はじめに
「もう動かない車だからお金にはならない」「廃車にするなら処分費がかかる」
そう思っていませんか?
実は今、廃車にするはずの車でも“買取”してもらえるケースが増えています。
車検切れの車、長年放置している車、事故車や不動車でも、条件次第では0円どころかお金が戻ってくることもあります。
ただし、廃車買取は業者選びを間違えると損をしやすい分野でもあります。
レッカー代や手続き費用がかかったり、本来もらえるはずの還付金が含まれていなかったりするケースも少なくありません。
この記事では、
廃車買取の仕組み
損しないための注意点
廃車買取おすすめサービスの選び方
を、初めての人でも迷わないようにわかりやすく解説します。
「できるだけ手間をかけず、少しでもお得に車を手放したい」方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
廃車買取とは?おすすめされる理由をわかりやすく解説

廃車買取とは、「もう乗れない・乗らない車」を廃車手続き込みで引き取ってもらい、車の価値に応じて“買取金額”を受け取れるサービスです。
「古い車=0円」と思われがちですが、廃車にする車でも価値が出るケースは多く、手続きや引き取りもまとめて任せられるため、廃車の方法としておすすめされやすいのが特徴です。
1:廃車買取の基本的な仕組み
廃車買取は、ざっくり言うと次の流れで成り立っています。
- ① 車の情報を伝える(車種・年式・走行距離・状態など)
- ② 引き取り(自走できない車でもレッカーで回収)
- ③ 廃車手続き(抹消登録など)を代行してくれることが多い
- ④ 車の価値に応じて買取金額が出る(または還付金の案内がある)
ポイントは、廃車買取業者は車を「そのまま中古車として売る」だけでなく、部品・金属資源・輸出など複数のルートで価値を生み出せることです。そのため、動かない車や古い車でも“値段がつく可能性”があります。
2:ディーラーや解体業者との違い
廃車をお願いできる相手は複数ありますが、対応や費用の考え方が違います。
ディーラー(下取り・引き取り)
- 新車購入とセットで引き取るケースが多い
- 「処分費用」が見積りに入ることがある
- 廃車が目的というより“乗り換え前提”になりやすい
- 古い車・不動車は値段がつきにくいことも
解体業者(スクラップ)
- 解体は専門だが、一般ユーザーが直接頼むと
- 手続きは別途必要
- 引き取りは有料のことがある
- 費用の説明がわかりにくい場合も
- 買取というより「処分」が中心になりやすい
廃車買取サービス
- 廃車手続きと引き取りがセットになっていることが多い
- レッカー代・手数料が無料の条件を提示している会社も多い
- パーツや資源、輸出まで含めて査定するため値段がつきやすい
- 「費用をかけずに手放して、できれば少しでもお金にしたい」人と相性が良い
つまり、廃車買取は「処分」ではなく、価値を見つけて買い取る発想が強いのが違いです。
3:なぜ「廃車=お金がもらえる」のか
廃車でもお金がもらえる理由は、大きく分けて3つあります。
1)部品(パーツ)として価値がある
事故車や故障車でも、エンジン・ミッション・ライト・ドア・ナビなど、使える部品は残ります。
人気車種や流通量の多い車ほど、中古パーツ需要があり、価値が出やすいです。
2)鉄やアルミなど“資源”として売れる
車は金属のかたまりなので、解体後に資源として再利用できます。
車の重さや金属相場の影響を受けますが、スクラップとして最低限の価値が出ることがあります。
3)海外輸出ルートで価値が出ることがある
日本では古く見える車でも、海外では需要があるケースがあります。
年式が古い、走行距離が多い車でも、国や地域によっては価値が残ることがあり、廃車買取業者が輸出ルートを持っていると価格がつきやすくなります。
加えて、もう1つ大事なのが還付金です。
廃車(抹消登録)にすると条件次第で、
- 自動車税(種別割)の残り
- 重量税の残り(車検残ありの場合)
などが戻ることがあります。
業者によっては「買取金額に含む」「別で案内する」など扱いが違うため、ここが比較ポイントになります。
廃車買取で損しないためのポイント

廃車買取は便利なサービスですが、内容をよく確認せずに進めてしまうと「本来もらえたはずのお金を逃す」ことがあります。
ここでは、初めてでも失敗しにくいように、必ず押さえておきたい3つのポイントをわかりやすく解説します。
1:レッカー代・手数料が無料か確認する
廃車買取でまず確認したいのが、引き取りにかかる費用が本当に無料かどうかです。
一見「無料引き取り」と書かれていても、
- レッカー代が条件付き
- 書類手続き代が別途必要
- エリア外だと費用がかかる
といったケースがあります。
特に注意したいのは、車が動かない場合です。
不動車・事故車・車検切れの車は、自走できないためレッカー移動になります。
このときに数万円の費用がかかると、せっかくの買取金額が相殺されてしまうこともあります。
確認するべきポイントは以下の3つです。
- レッカー代は完全無料か
- 手続き代行費用(抹消登録など)は無料か
- 追加費用が発生する条件はあるか
「あとから請求されないか」を事前に聞いておくことで、無駄な出費を防げます。
2:還付金(自動車税・重量税)の扱い
廃車買取で意外と見落とされがちなのが、還付金の扱いです。
車を廃車(抹消登録)すると、条件次第で次のようなお金が戻る可能性があります。
- 自動車税(種別割):年度途中で廃車にした場合、残り月分
- 重量税:車検が残っている場合、残存期間分
ここで重要なのは、還付金が誰のものになるのかという点です。
業者によって対応はさまざまで、
- 買取金額に最初から含まれている
- 還付金は業者側の取り分になっている
- 後日、別で振り込まれる
といった違いがあります。
「買取金額が高いと思ったら、還付金込みだった」というケースもあるため、
- 買取金額と還付金は別か
- それぞれいくらになるのか
をはっきりさせておくことが大切です。
特に車検が長く残っている車は、還付金だけで数万円になることもあるため、確認するだけで損を防げます。
3:1社だけで決めない重要性
廃車買取は「どうせ同じ」と思われがちですが、業者によって条件や金額に差が出やすい分野です。
その理由は、
- パーツの販路が違う
- 海外輸出ルートを持っているかどうか
- 地域や在庫状況による評価の違い
など、業者ごとに「車の価値の見方」が異なるからです。
1社だけで決めてしまうと、
- 本当は値段がつく車を0円で手放す
- 還付金を含めると他社の方が有利だった
といったケースも起こり得ます。
理想は、複数社に問い合わせて条件を比較することです。
金額だけでなく、
- 費用の有無
- 還付金の扱い
- 対応のわかりやすさ
も含めて比べることで、安心して依頼できます。
「廃車だから比較しても意味がない」と思わず、少し比べるだけで結果が変わるのが廃車買取です。
廃車買取おすすめサービスの選び方

廃車買取サービスはたくさんありますが、選び方を間違えると「無料だと思ったら費用がかかった」「説明が分かりにくく不安だった」といった失敗につながります。
ここでは、初心者でも判断しやすいように、おすすめサービスを選ぶ基準を3つに絞って詳しく解説します。
1:全国対応・無料引き取りは必須
まず最優先で確認したいのは、対応エリアと費用の条件です。廃車買取は「引き取り」と「手続き」がセットになりやすい反面、ここに費用差が出ます。
チェックすべきポイント
- 全国対応(または自分の地域が確実に対象)か
- レッカー引き取りが無料か(不動車でも無料か)
- 抹消登録などの廃車手続き代行が無料か
- 追加費用が発生する条件が明確か(離島・山間部など)
特に注意したいのが「無料」の表現です。
サイト上では無料に見えても、実際は「自走できる車のみ無料」「一部地域は対象外」など条件が付くことがあります。
失敗しないコツ
問い合わせ時に、次のように確認するとズレが出にくいです。
- 「不動車ですが、引き取り費用は0円で間違いないですか?」
- 「手続き代行費用や書類作成費用はかかりませんか?」
- 「当日や後日に追加請求の可能性はありますか?」
これだけで、あとからのトラブルや出費を大きく減らせます。
2:電話対応・手続きのわかりやすさ
廃車買取は、車を渡して終わりではなく、書類・名義・抹消登録など手続きが絡むため、対応の質が非常に重要です。
金額が少し高くても、説明が丁寧でスムーズに進む業者を選ぶほうが、結果的に安心です。
対応の良し悪しが出やすいポイント
- 必要書類を「何を・いつまでに」用意すればいいか明確に説明してくれる
- 追加で必要になる可能性(印鑑証明、委任状など)も先に案内してくれる
- 電話やメールのレスポンスが遅すぎない
- 専門用語をかみ砕いて説明してくれる
- 「費用」「還付金」「振込時期」を言い切ってくれる(曖昧にしない)
逆に不安なのは、
- 話が早すぎて説明が飛ぶ
- 「とりあえず引き取ります」と先に進めたがる
- 費用や還付金の話になると濁す
といったパターンです。
廃車はトラブルになると面倒が大きいので、わかりやすさ=信頼性として見てOKです。
3:口コミ・実績のチェック方法
廃車買取は業者によって当たり外れがあるため、申込み前に第三者の評価と実績を確認しておくと安心です。ただし口コミは見方を間違えると逆効果なので、ポイントを押さえて判断します。
口コミで見るべきポイント(内容重視)
- 「無料と言っていたのに請求された」など費用トラブルが多くないか
- 電話対応が丁寧か、説明が分かりやすいか
- 引き取り当日の流れがスムーズだったか
- 振込がいつ行われたか(遅延の報告が多いか)
- 書類や手続きがきちんと完了したか(抹消完了の連絡など)
注意点:星の数だけで判断しない
口コミは極端な意見が集まりやすいので、
- 低評価が「対応が遅い」「説明がない」など具体的か
- 高評価が「すぐ引き取ってくれた」「費用ゼロだった」など体験に基づくか
を見て、傾向で判断するのがおすすめです。
実績の見方
- 取扱い実績や累計件数の記載があるか
- 対応エリア・提携先(引き取りネットワーク)が明確か
- 会社情報(所在地・連絡先)の記載がはっきりしているか
実績や会社情報が薄いところは、万一の時の連絡・対応が不安になりやすいので、避けたほうが無難です。
廃車買取でよくある質問(FAQ)

廃車買取を検討している人からは、「本当にお金になるの?」「手続きは大丈夫?」といった不安の声が多く聞かれます。
ここでは、特に質問が多いポイントを初心者にもわかるように解説します。
Q1:本当に0円以上で売れる?
結論から言うと、0円以上で売れるケースは十分にあります。
理由は、廃車買取では車を「乗るための車」としてではなく、別の価値基準で評価するからです。
具体的には、
- 使える部品(エンジン・ミッション・ドア・ライトなど)
- 鉄やアルミなどの金属資源
- 海外で需要がある車種・年式
といった要素で価値が判断されます。
そのため、
- 10年以上前の車
- 走行距離が多い車
- エンジンがかからない車
でも、買取金額がつくことがあります。
ただし、すべての車が必ずプラスになるわけではなく、
- 車種や状態
- 地域や業者の販路
- 金属相場
によっては0円引き取りになる場合もあります。
重要なのは、処分費用を取られず、無料で引き取ってもらえるかという点です。
結果的に「支払いゼロで手放せる」だけでも、十分にメリットがあります。
Q2:名義変更や抹消登録はどうなる?
廃車買取を利用する場合、多くの業者が名義変更や抹消登録を代行してくれます。
これは利用者にとって大きなメリットです。
一般的な流れは次の通りです。
- 車の引き取り
- 必要書類の提出(車検証・印鑑証明など)
- 業者が陸運局で抹消登録を実施
- 手続き完了後、連絡や書類の控えが届く
自分で行う場合は、平日に陸運局へ行く必要がありますが、廃車買取を使えば手間なく完了します。
注意点としては、
- 本当に抹消登録が完了したか
- 完了を証明する書類(抹消登録証明書など)が発行されるか
を必ず確認することです。
これを怠ると、名義が残ったままになり、自動車税の請求が続くなどのトラブルにつながる可能性があります。
Q3:事故車・水没車でも買取可能?
はい、事故車や水没車でも買取可能なケースは多いです。
廃車買取は「走れるかどうか」よりも、「再利用できる価値があるか」を重視します。
例えば、
- 事故でフレームが歪んだ車
- 水没してエンジンがダメな車
でも、
- 内装パーツ
- ボディ部品
- 電装品の一部
- 金属資源
として価値が残ることがあります。
また、業者によっては事故車・水没車を前提にした販路を持っているため、一般的な買取では断られる車でも対応可能です。
ただし、状態によっては、
- 引き取りのみで買取金額がつかない
- 地域や状況次第で対応不可
となる場合もあります。
そのため、申し込み時には
- 事故歴や水没歴
- 現在の状態(動く・動かない)
を正直に伝えることが、スムーズに進めるコツです。
おすすめの廃車買取サービス
「おすすめの廃車買取サービス」を選ぶことで、手間なく・費用をかけずに車を手放せるかどうかが大きく変わります。
ここでは、無料引き取りや手続き代行に対応し、初めてでも安心して利用しやすい廃車買取サービスを厳選して紹介します。
廃車ラボ

「処分するしかない」と思っている車ほど相談したい廃車買取
「古すぎる」「動かない」「事故でボロボロ」
そんな理由でお金にならないと思っている車こそ、廃車ラボに向いています。
廃車ラボは、廃車予定の車をパーツ・資源・輸出ルートまで含めて評価するため、他社で0円と言われた車でも買取対象になる可能性があります。
しかも、レッカー引き取り・廃車手続きはすべて無料。費用の心配なく依頼できるのが大きな強みです。
申し込みは車の情報を入力するだけ。
あとは引き取りから抹消登録まで丸投げできるので、「忙しい」「手続きが不安」という人でも安心して進められます。
さらに、条件が合えば自動車税や重量税の還付金もきちんと案内してくれるため、
「処分しただけなのにお金が戻ってきた」というケースも少なくありません。
廃車を考え始めた今が、いちばん損を防げるタイミングです。
費用ゼロで、少しでも価値を残したいなら、まずは廃車ラボで確認してみる――それが後悔しない廃車の第一歩です。
ハイシャル

とにかく早く・手間なく廃車したい人に選ばれているサービス
ハイシャルは、「すぐに車を手放したい」「面倒な手続きを全部任せたい」という人に強く支持されている廃車買取サービスです。
車検切れ・不動車・事故車でも対応しており、全国対応・レッカー引き取り無料なので、状態を気にせず相談できます。
廃車に必要な抹消登録や書類手続きはすべて代行してくれるため、専門知識は一切不要。
申し込み後の流れもシンプルで、スピード感を重視した対応が特徴です。
また、ハイシャルは廃車としての処分だけでなく、使える部品や資源としての価値をしっかり評価してくれるため、
「どうせ0円」と諦めていた車でも、思わぬ買取価格がつくケースがあります。
「費用はかけたくない」「できるだけ早く片付けたい」
そんな人にとって、ハイシャルは安心して任せやすい廃車買取サービスです。
廃車を検討し始めたら、まずは気軽にチェックしておきたい選択肢のひとつと言えるでしょう。
事故車タウ

事故車・故障車でも本気で「価値」を見てくれる専門サービス
事故車タウは、その名の通り事故車・故障車・不動車の買取に特化した専門サービスです。
大きな事故で損傷した車や、一般的な買取では断られやすい車でも、独自の販売ルートを活かして買取につなげてくれるのが最大の強みです。
全国対応でレッカー引き取りは無料。
もちろん、廃車に必要な抹消登録や書類手続きもすべて代行してくれるため、手間や知識は一切不要です。
事故車タウは、国内だけでなく海外への輸出ネットワークを持っており、
「日本では価値がない」と思われがちな車でも、海外需要を踏まえて査定してくれます。
そのため、他社で0円査定だった事故車に価格がつくケースも少なくありません。
「事故で乗れなくなったけど、できるだけ損はしたくない」
そんな人にとって、事故車タウは最初に相談すべき廃車・事故車買取サービスです。
処分費を払う前に、一度価値を確認しておくことで、後悔のない選択につながります。
廃車本舗

費用ゼロで廃車したい人に心強い定番サービス
廃車本舗は、車検切れ・長期放置車・不動車など、処分に困る車を費用ゼロで引き取ってくれる廃車買取サービスです。
全国対応でレッカー引き取りも無料のため、「動かない車をどう処分するか」で悩んでいる人でも安心して利用できます。
廃車に必要な抹消登録や名義関連の手続きはすべて代行してくれるので、面倒な書類作業に時間を取られる心配もありません。
初めて廃車を依頼する人でも、流れがわかりやすくスムーズに進められる点が評価されています。
また、廃車本舗はパーツや資源としての価値も含めて査定するため、
「どうせ処分するだけ」と思っていた車でも、0円以上の買取になる可能性があります。
「余計な費用をかけずに、確実に廃車を完了させたい」
そんな人にとって、廃車本舗は安心して検討できる廃車買取サービスです。
廃車ひきとり110番

「今すぐ処分したい」に強いスピード対応の廃車買取
廃車ひきとり110番は、車検切れ・不動車・事故車など、
「とにかく早く処分したい車」をスピーディーに引き取ってくれる廃車買取サービスです。
全国対応でレッカー引き取りは無料のため、動かない車でも追加費用を気にせず依頼できます。
廃車に必要な抹消登録や書類手続きはすべて代行してくれるので、
平日に時間が取れない人や、手続きに不安がある人でも安心です。
申し込みから引き取りまでの流れがシンプルで、対応が早い点も大きな魅力です。
また、廃車ひきとり110番は、廃車としての処分だけでなく、
使えるパーツや資源としての価値も考慮して査定してくれるため、
「0円で引き取られるだけは避けたい」という人にも向いています。
「すぐに車を手放したい」「費用は一切かけたくない」
そんな状況なら、廃車ひきとり110番は有力な選択肢になります。
処分を急いでいる場合こそ、早めに相談しておきたいサービスです。
さいごに
廃車にする車でも、選び方次第で費用をかけずに、場合によってはお金を受け取って手放すことが可能です。
そのためには、以下のポイントを押さえておくことが重要です。
レッカー代・手続き費用が無料か必ず確認する
自動車税や重量税など、還付金の扱いをはっきりさせる
1社だけで決めず、条件を比較する
全国対応で実績のある廃車買取サービスを選ぶ
「どうせ廃車だから同じ」と考えてしまうと、損をしてしまう可能性があります。
逆に、少しだけ確認・比較するだけで、安心して・納得して廃車できるのが廃車買取です。
不要になった車を手放すなら、処分ではなく“廃車買取おすすめサービス”を上手に活用することが、いちばん賢い選択と言えるでしょう。






