【3分でわかる】日産R35 GT-Rの魅力|走行性能&年式別進化ポイントまとめ!

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※車両情報(スペック、価格など)はフルモデルチェンジや改良などにより、記事執筆時と現在では異なる可能性があります。詳しくは各社HPにてご確認下さい。

スザク

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はじめに

日産のフラッグシップスポーツカー「GT-R」――通称「ゴジラ」として世界中のファンを魅了し続けるR35型。2007年の登場以降、常識を覆す驚異的な性能と圧倒的なコストパフォーマンスで、スーパーカー級の走りを実現してきました。

本記事では、その進化の歩みと、走行性能、そして他に類を見ない魅力について詳しくご紹介します。

GT-Rファン必見!歴代モデルの進化と圧倒的な魅力!
世界に誇る国産スーパースポーツ、日産GT-Rの魅力を徹底紹介!圧倒的なパフォーマンスと先進技術の結晶であるGT-Rの魅力を詳しく解説します。

R35 GT-Rの進化と年式別特徴

  • 初期型(CBA-R35:2007–2010年)
    初代R35は、当時市販車最速クラスとなる480PS/583Nmを発揮。ボディ剛性を高めた「日産プレミアムミッドシップ」プラットフォームを採用し、最先端のツインターボV6を実現しました。

  • 中期型(DBA-R35:2010–2016年)
    出力は530PS→550PSへ向上。シャシーのチューニングを深化させ、サスペンションは電子制御ダンパーを採用。安定性と応答性が飛躍的に向上しました。

  • 現行型(4BA-R35:2016年以降)
    最新モデルは570PS/633Nmにスペックアップ。ニスモやトラックエディションでは600PSオーバーを誇り、専用ブレーキや軽量化パーツを装備。2017年・2020年それぞれのマイナーチェンジで空力や内外装の質感も大幅にブラッシュアップされています。

圧倒的な走行性能

  • エンジン/トランスミッション
    VR38DETT型3.8L V6ツインターボは、シリンダーブロックから鍛造ピストンまで専用品。6速DCTは150–200msの超高速シフトを実現し、ドライバーの意志をダイレクトに伝えます。
  • 加速・最高速
    0–100km/h加速は約3.2秒、0–200km/h加速12.2秒、最高速305km/h以上という驚異のパフォーマンスを発揮します。
  • ハンドリングとブレーキ
    フロントにダブルウィッシュボーン、リアにマルチリンクを配し、電子制御ショックアブソーバーが路面状況に応じて最適な減衰力をコントロール。ブレンボ製6P/4Pキャリパーとフローティングローターにより、高速走行でも安定した制動力を確保します。

魅力を支える最先端テクノロジー

  • 四輪駆動「ATTESA E-TS」
    前後トルク配分を瞬時に最適化し、コーナリングGに応じてリアへ最大50%のトルクを配分。雨天やサーキットでも圧倒的なグリップ力を発揮します。
  • マルチファンクションディスプレイ
    グランツーリスモ開発陣が手がけたインターフェースは、ブースト圧やGセンサー、ラップタイムなどをリアルタイム表示。ドライビングデータを詳細に分析できるのも大きな魅力です。
  • 高剛性ボディ&空力デザイン
    CNC加工アルミと高張力鋼板のモノコック構造により、ねじり剛性は先代比で約30%向上。エアロパーツはダウンフォースを生み出しつつ、Cd値0.27(初期型)→0.26(現行型)へ低減しました。

未来への展望

日産は、GT-Rの電動化に向けたコンセプトモデル「Hyper-Force」を日本モビリティショー2023で発表。全固体電池とカーボンファイバーを採用し、1,300PS超級の性能を目指すとされます。今後、排ガス規制や騒音規制をクリアしながら、次世代「ゴジラ」として復活する日も遠くなさそうです。

ギャラリー:GT-R

ギャラリー:Hyper Force

まとめ

R35 GT-Rは、2007年の初登場以来、常に進化を続ける日産の象徴的モデル。

モンスターマシンと呼ばれる走行性能、先進的なAWDシステム、そして圧倒的なコストパフォーマンスは、他の追随を許しません。次世代GT-Rが電動化へ舵を切る中、これまでの“Godzilla”が築いてきた伝説は、どこまで高まり続けるのか。

今後の動向から目が離せません。