人
- 過去に乗っていた思い出の車にもう一度乗りたい人
- マニュアル車・ターボ車などを探している人
✅ 中古車選びに慣れている・知識がある人
中古車選びには多少の知識と目利きが必要です。
整備履歴や車両状態をチェックできる人や、信頼できるショップ・保証付き販売を選べる人は、満足度の高い買い物ができます。
✅ 短期間で乗り換える予定の人
中古車は新車よりもリセールバリューの下落幅が小さいため、2~3年で売却・乗り換えを考えている人にとって経済的。
初期費用を抑えて、定期的に車を更新したい人には向いています。
中古車が向いていない人とは?
一方で、以下のような人には新車や認定中古車のほうが向いている場合もあります。
❌ 絶対に最新モデル・最新装備が欲しい人
自動運転支援・最新のインフォテイメントシステムなど、常に最新技術を搭載した車に乗りたい人には新車が向いています。
中古車は年式によって装備内容が大きく異なるため、満足できない可能性も。
❌ 自分で車の状態を判断できない人
車の整備状況や過去の使用履歴をチェックする知識がないと、見えない故障リスクを抱えることも。
そういった人は、新車または保証付き認定中古車を選ぶほうが安心です。
❌ 好きな色・仕様・装備にこだわりたい人
中古車は在庫から選ぶスタイルなので、カラーやグレードに妥協が必要になることもあります。
特定の色やフル装備仕様などを求める人は、新車でオーダーしたほうが満足度は高いです。
❌ 長期間、安心して乗りたい人
新車はメーカー保証が3~5年、長いものだと10年近くの延長保証もあります。
中古車はすでに保証が切れていることも多く、長く安心して乗りたい人は新車のほうが安心感が強いです。
❌ クルマにあまり興味がない人
車の状態や市場価格に詳しくない、そもそもあまりクルマに興味がない人は、中古車選びが難しく感じることも。
そういった方には、手厚いサポートのある新車ディーラーや、認定中古車が向いています。
まとめ:中古車は「柔軟性」と「賢さ」がカギ!
中古車は「お得に良い車を買いたい」「こだわりの条件に合う車がほしい」という人にとって非常に魅力的な選択肢です。
ただし、車の状態や保証面に不安がある場合は、「認定中古車」や「保証付き販売店」での購入をおすすめします。
✔ 予算を抑えたい
✔ 欲しい車がある程度決まっている
✔ すぐに車が必要
✔ カスタム済み・装備付き車に惹かれる
✔ 車選びに少し自信がある
これらに当てはまるなら、中古車はあなたにとってベストな選択かもしれません!
中古車を買うなら、主に以下の3つの購入先があります。
それぞれの特徴・メリット・デメリットを詳しく解説します。
中古車を買うならどこがいい?購入先別の違いを徹底比較!
① ディーラー系中古車(認定中古車)
特徴:自動車メーカーの正規ディーラーが販売している中古車。
「認定中古車」として、厳しい基準で整備・点検された車両が扱われています。
メリット
- 車両品質が高い(修復歴なし・整備記録あり)
- メーカー保証や延長保証が充実
- 最新モデルや低走行車が多い
- 下取りやメンテナンスも一貫して依頼できる
デメリット
- 価格がやや高め
- 在庫台数が少なく、選択肢が限られる
- 人気車種はすぐ売れる可能性も
向いている人
- 安心・信頼重視の人
- 長く乗りたい人
- 初めての中古車購入の人
② 中古車専門店(ガリバー、ビッグモーター、ネクステージなど)
特徴:全国規模で展開する中古車販売の専門店。
大量の在庫車両を抱えており、店舗間のネットワークで探してもらえるのも魅力。
メリット
- 価格が幅広く、掘り出し物も多い
- 店舗数が多く、相談しやすい
- 下取り・ローン・保証などトータルサポートあり
デメリット
- 車の状態にばらつきがある
- 担当者によって対応に差が出る
- 修復歴車なども扱っている場合がある
向いている人
- とにかく予算内で探したい人
- 豊富な選択肢から比較したい人
- 中古車に少し慣れている人
③ ネット購入(ズバット車販売、カーセンサー、グーネットなど)
特徴:オンラインで全国の中古車を比較・検索できるサービス。
スマホやPCで完結する購入スタイルが注目を集めています。
メリット
- 全国の在庫から探せる(地方に住んでいても選択肢が豊富)
- 価格比較や条件絞り込みがしやすい
- 非対面で購入まで可能(来店不要)
デメリット
- 実車確認ができないこともある
- 購入後の対応や保証が店舗ごとに異なる
- 画像と実物にギャップがある可能性
向いている人
- ネットに慣れている人
- 希少車やこだわり条件で探したい人
- 店舗に行く時間がない人
まとめ:あなたに合う購入先を選ぼう!
購入先 | 安心感 | 選択肢 | 価格帯 | 向いている人 |
ディーラー認定中古車 | ◎ | △ | 高め | 初心者・長く乗りたい人 |
中古車専門店 | ○ | ◎ | 幅広い | コスパ重視・比較好きな人 |
ネット購入 | ○ | ◎ | お得な車も | 忙しい人・レア車を探したい人 |
結論:どこで買うかは「信頼」と「目的」で選ぶべき!
「多少高くても安心を買いたい」ならディーラー、「安さと選択肢重視」なら中古車専門店、「全国からこだわりの一台を探したい」ならネット購入が向いています。

おすすめの中古車販売店
おすすめはズバット車販売です!
ズバット車販売は、「欲しい車をプロが探してくれる」中古車提案型サービスです。
中古車情報サイトのように自分で探すスタイルではなく、ユーザーの希望条件に合わせてプロの担当者が最適な車を探して提案してくれるのが大きな特長です。
サービスの仕組み
希望条件を入力(車種・予算・年式など)
プロのコンシェルジュが条件に合った車を探してくれる
提案された車を見て、気に入れば購入に進める
全国どこでも納車可能(自宅納車も可)
ズバット車販売の特長
特長 | 内容 |
希望条件に合った車を探してくれる | 車選びに迷っている人でも安心。相談ベースで最適な1台を提案してもらえる。 |
第三者機関の鑑定付き | 提案される車両は、修復歴や状態が明確な「鑑定済車両」なので安心。 |
しつこい営業電話がない | 提案車両は多くても2~3件、電話対応も丁寧と評判。 |
全国納車に対応 | 家にいながら全国から選べる&納車まで完結できる。 |
納車後の保証あり | 購入後のトラブルも安心。最長3年の延長保証も用意されている。 |
こんな人におすすめ!
「どんな中古車を選べばいいかわからない…」
「忙しくて店舗をまわる時間がない」
「ネットだけじゃ車の状態が不安」
「信頼できる車をプロに探してほしい」
利用料は無料!
ズバット車販売の利用は完全無料。
相談、車両提案、見積もりなどに一切費用はかからず、気に入った車があれば購入に進む形です。
利用の流れ(簡単4ステップ)
サイトで希望条件を入力(1分)
担当者からヒアリングの電話
条件に合う車を数台提案
納得できれば購入・契約へ

さいごに
中古車は、上手に選べば新車にはない魅力とお得感を手に入れられる選択肢です。
特に、予算を抑えたい人や短期間で乗り換える予定のある人には、コストパフォーマンスの面で非常に優れています。
一方で、状態の見極めや保証内容、購入先の信頼性といった注意点をしっかり押さえておかないと、あとで「失敗した…」と後悔するリスクもゼロではありません。
重要なのは、自分にとって何が優先か(価格・安心感・装備など)を明確にすること。
そして、信頼できる販売店やサービスを選ぶことです。
この記事で紹介した情報を参考にしながら、あなたにぴったりの一台を見つけてくださいね!