- はじめに
- トヨタ：bZ4X
- スバル：ソルテラ
- レクサス：RZ
- 日産：アリア
- テスラ：モデルY
- メルセデスベンツ：EQA
- メルセデスベンツ：EQB
- メルセデスベンツ：EQE SUV
- メルセデスベンツ：EQS SUV
- メルセデスベンツ：G 580 with EQ Technology Edition 1
- BMW：iX
- BMW：iX1
- BMW：iX2
- BMW：iX3
- アウディ：Q4 e-tron
- アウディ：Q6 e-tron
- アウディ：Q8 e-tron
- フォルクスワーゲン：ID.4
- プジョー：E2008
- プジョー：E5008
- ボルボ：EX30
- ボルボ：EX40
- ミニ：エレクトリック カントリーマン
- ポルシェ：マカンE
- フォード：マスタング マッハE
- ロータス：エレトレ
- さいごに
はじめに
ガソリン車から電気自動車（EV）へのシフトが加速する今、環境にやさしく、静かでパワフルな走りが魅力の「電気自動車SUV」に注目が集まっています。中でもSUVは、広い車内空間や高い走行性能、スタイリッシュなデザインが人気で、ファミリー層からアウトドア派まで幅広いニーズに応えてくれる存在です。
でも、ひと口に電気SUVといっても、その種類はさまざま。「どのモデルを選べばいいの？」「自分に合う一台ってどうやって見つけるの？」と迷ってしまう人も多いはず。
この記事では、電気自動車SUVのおすすめモデルを徹底的に比較・解説！あなたのライフスタイルや用途にぴったり合う一台がきっと見つかります。最新トレンドから選び方のコツまで、わかりやすくご紹介しますので、ぜひ最後までチェックしてみてください！
トヨタ：bZ4X
■トヨタ：bZ4X
トヨタ bZ4Xは、トヨタが本格的に取り組む電気自動車（EV）ライン「bZ（beyond Zero）」シリーズの第一弾として登場したSUVです。bZ4Xはスバルと共同開発されており、スバル版の「ソルテラ」と多くの部分を共有しています。スタイリッシュで未来的なデザインが特徴で、トヨタらしい信頼性と実用性も兼ね備えた一台です。
走行性能では、前輪駆動（FWD）と四輪駆動（AWD）の2タイプが用意されており、特にAWDモデルはスバルのノウハウが活かされた優れた悪路走破性を誇ります。バッテリー容量は約71.4kWhで、一充電あたりの航続距離はFWDモデルで最大約600km（WLTCモード）と、実用的な範囲です。
室内は広々としており、フロントの低いインパネデザインやパノラマルーフによって開放感があります。最新の安全装備や運転支援技術「Toyota Safety Sense」も搭載されており、都市部での運転からロングドライブまで快適にこなせる仕様です。
EVならではの静粛性やスムーズな加速、エネルギー効率の良さもポイントで、環境への配慮とともに新しいカーライフを提案するモデルとなっています。充電インフラの整備が進めば、さらに人気が高まると期待されています。
スバル：ソルテラ
■スバル：ソルテラ
スバル ソルテラは、スバル初の本格電気自動車（EV）として登場したSUVで、トヨタのbZ4Xと共同開発された兄弟車にあたります。ソルテラの名前は、ラテン語の「太陽（Sol）」と「地球（Terra）」を組み合わせたもので、環境への配慮とスバルらしいアウトドア志向を感じさせるモデルです。
外観はbZ4Xとよく似ていますが、細かなデザインやロゴの配置、内装のトーンにスバルらしさが反映されています。特にAWD（四輪駆動）システムは、スバルが得意とする「X-MODE」を採用しており、雪道や悪路などでの安定した走行性能が魅力です。グリップ力と走破性の高さは、他のEV SUVと差別化されるポイントの一つとなっています。
搭載されるバッテリーは約71.4kWhで、航続距離はFWDモデルで約567km、AWDモデルで約542km（いずれもWLTCモード）と、日常使いにも長距離移動にも対応可能です。急速充電にも対応しており、利便性も考慮されています。
インテリアは広くて開放的で、大きな12.3インチのセンターディスプレイやデジタルメーターなど最新の装備がそろっています。また、スバル独自の安全装備「アイサイト」もEV向けに最適化されており、先進的な運転支援機能も安心感を与えてくれます。
電動化とスバルのDNAを融合させたソルテラは、環境意識の高いドライバーだけでなく、アウトドアや走行性能を重視するユーザーにもぴったりの一台です。今後のEV市場においても注目度の高いモデルといえるでしょう。
レクサス：RZ
■レクサス：RZ
レクサス RZは、レクサス初の専用電気自動車（EV）プラットフォームを採用したラグジュアリーSUVで、トヨタ bZ4Xやスバル ソルテラと基本構造を共有しつつ、レクサスらしい高級感と先進技術を融合させたモデルです。力強くシャープな外観デザインは「シームレスなエモーション」をコンセプトにしており、フロントグリルがEVらしいスピンドルボディ形状になっているのも特徴です。
駆動方式は四輪駆動（AWD）のみで、レクサス独自の新技術「DIRECT4」が採用されています。これは前後輪の駆動力を緻密に制御するシステムで、滑らかで安定した加速やコーナリングを可能にします。バッテリー容量は約71.4kWhで、航続距離は約494km（WLTCモード）と実用性のあるスペックです。
内装は上質な素材とシンプルなレイアウトで構成され、14インチの大型ディスプレイや音声認識アシスタントなど、快適な運転体験をサポートする装備が充実しています。また、ステアバイワイヤ技術を搭載した「ヨーク型ステアリング」のオプションも注目されており、航空機の操縦桿のような未来的な操作感が体験できます。
安全面では、「Lexus Safety System +」の最新版が搭載されており、高度な運転支援と衝突回避支援が可能です。静粛性も非常に高く、快適な乗り心地がEVならではの魅力をさらに引き立てています。
ラグジュアリーとテクノロジー、そして持続可能性を兼ね備えたRZは、プレミアムEV市場における新たなスタンダードとなるモデルとして、国内外で高い評価を受けています。普段使いから長距離ドライブまで、あらゆるシーンで快適に使えるEV SUVです。
日産：アリア
■日産：アリア
日産 アリアは、日産が次世代の電動モビリティを象徴するモデルとして開発したクロスオーバータイプの電気自動車（EV）で、スタイリッシュなデザインと先進技術を融合させたSUVです。外観は流線型のフォルムに薄型のLEDヘッドライト、浮遊感のあるルーフラインなどが特徴で、未来的で上品な雰囲気を持ちながら、日本や世界の街並みにも自然に溶け込む洗練された印象に仕上がっています。
パワートレインは前輪駆動と四輪駆動（e-4ORCE）の2タイプがあり、出力は最大290kW（394馬力）を誇るモデルも存在。e-4ORCEは日産の電動4WDシステムで、雪道や雨天時でも安定した走行性能を発揮します。バッテリーは66kWhと91kWhの2種類が用意されており、航続距離はグレードにより最長610km（WLTCモード）と、ロングドライブにも対応できる実用性を備えています。
内装はミニマルで上質な雰囲気にまとめられ、デジタルメーターと大型タッチスクリーンを横一列に配置した先進的なインターフェースが特徴です。物理ボタンを最小限に抑え、タッチ式の操作系や音声認識機能も導入され、使いやすさと未来感が両立されています。フラットな床や広々とした足元空間もあり、快適な移動時間を演出します。
さらに、高速道路でのハンズオフ運転を可能にする「プロパイロット2.0」や、リモート操作が可能なスマートフォン連携、360度カメラなど、日産の最新技術が多数搭載されています。静粛性や乗り心地の良さもEVならではで、長距離移動でも疲れにくいのが魅力です。
アリアは、日産が長年培ってきたEV技術をさらに進化させた一台で、デザイン・走行性能・先進機能を高次元でバランスさせたクロスオーバーEVです。日常使いから遠出まで快適にこなせる、信頼性と革新性を兼ね備えたモデルとなっています。
テスラ：モデルY
■テスラ：モデルY
テスラ モデルYは、テスラの人気SUV「モデル3」をベースにしたクロスオーバータイプの電気自動車（EV）で、実用性と高性能を兼ね備えたグローバルベストセラーモデルです。ボディは流線型で空力性能に優れており、テスラらしいミニマルなデザインと、パノラミックガラスルーフによる開放感あるシルエットが特徴です。5人乗りが基本ですが、一部市場では3列シート仕様（最大7人乗り）も選べる実用性の高さも魅力となっています。
ラインアップは「RWD」「ロングレンジAWD」「パフォーマンス」の3タイプがあり、パフォーマンスモデルでは0-100km/h加速わずか3.7秒というスポーツカー並みの加速性能を実現。ロングレンジAWDでは航続距離が最大約561km（WLTCモード）と、ファミリーユースや長距離ドライブにも十分対応するスペックを持っています。高出力のスーパーチャージャーにも対応し、短時間での急速充電が可能です。
内装はテスラ独自の超シンプルな設計で、中央の15インチ大型タッチスクリーンにすべての操作が集約されています。物理ボタンを極力排除し、ソフトウェアによる定期的なアップデートで機能が進化していく点も大きな特徴です。広い車内空間とフラットな床面、ラゲッジスペースの広さなど、日常の使い勝手にも配慮されています。
先進安全機能も充実しており、全車に自動ブレーキ、車線維持支援、アダプティブクルーズコントロールが標準装備。さらに、テスラ独自の自動運転支援機能「オートパイロット」や、将来的に完全自動運転も視野に入れた「FSD（フルセルフドライビング）」オプションも選択可能です。
モデルYは、圧倒的なパフォーマンスと航続距離、そして先進的なテクノロジーを誰でも手軽に体験できる電動SUVとして、世界中で高い人気を誇っています。初めてのEVとしても、テスラの魅力を存分に味わえる万能な一台です。
メルセデスベンツ：EQA
■メルセデスベンツ：EQA
メルセデス・ベンツ EQAは、プレミアムコンパクトSUV「GLA」をベースに開発された電気自動車（EV）で、メルセデスのEQシリーズにおけるエントリーモデルとなる一台です。見た目はGLAに近いものの、フロントグリルやLEDライトバーなど、EVらしい先進的なデザインが取り入れられ、スタイリッシュで都会的な印象を与えます。
パワートレインは前輪駆動の「EQA 250」をはじめ、4MATIC（全輪駆動）を採用した上位モデルもラインアップされています。モーター出力は約140kW（190馬力）で、スムーズな加速と静粛性の高さが魅力です。バッテリー容量は66.5kWhで、航続距離は最大約470km（WLTPモード）と、通勤やレジャーにも対応できる実用的な性能を備えています。
車内は高級感があり、メルセデスらしい質感の高い仕上がりとなっています。デジタルメーターと一体化した10.25インチのディスプレイを備えた「MBUX」インフォテインメントシステムにより、音声操作やナビ連動もスムーズで、快適なドライブを支えます。シートの座り心地や静粛性にも優れており、コンパクトながら上質な空間が広がっています。
先進安全技術も充実しており、「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック」や「アクティブステアリングアシスト」など、メルセデスの先進運転支援機能が多数搭載されています。EVとしての利便性に加え、プレミアムブランドならではの安心感も大きな魅力です。
EQAは、日常使いしやすいサイズと高い質感を両立し、EV初心者からプレミアム志向のドライバーまで幅広く支持されているモデルです。環境性能だけでなく、快適性やブランド性にもこだわる方に最適なEV SUVといえるでしょう。
メルセデスベンツ：EQB
■メルセデスベンツ：EQB
メルセデス・ベンツ EQBは、GLBをベースにした電気自動車（EV）で、3列シートを備えた数少ないコンパクトEV SUVとして注目されています。EQBはメルセデスのEVライン「EQシリーズ」の一員で、スタイリッシュで都会的なデザインの中に、実用性と先進性を融合させたモデルです。フロントマスクにはEQシリーズ共通のブラックパネルグリルやLEDライトバーが採用され、ひと目でEVとわかる洗練された外観が特徴です。
最大の魅力はその室内空間で、3列シート仕様では最大7人まで乗車可能。コンパクトSUVとしては珍しい広さを持ち、ファミリー層にも高い人気があります。荷室も広く、シートを倒せば大容量のラゲッジスペースとして活用できるため、日常使いから旅行まで幅広いシーンに対応できます。
搭載されるパワートレインは、前輪駆動のEQB 250や、四輪駆動のEQB 350 4MATICなどがあり、出力は最大215kW（約292馬力）とパワフル。バッテリー容量は66.5kWhで、航続距離は最大約520km（WLTPモード）と実用的な数値です。急速充電にも対応し、30分程度で80％まで充電できる点も利便性の高さを感じさせます。
内装には10.25インチのデュアルディスプレイを備えたMBUXインフォテインメントシステムを採用しており、音声操作やナビゲーション、スマートフォンとの連携などもスムーズ。高級感あふれるインテリアデザインも、さすがメルセデスといえる完成度です。
また、安全性能もメルセデスならではの充実ぶりで、先進運転支援システム「インテリジェントドライブ」をはじめ、衝突回避支援やアダプティブクルーズコントロールなどが標準装備されています。
EQBは、広い室内と高い実用性、プレミアム感を兼ね備えた数少ないEV SUVであり、特にファミリーカーとしてのEVを検討している方にとって、非常に魅力的な選択肢となるモデルです。
メルセデスベンツ：EQE SUV
■メルセデスベンツ：EQE SUV
メルセデス・ベンツ EQE SUVは、Eクラス相当のサイズ感を持つ電気自動車（EV）で、メルセデスの高級EVライン「EQシリーズ」の中核を担う存在です。セダンタイプのEQEをベースに、SUVとしての実用性や存在感を加えたモデルで、ファミリーユースにも適したラグジュアリーEVとなっています。滑らかでエアロダイナミクスに優れたデザインは、無駄のない美しさと先進性を感じさせる仕上がりです。
ラインアップには後輪駆動のEQE 350+や、四輪駆動のEQE 500 4MATICなどがあり、特に上位モデルでは加速性能もスポーティで、0-100km/h加速を5秒前後でこなすなど、パフォーマンス面でも魅力的です。バッテリー容量は90.6kWhで、航続距離は最大約590km（WLTPモード）と長距離ドライブにも十分対応できる設計になっています。
室内空間は非常に上質で、MBUXインフォテインメントシステムによる大画面ディスプレイ、ジェスチャー操作、音声アシスタントなど最先端のテクノロジーが盛り込まれています。高級レザーやウッドパネル、アンビエントライトなどの演出も豊かで、乗る人すべてに快適さと満足感を与えてくれます。
また、最新の運転支援機能もフル装備されており、アクティブディスタンスアシストやアクティブステアリングアシスト、レーンチェンジアシストなどが安全でスムーズな走行をサポートします。静粛性や乗り心地も非常に高く、EVならではの滑らかな走行感と相まって、上質な移動空間を提供してくれます。
EQE SUVは、快適さ・高性能・環境性能のバランスに優れ、特にプレミアムなEVを求めるユーザーにとって理想的な選択肢となる一台です。日常からロングドライブまで、どんなシーンでも高い満足度を提供してくれるモデルです。
メルセデスベンツ：EQS SUV
■メルセデスベンツ：EQS SUV
メルセデス・ベンツ EQS SUVは、同ブランドのフラッグシップEVセダン「EQS」のSUV版として登場した超高級電気自動車です。メルセデスの電動化戦略の頂点に位置するモデルで、サイズ・性能・快適性のすべてにおいて最高水準を追求しています。存在感のある大柄なボディと、流れるような滑らかなフォルムは、エレガントで未来的な印象を与え、高級SUVとしての風格を漂わせています。
パワートレインは四輪駆動の「4MATIC」を中心に構成され、上位グレードでは出力400kW（544馬力）にも達する圧倒的な動力性能を誇ります。バッテリー容量は107.8kWhと大容量で、航続距離は最大約660km（WLTPモード）に達し、長距離移動も余裕でこなせるスペックを実現。急速充電にも対応し、利便性も高いです。
インテリアはまさに“移動するラウンジ”と呼べるような贅沢な空間。MBUXハイパースクリーンと呼ばれる一体型の超大型ディスプレイはダッシュボード全面に広がり、タッチ操作やAIによる音声アシスタントで直感的に車両を操作できます。さらに、上質な素材によるシート、広々とした3列シートレイアウト、リアエンターテインメントシステムなど、すべてが最高級の設計です。
安全面も妥協なく、最新の運転支援システムがフル搭載されており、自動運転レベル2相当の機能も用意。大きなボディながらも、優れた静粛性と滑らかな乗り心地で、長距離でも疲れにくい快適な移動体験を提供してくれます。
EQS SUVは、ラグジュアリーとテクノロジー、環境性能のすべてを極限まで高めた一台であり、EVの未来を体現する存在とも言えるモデルです。広さ・豪華さ・走りをすべて手に入れたいというユーザーにとって、最高峰の選択肢となる電動SUVです。
メルセデスベンツ：G 580 with EQ Technology Edition 1
■メルセデスベンツ：G 580 with EQ Technology Edition 1
メルセデス・ベンツ G 580 with EQ Technology Edition 1は、伝統のGクラスを電動化した注目のEVモデルで、Gクラス初の完全電気自動車となります。外観は従来のGクラスのボクシーなシルエットをそのまま継承しつつ、ブラックパネルグリルや専用バッジ、ブルーアクセントなどEVらしいディテールを加え、力強さと未来感を融合させたデザインに仕上がっています。Edition 1はローンチ限定仕様で、特別なカラーや内装、専用装備が与えられたコレクターズモデルです。
パワートレインは4基のモーターを搭載する「クワッドモーター」方式を採用しており、最大出力は432kW（約587馬力）、最大トルクは1,164Nmという驚異的なスペックを誇ります。0-100km/h加速は約4.7秒で、Gクラスらしい悪路走破性とEVならではの瞬時のトルクが融合。バッテリー容量は116kWhで、航続距離は約473km（WLTPモード）と、重量級のラグジュアリーオフローダーとしては非常に優れた数値です。
注目すべきは、オフロード性能に関わる新技術「G-Turn（その場旋回機能）」や「G-Crawl（低速クルーズ機能）」など、電動化によって進化した新しい走行モードの数々。個別制御される4輪のモーターにより、これまで以上に細かく駆動力を制御でき、悪路や傾斜でも安定した走行を可能にしています。
内装はGクラスならではの重厚な高級感に、最新のMBUXインフォテインメントシステムとデジタルコックピットが融合。Edition 1では特別なトリムやステッチ、ロゴ入りの装備が加わり、プレミアム感を一層高めています。安全装備や快適装備もフル装備で、まさに“電動Gクラス”にふさわしい完成度となっています。
G 580 with EQ Technology Edition 1は、Gクラスの伝統とEVの革新を見事に融合させたモデルであり、ラグジュアリーと走破性、環境性能をすべて求めるユーザーにとって、唯一無二のEV SUVです。限定モデルとしての希少性もあり、将来的な価値も注目される存在です。
BMW：iX
■BMW：iX
BMW iXは、BMWが電動化時代のフラッグシップとして開発した電気自動車（EV）専用のラグジュアリーSUVで、ブランドの先進技術と革新性が凝縮されたモデルです。外観は存在感のある大型グリルやシャープなLEDライトを特徴とし、近未来的かつ彫刻的なデザインで注目を集めています。サイズ感はX5に近く、堂々としたフォルムと高い質感を兼ね備えています。
パワートレインは四輪駆動のxDriveが基本で、「iX xDrive40」「iX xDrive50」、さらには高性能モデル「iX M60」などがラインアップされています。最高出力は240kW（326馬力）から最大455kW（619馬力）まで用意され、特にM60モデルはスポーツカー並みの加速性能を発揮。バッテリー容量は71kWh〜111.5kWhとグレードによって異なり、航続距離は最大約650km（WLTPモード）と、ロングドライブも安心の性能を備えています。
車内は“未来のラウンジ”をコンセプトにした開放感のある空間で、天然素材やリサイクル材を使用したサステナブルなデザインが特徴です。12.3インチと14.9インチの曲面ディスプレイを融合させたBMWカーブドディスプレイにより、直感的な操作性を実現。さらに、最新のiDrive 8が搭載されており、音声アシスタントやジェスチャー操作なども可能です。
安全・運転支援技術も非常に充実しており、高速道路での自動運転サポートや自動駐車、360度カメラなど、快適で安全なドライブをサポートする装備が満載です。静粛性や乗り心地も非常に高く、EVらしいスムーズな加速と振動の少なさが、移動時間をより快適にしてくれます。
iXは、BMWが考える次世代のモビリティを体現したモデルで、環境意識・快適性・高性能をすべて求めるユーザーにぴったりのプレミアムEV SUVです。先進的でありながらも走りの楽しさを妥協しない、BMWらしい魅力が詰まった一台です。
BMW：iX1
■BMW：iX1
BMW iX1は、BMWの電動SUVラインナップの中で最もコンパクトなモデルで、ガソリン車の「X1」をベースにした完全電気自動車（EV）です。都市部での扱いやすさと、BMWらしいスポーティな走行性能を両立しており、初めてのEVにも適したモデルとして注目されています。外観はX1と共通のデザインをベースにしつつ、ブルーのアクセントや専用グリルでEVらしさが演出され、モダンかつ洗練された印象を与えます。
搭載されるパワートレインは、四輪駆動の「xDrive30」が中心で、最高出力は230kW（313馬力）とコンパクトSUVとは思えないほどパワフルな性能を誇ります。0-100km/h加速はわずか約5.6秒と俊敏で、街乗りでも高速道路でも軽快なドライビングを楽しめます。バッテリー容量は約66.5kWhで、航続距離は最大約440km（WLTPモード）と、日常使いに十分な性能を備えています。
室内は最新のBMWらしいスタイルでまとめられており、10.25インチのデジタルメーターと10.7インチのセンターディスプレイを備えたBMWカーブドディスプレイが標準装備されています。最新のiDrive 8によって、スマートな音声操作や直感的なナビゲーション操作が可能で、快適なドライビングをサポートします。
また、コンパクトながら後席や荷室も十分なスペースが確保されており、日常的な買い物や週末のお出かけなど、幅広い用途に対応。先進運転支援システムも充実しており、安全性と利便性も抜かりありません。
iX1は、BMWの走りの楽しさをそのままに、電動化されたスマートな選択肢として、EV入門にも最適な一台です。コンパクトなサイズ感とプレミアムな質感の両方を求めるユーザーにぴったりのEV SUVとなっています。
BMW：iX2
■BMW：iX2
BMW iX2は、BMWのコンパクトSUV「X2」をベースにした完全電気自動車（EV）で、クーペスタイルを取り入れたスポーティな外観と、電動化による効率性を両立した新世代モデルです。従来のiX1と並ぶポジションに位置しながらも、よりスタイリッシュでダイナミックな印象を与えるデザインが特徴で、BMWらしいキドニーグリルやシャープなLEDヘッドライトが未来感を演出しています。
パワートレインは四輪駆動の「iX2 xDrive30」が中心で、デュアルモーターにより最高出力は230kW（313馬力）、0-100km/h加速は5.6秒とコンパクトSUVとは思えない俊敏さを発揮します。バッテリー容量は約64.8kWhで、航続距離は最大449km（WLTPモード）と、都市部から長距離移動まで対応できる実用性の高いスペックです。急速充電ではわずか30分で80％まで回復でき、利便性も優れています。
内装は最新のBMW iシリーズ共通のミニマルで高級感あるデザインとなっており、10.25インチのデジタルメーターと10.7インチのセンターディスプレイを融合したカーブドディスプレイを搭載。iDrive 9システムにより、スマートな音声操作や直感的なメニュー選択が可能で、Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応しています。さらに、インテリア素材には環境配慮型のリサイクル素材も取り入れられています。
安全装備も充実しており、アダプティブクルーズコントロール、車線維持支援、衝突回避支援ブレーキなど、日常の運転をサポートする先進機能が標準装備。EVならではの静粛性と滑らかな加速により、街中でも快適な乗り心地を提供します。
iX2は、スタイルと走り、電動化をスマートに融合したBMWらしいEVで、特にデザイン性と走行性能の両立を重視するユーザーに最適な選択肢です。コンパクトでありながら存在感のある一台として、プレミアムEV市場でも注目を集めています。
BMW：iX3
■BMW：iX3
BMW iX3は、人気SUV「X3」をベースに開発された電気自動車（EV）で、BMW初の後輪駆動EVとして登場しました。外観はX3と非常に似ており、エアロダイナミクスを意識したホイールデザインやブルーのアクセントでEVモデルであることを表現。見た目に大きな変化はありませんが、細部には効率と先進性を意識した工夫が盛り込まれています。
パワートレインは後輪駆動で、最高出力は210kW（286馬力）を発揮し、0-100km/h加速は6.8秒と、日常での走行には十分すぎる性能を備えています。バッテリー容量は80kWhで、航続距離は最大約508km（WLTPモード）と、ロングドライブにも対応可能な設計。さらに急速充電にも対応しており、約34分で80％まで充電できる点も実用的です。
内装はX3譲りの上質な造りで、使い勝手の良さとプレミアムな雰囲気が両立しています。12.3インチのデジタルメーターとセンターディスプレイによる最新インフォテインメントシステムは直感的な操作が可能で、Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応。シートの座り心地もよく、長時間の運転でも疲れにくい設計です。
先進の運転支援機能も充実しており、アクティブクルーズコントロールやステアリング＆レーンコントロールアシストなどが安全で快適な走行をサポート。EVとしての静粛性やスムーズな加速もあり、ガソリン車とは一味違った上質な走りが楽しめます。
iX3は、ガソリン車からEVへの移行をスムーズにしたいと考えるユーザーにとって、違和感なく乗り換えられる完成度の高いモデルです。BMWらしい走りの質をそのままに、環境性能と実用性を兼ね備えたバランスの良いEV SUVとなっています。
アウディ：Q4 e-tron
■アウディ：Q4 e-tron
アウディ Q4 e-tronは、アウディ初のMEBプラットフォーム（フォルクスワーゲングループのEV専用設計）を採用したコンパクト電気自動車（EV）SUVで、プレミアムコンパクトSUV市場におけるEVの新たな選択肢として注目されています。アウディらしい精悍なシングルフレームグリルや、先進的なLEDライトのデザインが特徴で、EVでありながら従来のアウディモデルと一貫したスタイリッシュな外観を保っています。
駆動方式は後輪駆動と四輪駆動の両方があり、日本仕様では主に「Q4 40 e-tron（RWD）」と「Q4 50 e-tron quattro（AWD）」が導入されています。出力は最大220kW（299馬力）で、0-100km/h加速は約6.2秒とパワフルな走りを楽しめます。バッテリー容量は82kWhで、航続距離は最大約600km（WLTPモード）と、日常使いからロングドライブまで余裕のある性能です。
インテリアは高級感と機能性が融合した仕上がりで、10.25インチのバーチャルコクピットと11.6インチのセンタータッチスクリーンを備え、直感的な操作が可能な最新のインフォテインメントシステムを搭載。広々とした室内空間は後席の足元スペースも十分に確保されており、コンパクトSUVとは思えない快適性を提供しています。
また、安全装備も充実しており、アダプティブクルーズアシスト、車線維持支援、衝突軽減ブレーキなど、先進の運転支援システムが標準装備されているのもポイントです。加えて、静粛性や乗り心地にも優れており、街中でも長距離でも快適な移動が可能です。
Q4 e-tronは、プレミアムな質感と先進的なEV技術を兼ね備え、初めてのEVとしても違和感なく乗れるアウディらしい完成度の高い一台です。上質さと実用性を求めるユーザーにとって、非常に魅力的なEV SUVとなっています。
アウディ：Q6 e-tron
■アウディ：Q6 e-tron
アウディ Q6 e-tronは、アウディの新世代EVを象徴する最新の電気自動車（EV）SUVで、プレミアムミドルサイズSUVとして2024年に登場しました。ポルシェと共同開発された新プラットフォーム「PPE（プレミアム・プラットフォーム・エレクトリック）」を採用しており、走行性能・快適性・テクノロジーのすべてを大幅に進化させたモデルとなっています。外観はクーペのような流れるフォルムと、大型の密閉式グリル、マトリクスLEDなど未来感あふれるデザインが特徴です。
ラインアップには「Q6 e-tron」と高性能仕様の「SQ6 e-tron」が用意され、デュアルモーターによる四輪駆動（quattro）を標準装備。SQ6では最高出力380kW（約517馬力）を誇り、0-100km/h加速はわずか4.3秒とスポーツカー並みのパフォーマンスを実現しています。バッテリー容量は約100kWhで、航続距離は最大625km（WLTPモード）と長距離ドライブにも対応できる安心の数値です。800Vの高電圧システムを採用しており、急速充電にも対応、約10分で最大約250km分の充電が可能です。
インテリアは完全に刷新され、アウディ初の「アクティブ・インタラクション・ライト」や、視認性と操作性に優れた「デュアルディスプレイ（インフォテインメント＋助手席用）」が搭載されるなど、テクノロジーに満ちた空間に仕上がっています。素材は持続可能性を意識したリサイクル材を多く取り入れつつ、高級感のある仕立ても健在で、快適性と環境配慮を両立しています。
安全装備も最先端で、アウディの次世代ADAS（先進運転支援システム）を搭載し、自動運転レベル2+相当の支援機能を提供。長時間の運転も疲れにくく、街乗りから高速巡航まで幅広く対応可能です。
Q6 e-tronは、アウディの電動化戦略における主力モデルとして、革新性と実用性、走りとラグジュアリーを高次元で融合させたEV SUVです。デザイン・性能・技術すべてにおいて“次のアウディ”を体験できる一台として、今後の注目を集めています。
アウディ：Q8 e-tron
■アウディ：Q8 e-tron
アウディ Q8 e-tronは、アウディのフラッグシップEV SUVとして展開されるラグジュアリー電気自動車で、従来の「e-tron SUV」から名称を刷新し、プレミアム感とブランド戦略を強化したモデルです。大型SUVらしい堂々としたプロポーションと、洗練されたシングルフレームグリル、滑らかなLEDライトによって、未来的かつ上質なデザインに仕上がっています。ボディタイプは標準モデルに加えて、流麗なデザインの「Q8 Sportback e-tron」も用意されており、好みに応じて選べるのも魅力です。
パワートレインはデュアルモーターの四輪駆動（quattro）が標準で、グレードには「Q8 50 e-tron」「Q8 55 e-tron」「SQ8 e-tron」などがラインアップされています。最上位のSQ8では最大370kW（503馬力）もの出力を発揮し、0-100km/h加速はわずか4.5秒と俊足。バッテリー容量は最大114kWhと大容量で、航続距離は最大約600km（WLTPモード）と、ロングドライブでも安心の性能を誇ります。高出力の急速充電にも対応しており、30分程度で80％まで充電可能です。
インテリアはまさにアウディらしい上質な空間で、バーチャルコクピット、タッチ式のセンターディスプレイ、デュアルスクリーン構成などを採用し、先進性と操作性を両立。高級レザーや木目素材を用いた落ち着きのあるインテリアとともに、静粛性・快適性もトップクラスで、まさに“移動するラグジュアリールーム”と呼べる快適さを提供します。
先進の運転支援技術も完備しており、アダプティブクルーズコントロール、レーンキープアシスト、360度カメラなど、ドライバーをしっかりとサポートする機能が充実。EVならではの滑らかな加速と、四輪駆動による安定した走行性能が相まって、大柄な車体でも扱いやすく、高級SUVとしての完成度を高めています。
Q8 e-tronは、ラグジュアリー・パフォーマンス・環境性能のすべてを高水準で実現した、アウディのEV戦略の象徴とも言えるモデルです。上質で広々としたEV SUVを求めるユーザーにとって、理想的な選択肢となる一台です。
フォルクスワーゲン：ID.4
■フォルクスワーゲン：ID.4
フォルクスワーゲン ID.4は、同社のEV専用プラットフォーム「MEB」を採用したグローバルモデルで、使いやすさと快適性を重視したミドルサイズの電気自動車（EV）SUVです。フォルクスワーゲンらしいシンプルで親しみやすいデザインに、滑らかなラインと先進的なLEDライトが融合し、モダンかつ実用的な印象を与えています。空力性能も考慮されたボディ形状で、EVらしい効率的な走行にも貢献しています。
駆動方式は後輪駆動と四輪駆動があり、日本市場では主に「ID.4 Pro」として展開されています。モーター出力は150kW（204馬力）で、0-100km/h加速は8.5秒と必要十分な走行性能を確保。バッテリー容量は約77kWhで、航続距離は最大561km（WLTCモード）と、通勤から週末の遠出まで幅広く対応できる実用的なスペックとなっています。急速充電にも対応し、30分で最大80％まで充電可能な点も使い勝手の良さに繋がります。
内装はミニマルなデザインでまとめられ、10インチのタッチスクリーンやデジタルメーターを中心に構成されています。直感的な操作性を重視したレイアウトとなっており、音声操作やスマートフォン連携にも対応。後席やラゲッジスペースも広く、ファミリーカーとしても使いやすい設計です。
安全装備も充実しており、アダプティブクルーズコントロールやレーンキープアシスト、歩行者検知機能付きの衝突回避支援ブレーキなどが標準装備。運転支援機能も高水準で、安心して日々の運転ができる仕様です。また、EV特有の静粛性とスムーズな加速により、街中でもストレスの少ない快適なドライブが楽しめます。
ID.4は、EV初心者から家族ユースまで幅広いニーズに応える、実用性重視の電動SUVです。高性能かつ手が届きやすい価格帯で、今後のEV市場においても中核的な存在として注目される一台です。
プジョー：E2008
■プジョー：E2008
プジョー E2008は、プジョーの人気コンパクトSUV「2008」をベースにした電気自動車（EV）で、スタイリッシュなデザインと日常使いにぴったりのサイズ感、そして高い実用性を兼ね備えたモデルです。従来のガソリンモデルと共通のプラットフォームを使用しながらも、EV専用に最適化された設計がなされており、特に都市部での使いやすさと環境性能を重視した一台です。2023年のマイナーチェンジではフロントフェイスが一新され、三本爪のLEDライトや新世代のエンブレムが加わり、よりモダンで洗練された印象となりました。
パワートレインは前輪駆動で、最高出力115kW（156馬力）、バッテリー容量は54kWhとコンパクトな設計ながらも、航続距離は最大約406km（WLTPモード）と、日常の通勤や買い物から週末の小旅行まで対応できる実用的な性能を持っています。充電面では急速充電に対応しており、30分程度で約80％まで充電が可能なため、忙しい日常でも安心して利用できます。
内装にはプジョー独自の「i-Cockpit」が採用されており、小径ステアリングと高めのデジタルメーター配置により、ドライバーが視線を動かさずに情報を把握しやすい設計になっています。センターには10インチのタッチディスプレイが備わっており、Apple CarPlayやAndroid Autoなどスマートフォン連携も充実。コンパクトながら後席やラゲッジスペースも確保されており、日常ユースに適したパッケージングが魅力です。
安全装備も抜かりなく、アクティブセーフティブレーキ、アクティブレーンキープアシスト、トラフィックサイン認識など、多彩な先進運転支援機能が搭載されています。また、EVならではの静粛性とスムーズな加速により、街中での取り回しも快適で、運転が楽しくなるようなキャラクターも持ち合わせています。
E2008は、コンパクトSUVの魅力をそのままに、電動化による快適さと環境性能を加えたバランスの良いEVです。初めてのEVや、都市部での取り回しを重視するユーザーにとって非常に魅力的な選択肢となっています。
プジョー：E5008
■プジョー：E5008
プジョー E5008は、プジョーの電動化戦略におけるフラッグシップSUVとして登場した3列シートの電気自動車（EV）で、スタイリッシュなデザインと高い実用性を兼ね備えたモデルです。従来の5008の大型SUVとしての魅力をそのままに、最新のEV専用プラットフォーム「STLA Medium」を採用し、電動化に最適化された設計となっています。フロントマスクには最新のライオンエンブレムと縦型LEDライトが配置され、力強さと先進性を兼ね備えた印象を与えます。
パワートレインは前輪駆動と四輪駆動の2タイプが用意され、前輪駆動の「E-5008」では最高出力170kW（231馬力）を発揮。さらにデュアルモーター搭載の四輪駆動モデルでは約237kW（320馬力）と、走行性能も十分に確保されています。バッテリー容量は約73kWhと98kWhの2種類が設定され、最大航続距離は約660km（WLTPモード）と、ファミリーユースにも安心なロングレンジ性能を誇ります。
室内は広々としており、3列シート仕様により最大7人まで乗車可能。特に2列目と3列目の足元空間が広く、長距離移動でも快適に過ごせます。インテリアには最新の「i-Cockpit」が採用され、21インチの大型湾曲パノラマスクリーンが運転席を中心に配置されており、視認性と操作性が高いデジタル空間を演出。質感の高い素材とモダンなデザインにより、プレミアムな雰囲気も感じられます。
先進運転支援システムも充実しており、アダプティブクルーズコントロールや車線維持支援、360度カメラなど、安全で快適なドライブを支える装備が多数搭載。静粛性や乗り心地もEVならではの滑らかさがあり、移動そのものが快適な体験となります。
E5008は、広さ・走行性能・航続距離・デザイン性すべてを高水準で実現したEV SUVで、特にファミリーやロングドライブを重視するユーザーにとって理想的な選択肢です。プジョーらしい個性と先進性を併せ持つ、注目の次世代モデルです。
ボルボ：EX30
■ボルボ：EX30
ボルボ EX30は、ボルボが展開する最もコンパクトな電気自動車（EV）SUVで、都市部での使いやすさと北欧デザイン、そして最新のEVテクノロジーを融合させた次世代モデルです。2023年に登場し、エントリーモデルでありながらプレミアム感と高性能を備えており、「コンパクトでも妥協しない」新しい価値を提案する一台となっています。外観はシンプルながらも洗練されたデザインで、ボルボの新世代を象徴する「トールハンマー型」のLEDヘッドライトやクリーンなラインが印象的です。
パワートレインは後輪駆動の「シングルモーター」と、四輪駆動の「ツインモーター・パフォーマンス」の2タイプが用意され、最高出力は200kW（272馬力）から315kW（428馬力）に達します。特にツインモーターモデルでは0-100km/h加速が3.6秒と非常に俊足で、コンパクトSUVとは思えないパフォーマンスを発揮。バッテリー容量は約69kWhで、最大航続距離は約476km（WLTPモード）と、日常使いにも十分な実用性があります。
内装は北欧らしいミニマルで機能的なデザインが特徴で、環境に配慮したリサイクル素材を多用。センターには大型の12.3インチ縦型ディスプレイが配置され、インフォテインメントや車両設定、ナビゲーションなどの機能を集約しています。GoogleベースのOSが採用されており、GoogleマップやGoogleアシスタントがスムーズに使えるのも魅力です。
安全装備もボルボらしく充実しており、前方衝突回避支援や車線逸脱防止支援に加え、ドア開放時の後方確認機能「ドアオープンアラート」など、都市部での細やかな安全性にも配慮されています。また、自動運転支援機能も進化しており、高速道路でのドライバー支援もスムーズです。
EX30は、小さなボディにボルボの美学と最新技術を詰め込んだ魅力的なEV SUVです。コンパクトでありながら安全性・性能・デザインすべてにこだわりたいユーザーにとって、理想的な選択肢となる一台です。
ボルボ：EX40
■ボルボ：EX40
ボルボ EX40は、これまで「XC40 Recharge」として展開されていた電気自動車（EV）SUVの新しい名称で、ボルボの電動化戦略の一環としてリブランドされたモデルです。EX40という新名称は、ボルボの次世代EVラインアップに統一感を持たせるためのもので、中身はすでに高評価を得ていたXC40 Rechargeの魅力をそのままに、より明確に「電気専用モデル」としての位置付けが強調されています。コンパクトで都会的なボディに、北欧デザインならではの洗練された美しさが光る一台です。
パワートレインはシングルモーター（後輪駆動）とデュアルモーター（四輪駆動）の2タイプがあり、シングルモーター仕様は最大出力175kW（238馬力）、デュアルモーター仕様では300kW（408馬力）を発揮します。0-100km/h加速はデュアルモーターでわずか4.9秒とスポーティな走行性能も備えています。バッテリー容量は最大82kWhで、航続距離は約537km（WLTPモード）と、通勤や週末のドライブにも安心のスペックです。
インテリアはミニマルで高級感があり、リサイクル素材を取り入れたサステナブルな仕上がり。センターにはGoogle搭載のインフォテインメントシステムを備えた9インチの縦型タッチディスプレイが配置されており、GoogleマップやGoogleアシスタント、Google Playなどがシームレスに利用できます。視認性の高いデジタルメーターも標準装備で、ドライバーに必要な情報を直感的に確認できる設計です。
安全性はボルボの代名詞であり、EX40にも歩行者・自転車検知機能付きの自動ブレーキ、車線維持支援、ブラインドスポットモニター、パイロットアシスト（運転支援機能）などが標準装備されています。コンパクトながら高い静粛性と快適性があり、家族での使用にも適しています。
EX40は、スタイリッシュでパワフル、かつ安全で実用的なEV SUVとして、都市型ライフスタイルにぴったりの一台です。初めての電気自動車にも最適で、日常のあらゆるシーンにフィットする万能なモデルといえるでしょう。
ミニ：エレクトリック カントリーマン
■ミニ：エレクトリック カントリーマン
ミニ エレクトリック カントリーマンは、ミニブランドとしては最大サイズとなるSUV「カントリーマン」の完全電気自動車（EV）バージョンで、2024年にフルモデルチェンジとともに登場した最新モデルです。従来のカントリーマンの個性あるスタイルと使い勝手の良さをそのままに、電動化によって静かでクリーン、そして力強い走りを手に入れた新世代のミニとして注目されています。デザインは従来よりシャープで現代的になり、角張ったフェンダーや水平基調のLEDライトなど、力強さとミニらしい愛らしさが融合したルックスが特徴です。
パワートレインは2種類あり、前輪駆動の「E」モデルでは150kW（204馬力）、四輪駆動の「SE ALL4」では230kW（313馬力）を発揮。0-100km/h加速は最上位モデルで5.6秒と、ファン・トゥ・ドライブな走りも健在です。バッテリー容量は約64.7kWhで、航続距離は最大約462km（WLTPモード）と、日常の移動からロングドライブまでカバーできる実用的な性能を備えています。
内装はミニらしい遊び心と近未来感が融合した仕上がりで、特徴的なのは丸型の有機ELセンターディスプレイ。これはインフォテインメントやナビ、車両設定などを集約した新世代の操作系で、直感的かつ楽しい操作感が味わえます。素材にもサステナブルなリサイクル素材が使われ、環境意識の高さも表現されています。
安全装備も大幅に進化しており、アダプティブクルーズコントロール、ステアリングアシスト付きの車線維持支援、後方衝突警告などが搭載され、コンパクトながら安心して乗れる装備がそろっています。荷室も広く、SUVらしく多用途に使える点もファミリーユースに嬉しいポイントです。
エレクトリック カントリーマンは、「ミニ＝コンパクト」というイメージを覆す広さと実用性に加え、電動化による静かで力強い走り、そして変わらぬデザインの個性が融合した一台です。ミニの世界観を楽しみながら、未来に向けたクリーンなモビリティを体験したいユーザーに最適なEV SUVです。
ポルシェ：マカンE
■ポルシェ：マカンE
ポルシェ マカンEは、ポルシェ初の電動コンパクトSUV「マカン」のフル電気自動車（EV）バージョンで、2024年に登場した次世代モデルです。EV専用の新開発プラットフォーム「PPE（プレミアム・プラットフォーム・エレクトリック）」を採用し、ポルシェの名にふさわしいスポーツ性能と実用性、そして最新のテクノロジーが融合した一台に仕上がっています。従来のマカンのダイナミックなプロポーションを継承しつつ、空力性能に優れた滑らかなデザインで、EVらしい洗練された印象を与えています。
ラインアップは「マカン 4」と高性能な「マカン ターボ」の2モデル構成で、両モデルともデュアルモーターによる四輪駆動（AWD）を採用。マカン ターボは最大出力470kW（639馬力）、最大トルク1,130Nmという圧倒的なスペックを持ち、0-100km/h加速はわずか3.3秒とスポーツカー顔負けの俊足です。バッテリー容量は約100kWh、航続距離は最大613km（WLTPモード）と、パフォーマンスと実用性の両立を実現。800Vシステムによる超急速充電にも対応しており、10分の充電で最大約240kmの走行が可能です。
内装はプレミアムスポーツSUVにふさわしく、高級感のある素材と最新テクノロジーが融合した設計。12.6インチのデジタルメーター、10.9インチのセンターディスプレイ、さらに助手席にも独立したディスプレイが用意され、情報と操作性を両立しています。インフォテインメントはAndroidベースで、Googleマップや音声アシスタントにも対応し、利便性も抜群です。
さらに、エアサスペンションやリアアクスルステアリング（後輪操舵）などの先進的なシャシー技術も搭載されており、コーナリング性能や乗り心地も従来のマカン以上に進化しています。最新の運転支援機能や安全装備も完備し、日常の移動からスポーツドライブまで、あらゆる場面に対応する万能な電動SUVとなっています。
マカンEは、ポルシェの伝統である「走りの楽しさ」をEVでもしっかり体現したモデルであり、EVに移行したいけれどスポーツ性やラグジュアリー性を妥協したくないドライバーにとって理想的な選択肢です。ポルシェらしさと未来の走りが融合した、注目のEV SUVです。
フォード：マスタング マッハE
■フォード：マスタング マッハE
フォード マスタング マッハEは、アメリカの象徴的なスポーツカー「マスタング」の名前を冠した、フォード初の本格電気自動車（EV）SUVです。マスタングの名にふさわしいスポーティな走りとデザイン性を持ちながら、SUVとしての実用性とEVとしての先進性を高次元で融合したモデルとして、世界的に高い注目を集めています。外観はクーペスタイルのフォルムに、大胆なグリルレスのフロントデザイン、C字型テールランプなど、マスタングのDNAを受け継いだアイコニックなスタイルが特徴です。
パワートレインは複数のバリエーションがあり、後輪駆動（RWD）と四輪駆動（AWD）の両方が選択可能。パフォーマンスモデル「GT」は最高出力358kW（487馬力）、最大トルク860Nmを発揮し、0-100km/h加速は約3.5秒と、まさにスーパースポーツ並みの加速力を誇ります。バッテリー容量はスタンダードで68kWh、エクステンデッドレンジで91kWhが用意され、最大航続距離は約610km（WLTPモード）と、ロングドライブにも十分対応可能です。急速充電にも対応し、約10分の充電で最大約119km分の走行が可能です。
インテリアは近未来的で洗練されており、中央には縦型15.5インチの巨大なタッチスクリーンを配置。操作系は直感的で、フォード独自の「SYNC 4A」インフォテインメントシステムを搭載し、音声認識、クラウド連携、Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応しています。ラゲッジスペースも広く、前方には“フランク（フロントトランク）”も備えるなど、実用性にも優れています。
安全装備も充実しており、先進運転支援技術「Ford Co-Pilot360」には、アダプティブクルーズコントロールやレーンキーピングシステム、自動ブレーキなどが含まれ、日常の運転をしっかりサポートします。さらに、アメリカ市場では「BlueCruise」という高速道路でのハンズフリー運転支援機能も利用可能です。
マスタング マッハEは、マスタングの持つ情熱的な走りと、EVのもたらす効率性や静粛性、そして未来感を融合させた新時代のSUVです。スポーツ性と実用性、そして先進技術をバランスよく取り入れたEVを求める人にとって、非常に魅力的な選択肢となっています。
ロータス：エレトレ
■ロータス：エレトレ
ロータス エレトレは、ロータス初のSUVであり、かつ初の完全電気自動車（EV）でもある、ブランドにとって非常に革新的なモデルです。これまで軽量・小型スポーツカーを中心に展開してきたロータスが、新たな電動時代に向けて開発したフルサイズのラグジュアリーSUVで、ロータスの伝統である“ドライビングプレジャー”と先進のEVテクノロジーを融合させた意欲作です。外観はエアロダイナミクスに優れたスポーティなフォルムで、彫刻的なボディラインや細く鋭いLEDライトが未来感を演出しています。
パワートレインはデュアルモーターの四輪駆動を採用しており、グレードにより最高出力は450kW（603馬力）から675kW（905馬力）という驚異的なスペックを誇ります。最上位の「エレトレ R」では、0-100km/h加速はわずか2.95秒と、スーパーカー並みの俊足を実現。バッテリー容量は112kWhで、最大航続距離は約600km（WLTPモード）と、パフォーマンスと実用性を高いレベルで両立しています。
内装はラグジュアリーそのもので、上質な素材と最新テクノロジーが融合した未来的な空間が広がります。大型ディスプレイとデジタルメーターによるミニマルで洗練されたインターフェースが採用されており、5人乗り仕様のほか、より高級感を強調した4人乗り仕様も用意。インフォテインメントにはハイエンドのオーディオブランド「KEF」のプレミアムサウンドシステムが搭載され、移動空間としての満足度も非常に高いです。
安全装備・運転支援機能も最先端で、LiDAR（ライダー）を用いた高精度な自動運転支援技術を備えており、今後のソフトウェアアップデートでさらに高度な機能が追加される予定です。EVならではの静粛性に加え、ロータス伝統のシャープなハンドリング性能も健在で、スポーツSUVとしての走りの楽しさも十分に味わえます。
エレトレは、ロータスが単なるスポーツカー専業メーカーから、次世代のプレミアムEVブランドへと進化する象徴ともいえるモデルです。高性能、ラグジュアリー、先進技術のすべてを求めるユーザーにとって、唯一無二のEV SUVとなっています。
さいごに
いかがでしたか？
電気自動車SUVは、今や“未来のクルマ”ではなく、“今選ぶべきクルマ”になっています。静粛性や加速性能はもちろん、充電インフラの整備やモデルの多様化が進んだことで、選択肢はグッと広がりました。
今回ご紹介したおすすめモデルは、それぞれに異なる魅力を持ち、ライフスタイルや用途に応じた最適な一台がきっと見つかるはずです。
「環境にやさしいクルマに乗りたい」「通勤や家族とのお出かけをもっと快適にしたい」そんなあなたにこそ、電気自動車SUVはぴったり。ぜひ、この記事を参考にして、自分だけの“理想の一台”を見つけてくださいね！
