ジープ グランドチェロキーの魅力とは?デザイン・内装・性能を詳しく紹介!

※当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。

※車両情報(スペック、価格など)はフルモデルチェンジや改良などにより、記事執筆時と現在では異なる可能性があります。詳しくは各社HPにてご確認下さい。

スザク

元車買取店勤務のスザクと言います。
車が好きという病気に侵されてる男です。
本業で培った経験や知識をフル活用し、読者に有益な情報を発信していきますので、よろしくお願いします。

スザクをフォローする




はじめに

ジープのフラッグシップSUV「グランドチェロキー」は、力強さとラグジュアリーを兼ね備えた存在感あふれるモデルです。

伝統の7スロットグリルに先進的なLEDライトを組み合わせた精悍なエクステリア、上質なレザーや最新インフォテインメントを備えたインテリアは、高級SUVとしての風格を漂わせます。

さらに、ジープならではの卓越したオフロード性能に加え、最新の安全装備やプラグインハイブリッド(4xe)まで揃う多彩なパワートレインが魅力。

街乗りからアウトドアまで幅広く対応できる万能SUVとして、世界中で高い評価を得ています。

グランドチェロキーのエクステリア

力強さとモダンさを両立したデザイン

現行モデル(WL世代)は、ジープらしい無骨さを残しつつ、現代的で洗練されたスタイルが特徴です。伝統の「7スロットグリル」を継承しながら、薄型LEDヘッドライトやシャープなラインで先進感を演出しています。


フロントビュー

フロントは大きなグリルとワイドなバンパーで迫力を強調。スリムなライトが精悍な顔つきをつくり、SUVらしい力強さと高級感を両立させています。


サイドビュー

張り出したフェンダーとキャラクターラインにより、重厚感と立体感を表現。ルーフはやや傾斜を持たせて空力性能を高め、都会的でスマートな印象も与えます。


リアビュー

細長いLEDテールランプが横方向に広がり、ワイドで安定感のある後ろ姿を実現。下部にはデュアルエキゾーストなど力強い要素があり、スポーティさも感じられます。


カラー・ホイール・アクセント

  • モノトーンからツートーンまで幅広いカラー展開
  • ブラックルーフやブラックアウトされたピラーで精悍さをプラス
  • 最大21インチの大径ホイールが選べ、迫力をさらに高められます

デザインの魅力と注意点

  • 魅力:伝統と最新技術の融合、力強さと高級感を兼ね備えたスタイル
  • 注意点:大柄なボディゆえに街中では取り回しに苦労することもあり、存在感が強すぎると感じる人もいる

ジープ グランドチェロキーのエクステリアは、オフロードらしいタフさと都会的な高級感をバランスよく融合させたデザインが最大の魅力です。

グランドチェロキーのインテリア

高級感と機能性を両立したデザイン

グランドチェロキーの室内は「上質さ」と「堅牢さ」の両立が特徴です。ウッドパネルやメタル調アクセント、ナッパレザーなどを用いた高級感ある仕上げと、ジープらしい実用性の高さが融合しています。インテリア全体は水平基調で広がりを感じさせ、SUVらしい堂々とした雰囲気を持ちつつ、ラグジュアリーSUVにふさわしい落ち着いた空間に仕上がっています。


コックピット・操作系

  • デジタルメーター:フルデジタルの液晶クラスターを採用し、カスタマイズ可能な表示。
  • センターディスプレイ:最新の「Uconnect 5」インフォテインメントシステムを搭載し、最大10.1インチのタッチスクリーンでナビやエンタメを操作可能。
  • 助手席ディスプレイ:一部グレードでは助手席専用のスクリーンを装備し、ナビ操作や映像再生を分担できるのが特徴です。
  • 操作系:物理スイッチとタッチ式をバランスよく配置し、直感的に操作しやすいレイアウト。

シートと素材

  • レザー仕上げ:上級グレードではナッパレザーやスエードなどを使用し、ソフトな触感と高級感を両立。
  • シート快適性:前席はパワーシート&メモリー機能、シートヒーター・ベンチレーション(換気)を備える。
  • リアシート:後席もヒーター装備が可能で、ゆとりあるレッグスペースを確保。
  • 3列シートモデル(Grand Cherokee L):最大7人乗りが可能で、2列目キャプテンシート仕様なども用意。ファミリー用途にも対応。

快適装備・ラグジュアリー感

  • オーディオ:上級モデルでは McIntosh製プレミアムサウンドシステム(19スピーカー/950W級アンプ) を搭載し、臨場感あふれる音響を実現。
  • アンビエントライト:マルチカラー対応の室内イルミネーションで、好みに応じて雰囲気を演出。
  • 静粛性:高剛性ボディや遮音ガラス、アクティブノイズキャンセレーションを採用し、上質な静けさを確保。

室内空間・収納性

  • ラゲッジスペース:後席を倒すことで大容量の荷室を確保でき、SUVらしい実用性を発揮。
  • 収納:センターコンソールやドアポケットに加え、ワイヤレス充電スペースやUSB-Cポートを豊富に配置。
  • パノラマサンルーフ:開放感のある2枚構造の大型サンルーフを装備可能で、室内をさらに明るく快適に。

インテリアの魅力とポイント

  • 魅力
    • 高級素材をふんだんに使ったラグジュアリーSUVらしい質感
    • 大型ディスプレイや先進的なインフォテインメントで快適性と操作性を向上
    • 広々とした居住空間と実用性の高さ
  • ポイント
    • 上位グレードでは快適装備が充実する一方で、価格は大幅に上がる
    • ボディサイズが大きいため、都市部では扱いにくいと感じる場合もある

ジープ グランドチェロキーのインテリアは、伝統的なSUVの力強さと、ラグジュアリーカー並みの上質感を両立した空間です。家族利用にもビジネスにも対応できる万能さが魅力と言えます。

グランドチェロキーのパワーと性能

エンジンラインナップ

グランドチェロキーは伝統的にパワフルなエンジンを搭載してきました。現行モデルでも複数の選択肢があります。

  • 3.6L V6 Pentastarエンジン
    • 出力:約290ps
    • トルク:約35kg·m(約347Nm)
    • 多くのグレードで標準搭載され、バランスの取れた性能と信頼性が特徴。
  • 5.7L V8 HEMIエンジン(北米仕様)
    • 出力:約357ps
    • トルク:約53kg·m(約529Nm)
    • 力強い加速と牽引能力を発揮。現在は縮小傾向にあり、一部グレードのみ。
  • 2.0L 直列4気筒ターボ+電動モーター(4xe:PHEV)
    • システム出力:約375ps
    • トルク:約637Nm
    • EV走行可能距離:約40km(北米EPA値)
    • 環境性能とパワーを両立し、今後の主力となるモデル。

走行性能・駆動システム

ジープならではの4WDシステムが充実しており、オフロードでも高い性能を誇ります。

  • Quadra-Trac I / II:フルタイム4WDシステムで、滑りやすい路面でも安定した走行を確保。
  • Quadra-Drive II:電子制御LSD(リミテッドスリップデフ)付きで、トラクション性能を最大限に引き出す高性能版。
  • Selec-Terrainシステム:雪・砂・泥・ロックなど、路面状況に応じて走行モードを切り替え可能。

シャシーと足回り

  • エアサスペンション(Quadra-Lift)
    車高を最大約27cmまで調整可能。街乗りでは低く、オフロードでは高く設定でき、スタイルと走破性を両立。
  • 剛性の高い新プラットフォーム
    軽量化と強度向上を両立し、オンロードでの快適性と静粛性も強化。
  • 牽引能力
    V8搭載車で約3.2トン、V6でも約2.8トンを牽引可能で、キャンピングトレーラーやボート牽引にも対応。

走行フィール

  • オンロード:ラグジュアリーSUVらしい静粛性と安定感のある乗り心地。高速走行でも余裕のある加速性能を発揮。
  • オフロード:ジープ伝統の4WD技術により、悪路や雪道でも高い走破性を維持。
  • ハイブリッド(4xe):低速域はモーター駆動で静かに走り、必要なときはエンジンとモーターが協調して力強い加速を実現。

パワーと性能のまとめ

  • バリエーション豊富なエンジンで、用途に合わせて選べる
  • オンロードの快適性とオフロード性能を両立する稀有なSUV
  • PHEV「4xe」は環境性能とハイパワーを兼ね備えた次世代モデル

グランドチェロキーの安全性能

先進安全装備(ADAS)

グランドチェロキーは最新の運転支援技術を多数搭載し、安全性を大幅に高めています。

  • アダプティブクルーズコントロール(ACC)
    前走車との距離を自動で調整し、高速道路や渋滞時にドライバーの負担を軽減。
  • レーンセンターリング/車線逸脱警告・アシスト
    走行中に車線を外れそうになると警告し、必要に応じてステアリング補正。
  • 自動緊急ブレーキ(AEB)+歩行者・自転車検知
    前方の障害物や歩行者を検知し、衝突を回避または被害を軽減。
  • ブラインドスポットモニター
    後側方から接近する車を検知し、死角での衝突リスクを減少。
  • リアクロスパス検知
    駐車場からバックで出る際、左右から接近する車両を知らせて安全性を確保。

高度な支援機能

  • ナイトビジョン(オプション)
    赤外線カメラで夜間の歩行者や動物を検知し、メーターに表示。
  • ドライバーアテンションモニター
    運転者の注意散漫や疲労を検知し、警告で休憩を促す。
  • 交通標識認識
    制限速度などの標識をカメラで読み取り、メーターやディスプレイに表示。

受動的安全性(構造・エアバッグ)

  • 高剛性の新プラットフォームと衝撃吸収構造を採用し、衝突時の安全性を向上。
  • 前席・サイド・カーテンエアバッグを含む 8つ以上のエアバッグ を装備。
  • 後席乗員も考慮したシートベルトプリテンショナー・荷重制限機能を搭載。

駐車支援・視界サポート

  • サラウンドビューカメラ(360°カメラ):車両全周囲を表示し、駐車や狭い場所での運転をサポート。
  • パークアシスト:ステアリング操作を自動制御し、縦列・並列駐車を支援。
  • ヘッドアップディスプレイ(HUD):速度やナビ情報をフロントガラスに投影し、視線移動を減らして安全に貢献。

安全性能のまとめ

  • 先進運転支援システム(ADAS)が充実し、日常の運転を幅広くサポート
  • 高剛性ボディと多彩なエアバッグで衝突安全性も強化
  • 駐車支援やナイトビジョンなど、ラグジュアリーSUVらしい先進機能も搭載

ジープ グランドチェロキーは「オフロードでも都会でも安心して運転できるSUV」として、安全面も非常に充実しています。

買って良かった点(メリット)

① 力強く洗練されたデザイン

伝統的なジープの7スロットグリルに最新のLEDライトやシャープなラインを融合。オフロード感と都会的な高級感を兼ね備え、所有欲を満たしてくれます。

② 上質で快適なインテリア

ナッパレザーやウッドパネル、最新のUconnectシステムを採用。広い車内空間に加え、快適装備やプレミアムオーディオでラグジュアリーSUVらしい体験が可能です。

③ 豊富なパワートレインと走行性能

V6、V8、そしてPHEVの4xeまでラインナップ。街乗りからロングドライブ、オフロードまで万能に対応し、牽引力も高いのが強みです。

④ 先進安全装備の充実

ACCや車線維持支援、ブラインドスポットモニター、ナイトビジョンまで搭載可能。安全面での安心感は最新SUVにふさわしい水準です。

⑤ オフロード性能の高さ

Selec-TerrainやQuadra-Drive IIといった高度な4WD技術で、悪路走破性はライバルSUVより一歩リード。ジープブランドらしい魅力を感じられます。

買って悪かった点(デメリット)

① 大きすぎるボディサイズ

全幅が広く、都市部の駐車場や狭い道では扱いにくさを感じることがあります。特に日本の道路事情では取り回しに苦労する場面も。

② 燃費の悪さ(ガソリンモデル)

V6やV8はパワフルですが、燃費は平均的な国産SUVに比べて劣ります。日常のランニングコストを重視する人には不向き。

③ 維持費の高さ

車両価格自体が高額であるうえ、税金・保険・整備費用も国産車より高め。PHEVモデルでも本体価格はプレミアムレンジです。

④ サイズゆえの取り回し性

車高・車幅・全長すべてが大きいため、狭い駐車場や細い路地ではストレスになることがあります。

⑤ 中古市場での流通量の少なさ

日本国内では販売縮小の影響もあり、中古車の選択肢が少なく、価格も安定しにくい傾向があります。


まとめ

  • 良かった点:ラグジュアリーSUVの快適性と、ジープらしい走破性を兼ね備えた万能モデル。デザイン、室内、走行性能、安全装備すべてが高水準。
  • 悪かった点:大きさと維持費がネックになりやすく、日本の都市部では扱いにくい面も。

ギャラリー

さいごに

ジープ グランドチェロキーは、力強いデザイン・快適で高級感ある室内・充実した安全性能・優れた走行能力を兼ね備えた本格派SUVです。

オンロードではラグジュアリーSUVとしての快適性を、オフロードではジープの伝統を受け継ぐ走破性を発揮。

PHEVモデル「4xe」では環境性能も高め、時代に合わせた進化も遂げています。一方で、大柄なボディサイズや維持費の高さは注意点ですが、それを上回る満足感と存在感を提供してくれる一台です。

ラグジュアリーと冒険心を両立させたい方にぴったりのSUVと言えるでしょう。