はじめに
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
ここでは、2024年10月17日に発表された「フェラーリ・F80」についてご紹介します。
とにかく、一番驚いたのが価格です。
まさかの、5億8千万円!!
さすがに高すぎでしょ!
それ以外もとにかく凄いので、さっそく紹介していきます。
フェラーリ:F80
フェラーリ・F80(Ferrari F80)2025年に発売予定のハイパーカーで、LaFerrariの後継モデルとして設計されました。
このモデルは、フェラーリが培ったF1技術と耐久レースのノウハウを取り入れ、極限のパフォーマンスと最先端の設計を追求しています。
フェラーリ F80 エクステリアの特徴
未来感あふれるデザイン
F80は、歴代の名車(F40・F50・エンツォ・ラフェラーリなど)の要素を取り込みながら、さらに未来的で攻撃的なデザインへと進化しています。シャープなラインと低いフォルムが特徴で、一目でフェラーリとわかる存在感を放っています。
1+キャビンレイアウト
運転席を中央に配置し、助手席を少し横にずらした「1+」レイアウトを採用。車体をスリムに見せるだけでなく、空力や重量バランスにも優れています。
フロントデザイン
- ボンネットにはF1由来の「Sダクト」を搭載し、ダウンフォースを強化。
- ブラックバンドと呼ばれる黒いパネルが視覚的アクセントになり、精悍な印象を与えています。
- フロントウイングや開口部はレーシングカーのような構造で、空力効率を追求しています。
サイドビュー
- ドア上部には「インプルビウム」と呼ばれる独自のエアインテークを配置。
- 空気を効率的に取り込みつつ、美しいボディラインを描き出しています。
- フロントホイールアーチの縦ラインは、伝説のF40を思わせる意匠です。
リアデザイン
- 大型のリアディフューザーが強烈な存在感を放ち、約1,000kg以上のダウンフォースを発生。
- アクティブリアウイングを備え、状況に応じて角度を変化させることで、直線では低抵抗、コーナーでは高ダウンフォースを実現。
- 全体的にレーシングカーを思わせる、迫力あるリアビューになっています。
素材とディテール
- ボディとシャシーはカーボンファイバー製で軽量・高剛性。
- 細部にまでチタンなど軽量素材を採用し、見た目だけでなく機能性も徹底的に追求しています。
総評
フェラーリ F80のエクステリアは「機能美」のかたまり。
空力技術を徹底的に取り込みながら、伝統と未来を融合させたデザインです。シャープで近未来的な雰囲気は好みが分かれるかもしれませんが、間違いなく圧倒的な存在感を放つスーパーカーと言えるでしょう。
フェラーリ F80 インテリアの特徴
ドライバー中心のレイアウト
F80は「1+レイアウト」を採用。運転席を中央に置き、助手席は少し後ろにずらすことで、車幅を抑えながらもドライバーに集中したコクピットを実現しています。包み込まれるような空間設計で、レーシングカーのような雰囲気です。
操作性を重視したデザイン
- 新設計のフラット型ステアリングで、視認性と操作性を向上。
- 近年のタッチ式スイッチではなく、物理ボタンを採用。直感的に操作でき、走行中でも扱いやすくなっています。
シンプルで上質な仕立て
インテリアは派手な装飾を省き、レーシングマシンのような機能美を追求。素材には高品質なカーボンやレザーを使用し、無駄のないシンプルな美しさを演出しています。
ディスプレイと収納
- 中央の大型スクリーンはなく、メーターパネルが主要な情報源。
- 後部には24インチのスーツケースを収められるスペースがあり、助手席の足元にも収納ネットを備えるなど、実用性にも配慮されています。
全体的な印象
室内は「居心地が良く、純粋に走りを楽しむための空間」。華やかさよりも走行体験を重視した設計で、ドライバーに特化した特別な世界を作り上げています。
フェラーリ F80 パワーと性能
圧倒的なハイブリッドシステム
- 搭載エンジン:3.0L V6 ツインターボ(900馬力)
- 電動モーター:前輪2基+後輪1基(合計約365馬力)
- システム総出力は約1,200馬力に達し、フェラーリ史上でもトップクラスのパワーを誇ります。
驚異的な加速と最高速
- 0-100km/h加速:2.1秒前後
- 0-200km/h加速:5.7秒ほど
- 最高速度:350km/h以上
→ F1マシンに匹敵する加速性能を持ちながら、公道走行も可能なスーパーカーです。
ダウンフォースと空力性能
- 250km/h走行時に約1,050kgものダウンフォースを発生。
- 大型リアディフューザーやアクティブリアウイングにより、高速コーナリングでも抜群の安定性を実現。
ブレーキとサスペンション
- Brembo製カーボンセラミックブレーキを採用。100km/hからの停止距離はわずか28m。
- 48Vアクティブサスペンションで、路面状況に応じて最適な制御を行い、快適性と走行性能を両立。
電動アシストの賢い使い方
- 「Boost Optimization」機能で、サーキット走行時に最適なタイミングでモーター出力を発揮。
- 「Performanceモード」と「Qualifyモード」を切り替えることで、連続走行や一発の速さに対応可能。
総評
フェラーリ F80は、V6ハイブリッドでありながら1,200馬力級のモンスター性能を実現。
圧倒的な加速力、優れた空力、強烈なブレーキ性能を兼ね備え、「究極の公道レーシングカー」と言える存在です。
フェラーリ F80 シャシーと足回り
軽量で高剛性のシャシー
- カーボンファイバー製のモノコックを採用し、従来より剛性を大幅に向上。
- 前後のサブフレームはアルミ製、細部にはチタンボルトを使用するなど徹底した軽量化。
- ドライバー寄りの「1+レイアウト」により、空力と操作性を最適化。
先進的なサスペンション
- 各ホイールごとに独立した48Vアクティブサスペンションを搭載。
- 路面状況に応じて瞬時に減衰力や車高を制御し、乗り心地と操縦安定性を両立。
- 上部アームは3Dプリントで製造され、軽量かつ高強度。アンチロールバーが不要になるほどの剛性を実現。
空力との連携
- 車高や姿勢をリアルタイムで制御し、常に最適なダウンフォースを発生。
- エンジンやギアボックスの配置を工夫することで、リアディフューザーの効率を最大化。
- CFD解析や風洞試験を何千回も行い、サスペンションと空力を一体的に設計。
ブレーキ性能
- ブレンボ製「CCM-R Plus」カーボンセラミックブレーキを採用。
- 高い耐久性と強烈な制動力を持ち、100km/hからの停止距離は約28m。
- 「ブレーキ・バイ・ワイヤ」方式により、より正確で安定したコントロールが可能。
総評
フェラーリ F80の足回りは、最新のアクティブサスペンションと軽量シャシーにより、まさにレーシングカー級の安定性を実現。空力との連携や強力なブレーキ性能も加わり、どんな速度域でもドライバーを安心して支える足回りになっています。
フェラーリ F80 安全性能
先進の運転支援
- 自動緊急ブレーキ(AEB)で衝突を回避。
- 車線逸脱警告やレーンキープアシストで走行をサポート。
- アダプティブクルーズコントロールで長距離運転も安心。
- 自動ハイビームや交通標識認識機能も搭載。
強力なブレーキ性能
- ブレンボ製「CCM-R Plus」カーボンセラミックブレーキを採用。
- 100km/h→停止:28m、200km/h→停止:98mという驚異的な制動力。
- 耐久性・放熱性にも優れ、サーキット走行でも安定。
高剛性シャシーと安定性
- カーボンモノコック+アルミ製サブフレームで軽量かつ高剛性。
- 48Vアクティブサスペンションにより、走行状況に応じて車高や姿勢を自動制御。
- 高速域でも安定性を維持し、緊急回避性能を高めています。
長期的な安全サポート
- フェラーリ初の 7年無料メンテナンスプログラム を導入。
- 定期点検や純正部品の交換を含み、常に安全なコンディションを維持可能。
総評
フェラーリ F80は、単なるスーパーカーではなく、先進の運転支援・強力なブレーキ・高剛性シャシー・長期サポートを備えた「安心して走れる究極のハイパーカー」。圧倒的な速さと同時に、安全性も徹底的に追求しています。
フェラーリ F80 の特別性
限定モデルの希少価値
- 生産台数はわずか 799台限定。
- フェラーリの長年の顧客や特別なコレクターにしか購入資格が与えられない、超希少なモデルです。
F1・ル・マン由来の最新技術
- ル・マン優勝マシン「499P」とF1由来の V6ツインターボ+3モーターを搭載。
- 最大出力は約 1,200馬力。市販車としては史上最強クラスのパワーを誇ります。
先進素材と空力
- シャシーは カーボンモノコック+アルミ+チタンの組み合わせで、軽量かつ高剛性。
- 空力は徹底的に開発され、250km/h走行時に 1トン以上のダウンフォースを発生。
独自のキャビン設計
- 運転席を中心に据え、助手席を少し後ろに配置する「1+レイアウト」。
- ドライバーの没入感を最大化し、まさに“走りに特化した空間”になっています。
世界初のブレーキ&制御技術
- CCM-R Plusカーボンセラミックブレーキを世界初採用。
- フェラーリ最新の「SSC 9.0」や「FIVE」制御システムで、車体の動きを緻密にコントロール。
まとめ
フェラーリ F80 は、限定性・最新技術・独自のデザイン哲学が融合した究極のハイパーカー。
ただ速いだけでなく、フェラーリの歴史と未来を象徴する「特別な存在」と言えます。
ギャラリー
さいごに
とにかく凄いことがわかってもらえたと思います。
所有するのは難しいですが、一度は生で見てみたいですよね。
それでは、最後までお付き合いありがとうございました。