スポーツカー初心者にもおすすめ!マツダNDロードスターの魅力!

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スザク

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はじめに

マツダ ロードスター(ND型)は、2015年に登場した4代目モデルで、「人馬一体」というロードスターの哲学を最も純粋な形で表現した一台です。

軽量コンパクトなボディにFRレイアウトを組み合わせ、自然吸気エンジンの気持ちよい吹け上がりと直感的なハンドリングを実現。

オープンカーならではの開放感と、日常からワインディングまで楽しめる走りで、多くのファンを魅了し続けています。

スポーツカーとしての華やかさと、維持費を含めた現実的な魅力を併せ持ち、まさに“運転する歓び”を日常に与えてくれる存在です。

マツダ ロードスター(ND型)のエクステリアデザイン

コンセプトと全体像

NDロードスターのエクステリアは、マツダのデザイン哲学「魂動(KODO)-Soul of Motion」を反映した造形で、躍動感とスポーツカーらしい軽快さを強調しています。全長3,915mm・全幅1,735mm・全高1,235mmと非常にコンパクトで、先代よりもさらに全長を短縮し、軽快さを感じさせるバランスに仕上がっています。オープンカーとしての開放感を重視しながらも、ロー&ワイドなフォルムが力強さと安定感を演出しています。


フロントデザイン

フロントはシャープで低いノーズに、特徴的な5角形グリルを配置。細く鋭いLEDヘッドライトは「瞳」をイメージしており、見る角度によって精悍さと柔らかさを兼ね備えています。ボンネットはなだらかに落ち込む形状で、スポーツカーらしい低重心感を強調。シンプルながらも存在感のあるフロントフェイスは、NDロードスターを象徴するポイントです。


サイドビュー

サイドから見ると、短いオーバーハングとロングノーズ、低く構えたキャビンのバランスが際立ちます。前後フェンダーは滑らかに張り出し、筋肉質ながらも無駄を削ぎ落とした美しい造形に仕上げられています。ホイールベースは2,310mmと非常に短く、俊敏なハンドリングを予感させるプロポーション。ソフトトップは手動で操作可能で、軽量化とデザイン性を両立しています。


リアデザイン

リアはコンパクトで引き締まった印象を持ち、丸型LEDテールランプが初代NAロードスターを彷彿とさせるデザイン。シンプルなトランクラインとバンパーの造形により、軽快で親しみやすい雰囲気を持ちながら、スポーツカーとしての存在感も失いません。マフラーは左右2本出しを採用し、走りへのこだわりを強調しています。


デザインの特徴的ポイント

  • 軽快感と力強さの両立:ロー&ワイドなフォルムと短いボディで俊敏な印象。
  • 伝統の継承:丸型テールランプなど、歴代ロードスターのアイデンティティを継承。
  • 実用性とのバランス:ソフトトップは軽量で操作性が高く、デザイン性を損なわない。
  • カラーバリエーション:「ソウルレッドクリスタルメタリック」など鮮やかなボディカラーが人気。

NDロードスターのエクステリアは、シンプルながらも感性に訴える造形で、「走る楽しさ」を見た目から感じられるデザインに仕上がっています。


マツダ ロードスター(ND型)のインテリア

コンセプトと全体デザイン

NDロードスターのインテリアは「人馬一体」の思想を反映し、ドライバーがクルマと一体になれるよう徹底して設計されています。デザインはシンプルかつ機能的で、無駄な装飾を削ぎ落としつつも質感を大切にしています。オープン走行時でも美しく見えるよう、外装デザインとの一体感にも配慮されています。


ドライビングポジション

低めのシートポジションと適切なペダル配置により、自然で安定したドライビング姿勢を確保。小径のステアリングは操作感が軽快で、まさにカートのような一体感を得られます。シフトレバーも短く設計され、ダイレクトで小気味よいシフトフィールを提供。これらの配置は「走る楽しさ」を最大化するために緻密に計算されています。


素材と質感

シンプルながら上質さを演出するため、ソフトパッドやメタリック調の加飾を取り入れています。シートはファブリックが標準ですが、上級グレードでは本革やアルカンターラを組み合わせたスポーツシートも選択可能。BOSE製スピーカーをヘッドレストに内蔵した仕様もあり、オープン時でも迫力のあるサウンドを楽しめるのが特徴です。


操作系とインフォテインメント

中央には「マツダコネクト」を備えた7インチディスプレイを配置し、ナビゲーションやオーディオ、スマホ連携を直感的に操作できます。操作はセンターコンソールのコマンダーコントロールからも可能で、走行中でも視線移動を最小限に抑えられる設計です。また、Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応しており、現代的な利便性も確保しています。


居住性と収納

キャビンは2シーターらしくコンパクトですが、身体にしっかりフィットする設計で窮屈さを感じにくい工夫がされています。収納は限られていますが、センターコンソール後方に小物入れを配置し、実用性を補っています。トランクはオープンカーとしては比較的広く、旅行や日常使いにも十分対応可能です。


まとめ

NDロードスターのインテリアは「走りを楽しむための空間」として徹底的に作り込まれており、シンプルながらも快適性や質感にも妥協していません。必要なものを必要な場所に配置し、余計なものを削ぎ落とした結果、ドライバーは運転そのものに集中できる環境が整っています。


マツダ ロードスター(ND型)のパワーと性能

エンジンラインナップ

NDロードスターには、1.5L直列4気筒 SKYACTIV-Gと、2.0L直列4気筒 SKYACTIV-Gの2種類の自然吸気エンジンが用意されています(市場やグレードにより異なる)。日本仕様では主に1.5Lモデルが中心で、最高出力132ps前後、最大トルク15.5kgmを発揮。欧州や北米市場では2.0Lモデルも多く販売され、こちらは184ps前後を誇り、より高回転域で伸びやかな加速を楽しめます。


トランスミッション

6速MTと6速ATを設定。特に6速MTはストロークが短く、カチッとした小気味よいシフトフィールが特徴で、ロードスターの魅力を最大限に引き出します。ATもスムーズかつレスポンスに優れ、街乗りや長距離走行でも快適なドライブを実現しています。


パフォーマンス特性

ロードスターはパワー数値自体は控えめですが、車両重量1,000kg台前半の軽量ボディとの組み合わせにより、数値以上の俊敏さと加速感を味わえます。自然吸気エンジンならではのリニアなレスポンスと、高回転まで気持ちよく回るフィーリングが、運転好きに支持される理由です。


走行フィール

「人馬一体」の思想を徹底し、アクセル・ブレーキ・ステアリングの操作に対してクルマが直感的に反応。低速域から高速域まで、常に軽快でコントロールしやすい走りを実現しています。サーキットやワインディングではキビキビとしたハンドリングを楽しめ、街中では扱いやすさと快適性を両立。


燃費性能

軽量化とSKYACTIV技術の採用により、スポーツカーとしては優れた燃費性能を実現。1.5LモデルでWLTCモード約16~17km/L前後と、日常使いでも十分な実用性を持っています。


まとめ

NDロードスターのパワーと性能は「絶対的な速さ」よりも「気持ちよさ」に重きを置いています。軽量ボディと自然吸気エンジンの組み合わせは、現代では希少なピュアスポーツカーの魅力を体現しており、ドライバーに運転する歓びをダイレクトに伝えてくれるのが最大の特徴です。


マツダ ロードスター(ND型)のシャシーと足回り

シャシー設計

NDロードスターは「SKYACTIV-CHASSIS」を採用し、軽量化と高剛性の両立を実現しています。徹底した軽量化により、車両重量は約1,000kg台前半という驚異的な数値を達成。さらに、剛性を確保しながら不要な重量を削ぎ落とすことで、俊敏なハンドリングとしなやかな乗り心地を両立しています。前後重量配分は理想的な50:50に近く、バランスの取れた走行フィールを提供します。


サスペンション構造

フロントにはダブルウィッシュボーン式、リアにはマルチリンク式サスペンションを採用。これにより、路面の凹凸をしなやかに吸収しつつ、コーナリング時には確かな接地性と安定感を発揮します。コンパクトなボディとの組み合わせで、ワインディングやサーキットでは軽快で鋭いターンインを楽しめます。


ステアリングフィール

電動パワーステアリングを搭載しながらも、自然でリニアな操舵感を実現。ハンドル操作に対してダイレクトにクルマが反応し、まるで車体と一体化しているかのような感覚を味わえます。小径ステアリングの採用により、操作の正確性とスポーティさも強調されています。


ブレーキ性能

ブレーキは前後ともディスク式を採用し、軽量ボディに対して十分な制動力を確保。スポーツ走行に対応するブレーキチューニングが施されており、コントロール性も高く、安心して限界走行を楽しめます。上級グレードでは大径ブレーキディスクやスポーツブレーキパッドを装備する仕様もあり、走行環境に合わせて選択可能です。


走行安定性

軽量FRレイアウトに加え、低重心設計と50:50の重量配分が相まって、非常にナチュラルで安定した挙動を実現。限界域でも挙動が穏やかで、ドライバーがコントロールしやすいのが特徴です。まさに「人馬一体」の思想が形となったシャシーセッティングといえます。


まとめ

NDロードスターのシャシーと足回りは、軽量・高剛性ボディと洗練されたサスペンションにより、スポーツカーとしての俊敏さと日常使いの快適さを両立しています。単に速さを求めるのではなく、「操る楽しさ」を最大限に引き出すセッティングが施されており、ロードスターならではの走行体験を提供しています。


マツダ ロードスター(ND型)の安全性能

基本コンセプト

NDロードスターは軽量オープンスポーツカーでありながら、現代のクルマに求められる高い安全性能を備えています。衝突安全性能の確保に加え、先進運転支援システム「i-ACTIVSENSE」を搭載し、ドライバーをサポートする仕組みを充実させています。


衝突安全性能

ボディには高張力鋼板を多用した「SKYACTIV-BODY」を採用し、軽量化と強度を両立。万一の衝突時にはキャビンをしっかり保護し、衝撃を効果的に分散させます。デュアルフロントエアバッグに加え、サイドエアバッグも装備され、オープンカー特有の安全性への配慮も万全です。


予防安全装備(i-ACTIVSENSE)

グレードや仕様に応じて、以下の先進安全技術が搭載されています。

  • アドバンスト・スマートシティブレーキサポート(SCBS)
    前方の車両や歩行者を検知し、衝突の危険がある場合に自動でブレーキを作動。低速域での事故回避に有効。
  • ブラインドスポットモニタリング(BSM)
    後側方の死角に車両が接近すると警告。車線変更時の事故防止に貢献。
  • リアクロストラフィックアラート(RCTA)
    駐車場から後退する際、左右から接近する車両を検知して警告。視認性が限られるシーンで有効。
  • 車線逸脱警報システム(LDWS)
    不注意で車線をはみ出しそうになると警告音で注意喚起。長距離ドライブ時の安全性向上に寄与。

夜間の安全性

コンパクトな車体ながらLEDヘッドライトを採用し、夜間走行でも明るく広範囲を照らします。オプションでアダプティブ・フロントライティング・システム(AFS)が設定され、カーブ走行時に進行方向を照射して視認性を高めています。


まとめ

NDロードスターは「走る楽しさ」に重点を置きつつも、安全性を軽視していません。軽量ボディとオープンカーでありながら、衝突安全性能と先進運転支援システムをバランスよく取り入れており、日常のドライブからスポーツ走行まで安心して楽しめる一台に仕上がっています。


マツダ ロードスター(ND型)の買って良かった点・悪かった点

買って良かった点(メリット)

  1. 人馬一体の走り
    軽量ボディとFRレイアウト、自然吸気エンジンによるダイレクトなレスポンスは「操る楽しさ」を存分に味わえる大きな魅力。日常の街乗りでも、ハンドルを握るたびにワクワク感を感じられます。
  2. デザインの美しさ
    ロー&ワイドなフォルムと「魂動デザイン」による流麗なシルエットは、駐車場に停めているだけでも所有欲を満たしてくれます。オープンカーならではの開放感も格別。
  3. 維持費の安さ
    軽量かつコンパクトなボディのため、燃費はスポーツカーとしては優秀。さらに1.5Lエンジンなら自動車税もリーズナブルで、スポーツカーでありながら維持しやすいのがポイントです。
  4. 普段使いも可能
    小回りが利き、視界も良好で街中でも扱いやすいサイズ感。駐車スペースを選ばず、通勤から週末のドライブまで幅広く活躍できます。

買って悪かった点(デメリット)

  1. 実用性の低さ
    2シーターで収納スペースは最小限。大きな荷物や家族での移動には不向きで、セカンドカー的な位置づけになりがちです。
  2. パワー不足を感じる場面も
    1.5Lエンジンは軽快ですが、高速道路や上り坂では力不足を感じることもあります。より力強さを求める人には2.0Lモデルが向いています。
  3. 静粛性の弱さ
    ソフトトップは簡便で軽量な反面、遮音性は高くありません。高速走行時や雨の日にはロードノイズや風切り音が気になる人もいます。
  4. 積載性の制約
    トランクはオープンカーとしては十分ですが、セダンやSUVと比べると容量は限られており、旅行や買い物には工夫が必要です。

まとめ

NDロードスターは「日常で気軽に楽しめるピュアスポーツカー」として、多くのオーナーに愛されています。実用性や静粛性では不便な点もありますが、それを補って余りある「走る喜び」と「所有する満足感」が得られる一台です。


ギャラリー

さいごに

NDロードスターは「絶対的な速さ」よりも「運転の楽しさ」にこだわったピュアスポーツカーです。

  • コンパクトで美しいエクステリア

  • シンプルながら上質なインテリア

  • 軽量ボディと自然吸気エンジンによる軽快なパフォーマンス

  • 理想的な50:50の重量配分としなやかな足回り

  • 現代的な安全性能と快適装備

これらが融合し、運転するたびに笑顔になれる唯一無二の存在となっています。

実用性や静粛性では妥協点もありますが、それ以上に「ドライバーとクルマが一体になる感覚」を提供してくれるのがNDロードスターの最大の魅力です。

スポーツカーを所有する喜びを気軽に味わいたい人に、間違いなくおすすめできる一台といえるでしょう。

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