【2026年版】車検費用はいくら?内訳・相場・依頼先別に解説

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※車両情報(スペック、価格など)はフルモデルチェンジや改良などにより、記事執筆時と現在では異なる可能性があります。詳しくは各社HPにてご確認下さい。

スザク

元車買取店勤務。業者オークション相場をもとにした査定・買取の実務経験があり、これまで国産車・輸入車・旧車・カスタムカーなど多数の車を所有してきました。カーテキストでは、実体験と客観的な情報をもとに、車の売却・買い替え・中古車購入で損しないための判断材料を発信しています。

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結論|車検費用は約5万~15万円が目安

車検費用を確認するイメージ

車検費用の目安は、軽自動車で約5万~10万円、普通乗用車で約7万~15万円です。

ただし、車両重量、年式、依頼先、交換する部品によって総額は大きく変わります。

車検費用は、自賠責保険料や自動車重量税などの「原則として削れない費用」と、車検基本料・整備費・部品代などの「比較できる費用」に分かれます。

安くするために必要な整備まで断るのではなく、見積書の内容を確認し、複数の依頼先を同じ条件で比較することが大切です。

※記事内の金額は一般的な目安です。実際の費用は車両状態、地域、店舗、整備内容によって異なります。

車種別の車検費用相場

車検費用の相場を比較するイメージ

車検費用の大まかな目安は次のとおりです。

車の種類 車検費用の目安
軽自動車 約5万~10万円
コンパクトカー 約6万~12万円
普通乗用車 約7万~15万円
ミニバン・SUV 約8万~18万円
輸入車 約10万~20万円以上

上記は、法定費用、車検基本料、一般的な点検・整備を含む大まかな目安です。

年式が古い車や走行距離が多い車、専用部品が必要な輸入車・高性能車は、交換部品や工賃によって目安を上回ることがあります。

広告に表示された基本料金だけで判断せず、実車を確認したあとの支払総額で比較しましょう。

車検費用の内訳は3種類

車検費用の内訳を確認するイメージ

車検費用は、大きく「法定費用」「車検基本料」「整備費用・部品交換代」の3種類に分かれます。

費用の種類 主な内容 節約の考え方
法定費用 自賠責保険料・自動車重量税・検査手数料 原則として削れない
車検基本料 点検、検査、申請代行など 店舗やプランを比較する
整備費・部品代 工賃、消耗品、修理部品など 必要性と交換時期を確認する

法定費用

法定費用は、自賠責保険料、自動車重量税、検査手数料・印紙代です。

車種や重量などによって金額は変わりますが、同じ条件なら、どの店舗へ依頼しても原則として大きく変わりません。

車検基本料

車検基本料は、24か月定期点検、測定・検査、車検手続きの代行などにかかる費用です。

名称や含まれる作業は店舗によって異なるため、車検基本料は依頼先による価格差が出やすい比較項目です。

整備費用・部品交換代

点検で不具合や劣化が見つかり、部品交換や修理が必要になった場合に発生します。

タイヤ、バッテリー、ブレーキ部品などを交換すると、車検の総額が高くなります。

2026年時点の法定費用

車検の法定費用を確認するイメージ

法定費用は、契約期間、車種、車両重量、経過年数、エコカー減税の適用状況、申請方法などで変わります。

ここでは、自家用乗用車を中心に2026年時点の金額を紹介します。

自賠責保険料

自賠責保険は、すべての車に加入が義務付けられている保険です。

離島と沖縄県を除く自家用乗用車の24か月契約は、17,650円です。軽自動車や契約期間が異なる場合は金額も変わります。

自動車重量税

自動車重量税は、車両重量、初度登録からの経過年数、エコカー減税の適用状況によって決まります。

次の表は、エコカー減免が適用されない自家用乗用車における2年分の目安です。

車両重量 13年未満 13年超 18年超
0.5トン以下 8,200円 11,400円 12,600円
1.0トン以下 16,400円 22,800円 25,200円
1.5トン以下 24,600円 34,200円 37,800円
2.0トン以下 32,800円 45,600円 50,400円

エコカーは税額が軽減または免除される場合があります。

正確な税額は、車検証を用意して国土交通省の「次回自動車重量税額照会サービス」で確認してください。

検査手数料・印紙代

2026年4月1日から、自動車検査の法定手数料が改定されました。

指定整備工場が窓口で継続検査を申請する場合、普通車・軽自動車の手数料は2,100円です。

ユーザー車検などの持込検査は、車種や申請方法によって金額が異なります。

車検の依頼先による費用と特徴の違い

車検の依頼先を比較するイメージ

車検の依頼先には、それぞれ異なる強みがあります。

高い依頼先が常に過剰整備とは限らず、安い依頼先が必ずお得とも限りません。

依頼先 向いている人 確認したい点
ディーラー メーカー固有の診断や保証を重視する人 予防整備の範囲、部品の選択肢
車検専門店 料金と所要時間の分かりやすさを重視する人 基本料に含まれる作業、追加料金
認証・指定整備工場 車の状態に合わせて相談したい人 見積もりの内訳、保証、代車
カー用品店・ガソリンスタンド 身近な店舗で依頼したい人 整備体制、外注の有無
ユーザー車検 手続きと車両状態を自分で管理できる人 事前点検、平日の時間、再検査対応

保証、代車、部品の品質、次回点検まで含め、自分に必要な内容を選びましょう。

ディーラー車検

ディーラーは、そのメーカーの車に詳しく、専用診断機や純正部品を使用した整備を受けやすいのがメリットです。

予防整備を広めに提案する場合があるため、今回必要な整備と今後必要になる整備を分けて確認しましょう。

車検専門店

料金体系が比較的分かりやすく、短時間で車検が完了する店舗もあります。

基本料金だけでなく、法定費用や追加整備を含む支払総額を確認してください。

カー用品店・ガソリンスタンド

普段利用している店舗へ相談しやすく、ポイントや割引を使える場合があります。

実際にどこで整備するのか、外注の有無、保証の範囲も確認しましょう。

整備工場

地域の整備工場では、車両状態や予算について相談しながら整備内容を決められます。

輸入車や旧車など、特定の車に詳しい工場もあります。

ユーザー車検

自分で運輸支局などへ車を持ち込むため、代行手数料を抑えられる可能性があります。

ただし、予約、書類準備、検査、再検査への対応が必要です。

車検に合格することと、点検・整備が十分に行われていることは別です。点検整備を省く方法として考えないでください。

車検費用を安全に抑える5つの方法

車検費用を抑える目的は、必要な整備を省くことではありません。

法定費用以外の部分を比較し、不要な項目を外しながら、安全に必要な整備を残します。

同じ条件で2~3社から見積もりを取る

車種、年式、走行距離、希望する整備範囲を各社へ同じように伝えます。

条件が違う見積書を比べても、店舗間の料金差を正確に判断できません。

法定費用を含む支払総額で比較する

基本料金や割引額だけではなく、法定費用、整備費、部品代、代行手数料を含めた総額で比較します。

早期予約やWeb予約の割引があっても、追加料金を含めた最終金額が安いとは限りません。

整備を「今回必須・近いうち・任意」に分ける

交換を提案された部品は、今回交換しないと車検に通らないのか、近いうちに必要なのか、任意の予防整備なのかを確認します。

「今回交換しないと車検に通りませんか」と質問すると、必須整備と推奨整備を分けやすくなります。

ブレーキ、タイヤ、灯火類など安全に関わる整備は、費用だけを理由に自己判断で先送りしないでください。

交換理由・部品代・工賃を確認する

「一式」という見積もりでは、何に費用がかかっているのか判断しにくくなります。

部品名、劣化状態、測定値、交換理由、部品代、工賃を分けてもらいましょう。

追加整備は連絡を受けてから依頼する

車を預ける前に、追加整備が発生する条件と連絡方法を確認します。

追加作業は、金額と必要な理由の説明を受け、納得してから進めてもらいましょう。

車検の見積もりはこの順番で比較する

車検の見積書を比較するイメージ

複数の見積書を受け取ったら、次の順番で確認すると比較しやすくなります。

  1. 車検証と整備記録簿を用意する
  2. 同じ条件で2~3社へ見積もりを依頼する
  3. 法定費用・基本料・整備費・付帯費用に分ける
  4. 追加整備を「今回必須・近いうち・任意」に分けてもらう
  5. 総額・保証・代車・所要日数を比較する
  6. 追加料金の連絡方法を決めてから依頼する

過去の交換履歴が分かる整備記録簿があれば、同じ部品を必要以上に早く交換するのを防ぎやすくなります。

車検当日の持ち物は、車検に必要なもの一覧で確認できます。

車検費用が高くなりやすい交換部品

車検時に複数の消耗品を交換すると、総額が大きくなります。

特に費用が高くなりやすい部品の目安は次のとおりです。

部品 交換費用の目安
バッテリー 約1万~5万円
タイヤ4本 約3万~15万円以上
ブレーキパッド 約1万~4万円
ドライブシャフトブーツ 約1万~3万円
ベルト類 約1万~5万円

金額は車種、部品の種類、交換範囲、工賃によって異なります。輸入車や高性能車ではさらに高くなる場合があります。

車検費用を払えないときの対処法

まずは整備工場へ、今回必須の整備と、時期を調整できる整備を分けてもらいます。

店舗によってはクレジットカードや分割払いを利用できますが、法定費用は現金払いのみの場合があります。申し込む前に支払方法を確認してください。

車検切れの車を公道で運転してはいけません。支払いが難しい場合も、有効期限を過ぎる前に店舗へ相談しましょう。

車検費用が高額で買い替えを考える場合も、金額だけで即決せず、今後乗る予定の年数、修理歴、現在の車の価値、次の車の購入費用を比較します。

車検費用に関するよくある質問

車検費用や受検時期について、よくある疑問へ回答します。

車検はどこで受けるのが一番安い?

一般的には、自分で検査を受けるユーザー車検が安くなりやすい方法です。

ただし、点検、書類、予約、検査対応を自分で行う必要があるため、手間や安全性も含めて専門店や整備工場と比較してください。

見積もりだけでも料金はかかる?

無料の店舗が多いものの、分解点検などを伴う場合は料金が発生することがあります。

予約時に、見積もり料金とキャンセル条件を確認しましょう。

車検費用はクレジットカードで払える?

対応は店舗によって異なります。

整備費用はカード払いが可能でも、法定費用は現金払いとなる場合があります。

車検はいつから受けられる?

2025年4月1日以降は、車検証の有効期間満了日の2か月前から満了日までに受検すると、残っている有効期間を失わずに更新できます。

年度末は混雑しやすいため、早めに予約しておきましょう。

車検費用が20万円を超えたら買い替えるべき?

20万円を超えたという理由だけで、すぐ買い替える必要はありません。

整備内容、あと何年乗る予定なのか、今後の修理費、現在価値、買い替え費用を比較して判断します。

大切なのは「20万円かかったか」ではなく、その費用を払って今の車へあと何年乗りたいかです。

今回の見積もりに高額な修理が含まれている場合は、高額修理と買い替えを判断する基準も参考にしてください。

法定費用は公式情報で確認しよう

自賠責保険料、重量税、検査手数料は制度改定によって変わることがあります。

正確な金額は、車検証と見積書を用意し、次の国土交通省の公式情報で確認してください。

まとめ|見積もりの内訳と必要な整備を比較しよう

車検費用は、軽自動車で約5万~10万円、普通乗用車で約7万~15万円が一つの目安です。

ただし、実際の総額は車種、重量、年式、依頼先、交換部品によって変わります。

必要な整備を残しながら費用を抑えるには、2~3社へ同じ条件で見積もりを依頼し、法定費用を含む支払総額と整備内容を比較することが重要です。

近くの対応店舗を探す場合は、ニコニコ車検を見積もり候補の一つとして確認できます。

申し込む前に、法定費用、追加整備、代車、支払方法、キャンセル条件を確認してください。

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