マツダCX-60の魅力とは?エクステリア・内装・走行性能を徹底解説【2025年最新】

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※車両情報(スペック、価格など)はフルモデルチェンジや改良などにより、記事執筆時と現在では異なる可能性があります。詳しくは各社HPにてご確認下さい。

スザク

元車買取店勤務のスザクと言います。
車が好きという病気に侵されてる男です。
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はじめに

マツダが次世代SUVとして送り出した「CX-60」。

FRベースの新世代プラットフォームや直列6気筒エンジン、さらにマツダ初のプラグインハイブリッド(PHEV)を採用するなど、同社の本気度が伝わるモデルです。

外観は力強さと上質さを兼ね備え、インテリアは日本の美意識を取り入れた洗練された空間。走りも欧州プレミアムSUVに匹敵する完成度を誇ります。

今回はそんなCX-60について、魅力から気になるポイントまで詳しく解説します。

CX-60のエクステリアの特徴

プロポーション

  • ロングノーズ/ショートデッキのFRらしいスタイル。
  • 「魂動デザイン」を進化させ、SUVでありながら流れるようなフォルムを表現。

フロントデザイン

  • 大型グリルとシャープなLEDヘッドライトで存在感を強調。
  • 縦型シグネチャーランプにより、一目でCX-60と分かる独自の顔立ち。

ボディサイズ

  • 全長:約4,740mm
  • 全幅:約1,890mm
  • 全高:約1,680mm
  • 堂々としたサイズ感で安定感のあるスタンス。

カラーと質感

  • 匠塗(たくみぬり)による深みのある塗装が特徴。
  • 「アーティザンレッド」「ロジウムホワイト」など上質感のある特別色を設定。

グレードごとの違い

  • PHEV/XD-HYBRID系:バンパーやサイドをボディ同色仕上げ → 高級感。
  • 25S/XD系:ブラック樹脂パーツ → SUVらしいタフさ。
  • ホイール:標準18インチ、上級グレードは20インチアルミ。

特別仕様

  • 「XD-HYBRID Trekker」ではジルコンサンドメタリックの専用カラーを採用。
  • 個性的でアウトドア志向のデザインが楽しめる。

まとめ

マツダ CX-60のエクステリアは、高級感と力強さを兼ね備えたデザインが魅力です。FRレイアウトならではの伸びやかなプロポーションと、グレードごとの仕上げの違いで幅広い個性を演出。日常からアウトドア、さらにプレミアムSUV市場まで対応できる存在感を放っています。


CX-60のインテリアのデザインコンセプト

  • マツダが掲げる**「人馬一体」**を室内空間でも体現。
  • 上質感と機能性を融合し、日本らしい美意識「和」を取り入れた落ち着きあるデザイン。
  • 素材や配色にこだわり、クラフトマンシップを感じさせる作り込み。

コックピットと操作系

  • 運転席はドライバー中心のレイアウトで、メーターやスイッチが自然に手の届く配置。
  • 12.3インチのフルデジタルメーター+センターディスプレイを搭載。
  • マツダコネクトに対応し、ナビやオーディオを直感的に操作可能。
  • ヘッドアップディスプレイ(HUD)で視線移動を最小化。

シートと快適装備

  • グレードによりファブリックからナッパレザーシートまで幅広く設定。
  • 上位グレードではシートヒーター&ベンチレーションを装備し、季節を問わず快適。
  • リヤシートも広く、ゆったりとした居住性を確保。
  • ラゲッジ容量は570L前後と実用性も十分。

素材と質感

  • 本物の木材や織物調のトリムを採用し、シンプルかつ温かみのある空間を演出。
  • グレード「匠 Takumi」では、日本の伝統技法を取り入れた組子調パネルスエード調生地を採用し、ラグジュアリー性を強調。

テクノロジーと先進機能

  • ドライバーパーソナライゼーションシステムを搭載。
    • ドライバーの体格や顔認識を行い、シート・ステアリング・ミラー位置を自動調整。
  • BOSE製12スピーカーサウンドシステム(上級グレード)で高音質を提供。
  • パノラマサンルーフ装備により、開放感のある室内を実現。

まとめ

マツダ CX-60 のインテリアは、上質感・先進性・実用性をすべて兼ね備えています。ドライバー中心の操作系に加え、ナッパレザーや組子調パネルといった素材が高級感を演出。さらに快適装備や最新テクノロジーを取り入れることで、長距離ドライブでもストレスなく過ごせる空間を提供しています。


CX-60のパワートレインのラインナップ

CX-60はマツダの新世代SUVとして、多彩なパワートレインを用意しています。

  • 2.5L 直列4気筒ガソリン(25S)
    自然吸気エンジン。扱いやすい出力で街乗り向き。
  • 3.3L 直列6気筒ディーゼル(XD)
    マツダ独自のクリーンディーゼル。力強いトルクと低燃費が魅力。
  • 3.3L ディーゼル+48Vマイルドハイブリッド(XD-HYBRID)
    発進や加速を電動アシストし、スムーズさと燃費性能を両立。
  • 2.5L プラグインハイブリッド(e-SKYACTIV PHEV)
    電動モーターとエンジンを組み合わせ、EV走行と高出力を実現。

各パワートレインの性能

  • 2.5Lガソリン
    最高出力:約188PS/最大トルク:約250Nm。日常走行を快適にこなす。
  • 3.3Lディーゼル
    最高出力:約231PS/最大トルク:約500Nm以上。高速巡航や長距離ドライブで余裕ある走り。
  • XD-HYBRID
    モーターアシストにより燃費効率をさらに向上。静粛性も高められている。
  • PHEV
    システム最高出力:約327PS/最大トルク:約500Nm。
    0-100km/h加速は約5.8秒とスポーツSUV並み。
    EV走行距離は約60km(WLTC)で、日常の通勤ならほぼ電気だけで走行可能。

駆動方式とトランスミッション

  • **FR(後輪駆動)を基本に、全グレードでi-ACTIV AWD(4WD)**を設定。
  • 新開発の8速オートマチックトランスミッションを搭載。滑らかでダイレクト感のある変速が特徴。

走行性能と乗り味

  • マツダの「人馬一体」思想に基づき、自然な加速とハンドリングを追求。
  • **キネマティック・ポスチャー・コントロール(KPC)**を採用し、コーナリング時のロールを抑制。SUVながらスポーティな操縦性を実現。
  • 高速道路やワインディングでも安定感が高く、ドイツ系プレミアムSUVに匹敵する走りと評価されている。

まとめ

マツダ CX-60のパワーと性能は、幅広いニーズに応える多彩さが魅力です。
PHEVによるハイパフォーマンスと環境性能、直6ディーゼルの力強さと燃費、ガソリンモデルの扱いやすさ。さらにFRベースの駆動方式と最新制御技術により、走りの楽しさと実用性を高次元で両立しています。


CX-60のシャシーと足回りについて

  • CX-60は、マツダの新開発「ラージ商品群」専用プラットフォームを採用。
  • FR(後輪駆動)レイアウトを基本とし、前後重量配分を最適化。
  • エンジンを縦置きに配置することで、走行安定性とハンドリング性能を大幅に向上。

サスペンション構造

  • フロント:ダブルウィッシュボーン式
    路面追従性に優れ、ステアリング操作に対して正確な応答を実現。
  • リヤ:マルチリンク式
    乗り心地と操縦安定性を両立し、荒れた路面でもしなやかに対応。

走行安定化技術

  • キネマティック・ポスチャー・コントロール(KPC)
    コーナリング時に内側後輪へ軽くブレーキをかけることで、車体のロールを抑制。
    スポーツカーのような安定感をSUVでも体感できる。
  • i-ACTIV AWD
    前後輪のトルク配分をリアルタイムに制御し、雨天や雪道でも高いトラクションを確保。

ブレーキ性能とハンドリング

  • 大径ブレーキローターを採用し、制動力に余裕を持たせている。
  • EPS(電動パワーステアリング)のチューニングにより、自然でダイレクトな操舵感を実現。
  • 高速走行でも直進安定性が高く、長距離ドライブでも疲れにくい設計。

乗り心地の評価

  • 欧州車と比較されることが多く、剛性感のある走りは高評価。
  • 一方で、一部レビューでは「サスペンションが硬めで荒れた路面では突き上げを感じやすい」との声もある。
  • 2025年モデルでは、サスペンションの改良による乗り心地改善が予告されている。

まとめ

マツダ CX-60のシャシーと足回りは、FRレイアウト+高剛性プラットフォーム+最新制御技術で構成され、SUVでありながらスポーツセダンのような走りを実現しています。
しなやかなサスペンション構造とKPCによる安定感は、プレミアムSUV市場を意識した仕上がり。乗り心地は硬め傾向ですが、その分ダイナミックで安心感のある走りが楽しめます。


CX-60の安全性能

CX-60はマツダの先進安全技術「i-ACTIVSENSE」をフル装備しています。

  • アダプティブ・クルーズ・コントロール(MRCC)
    全車速追従機能付きで、高速道路走行をサポート。
  • レーンキープ・アシスト(LAS)/レーンディパーチャー警報(LDWS)
    車線逸脱を防ぎ、ステアリング補正も自動で実施。
  • ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)
    後側方の車両を検知し、ドライバーに警告。
  • 交通標識認識(TSR)
    標識をカメラで読み取り、メーターやHUDに表示。

プリクラッシュセーフティ

  • スマート・ブレーキ・サポート(SBS)
    前方車両や歩行者、自転車を検知し、自動ブレーキで衝突回避を支援。
  • 後進時スマート・ブレーキ・サポート(SBS-R)
    駐車時の後退でも障害物を検知し、自動で制御。
  • ドライバー・モニタリング
    カメラでドライバーの顔や視線を検知し、居眠りや不注意を警告。

ドライバーパーソナライゼーション機能

  • 顔認証によるポジション自動調整
    ドライバーの顔を識別し、シート・ステアリング・ミラーの位置を最適化。
  • 最大6名分の個人設定を保存可能。
  • 長距離運転でも疲労を軽減し、安全運転をサポート。

受動安全性能

  • 衝突安全ボディ「SKYACTIV-BODY」を採用し、軽量かつ高剛性。
  • エアバッグは前席デュアル、サイド、カーテンに加え、センターエアバッグも搭載。
    → 側面衝突時に前後席の乗員同士の接触を防ぐ。
  • 欧州のEuro NCAPで最高評価の5つ星を獲得しており、国際的にも高い安全性能が認められている。

夜間・悪天候での安全サポート

  • アダプティブLEDヘッドライト(ALH)
    部分的に光を制御し、先行車や対向車を幻惑せずに路面を明るく照射。
  • 360度ビューモニター
    見通しの悪い場所でも安全に駐車・走行をサポート。

まとめ

マツダ CX-60は、予防安全・運転支援・衝突安全のすべてで高水準の性能を備えています。
「i-ACTIVSENSE」による運転支援、顔認証システムやドライバーモニタリングなど先進的な装備、さらにEuro NCAPで5つ星を獲得するなど、世界基準で高い安全性を証明済み。日常から長距離ドライブまで、安心して運転できるSUVです。


買って良かった点

1. プレミアム感のあるデザイン

  • ロングノーズ/ショートデッキのFRらしいスタイル。
  • 魂動デザインを深化させた上質なエクステリア。
  • 匠塗カラーによる深みのある塗装が高級感を演出。

2. 多彩なパワートレイン

  • PHEV、直6ディーゼル、マイルドハイブリッド、ガソリンと幅広く選べる。
  • PHEVは加速力とEV走行の両立、直6ディーゼルは力強いトルクと燃費が魅力。

3. 上質なインテリア

  • ナッパレザーや組子調パネルなど、日本らしい高級素材を採用。
  • BOSEサウンドやパノラマサンルーフなど快適装備も充実。

4. 最新の安全性能

  • i-ACTIVSENSEによる先進運転支援システムを標準装備。
  • Euro NCAPで5つ星評価を獲得。安心感が高い。

5. 走行性能

  • FRベースのプラットフォームとKPCによる安定したハンドリング。
  • SUVながらスポーティで楽しい走りができる。

悪かった点(気になる点)

1. サスペンションの硬さ

  • 欧州車に近い剛性感は評価される一方で、荒れた路面では突き上げ感が強いとの声も。

2. 車体サイズの大きさ

  • 全長4.7m超、全幅1.89mで日本の狭い道路や駐車場では扱いづらい場合がある。

3. 価格の高さ

  • 上位グレードやPHEVは500万円を超え、競合SUVと比べても高めの設定。

4. 荷室の使い勝手

  • ラゲッジ容量は十分だが、後席を倒した時のフラット性などに改善余地があるとの意見も。

5. 初期モデルでの細かな不満

  • 一部レビューではトランスミッションの変速フィールや静粛性に課題が指摘されている。

まとめ

マツダ CX-60は、デザイン・走行性能・安全性・上質な内装と、総合的に高い満足度を得られるSUVです。特に直6エンジンやPHEVの存在は、他社にはない大きな魅力。一方で、価格や乗り心地の硬さなど気になる点もあり、購入前には試乗でしっかり確認するのがおすすめです。


ギャラリー

さいごに

マツダ CX-60は、デザイン・走行性能・安全性・上質な装備のすべてを高水準で兼ね備えた一台です。

直6エンジンやPHEVなど多彩なパワートレインはライフスタイルに合わせて選べ、FRレイアウトによる安定感のある走りはドライバーを魅了します。

一方で、サイズの大きさや乗り心地の硬さといった面は購入前に確認が必要です。

総じて、CX-60は「日常使いから長距離ドライブまで幅広く活躍し、所有する喜びを実感できるSUV」といえるでしょう。