これだけは知っとけ!フェラーリを代表する貴重でかっこいいモデル【20台】

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スザク

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はじめに

フェラーリといえば、美しさと圧倒的なパフォーマンスを兼ね備えたスポーツカーの象徴です。

70年以上にわたるフェラーリの歴史には、数々の伝説的なモデルが誕生し、ファンやコレクターを魅了してきました。

この記事では、「これだけは知っておきたい!」と思える、フェラーリを代表する貴重でかっこいいモデルを厳選してご紹介します。

それぞれが個性を放つこれらのモデルが、なぜ今もなお憧れの的なのか、その魅力を存分にお伝えします!

■本記事の内容

フェラーリ:125 S

■フェラーリ:125 S

フェラーリ 125 Sは、1947年に誕生したフェラーリ初の車で、ブランドの歴史と伝説を切り開いたモデルです。エンツォ・フェラーリの情熱とともに、エンジニア ジョアッキーノ・コロンボが手掛けたこの車は、1.5リットルV型12気筒エンジンを搭載し、当時としては革新的な性能を誇りました。

デビュー戦となったピアチェンツァ・サーキットでのレースでは、惜しくも燃料ポンプの故障によりリタイアしましたが、わずか数週間後にローマ・グランプリで初勝利を収め、フェラーリの栄光への道を歩み始めました。その後も、この125 Sは14戦中6勝という輝かしい戦績を収め、レース界にその名を轟かせました。

フェラーリ 125 Sは、ただの車ではなく、「夢」と「情熱」の象徴としてフェラーリの魂を宿しています。この名車の誕生は、後のフェラーリのすべてのモデルに影響を与え、世界のモータースポーツに新たな時代をもたらしました。

フェラーリ:166 MM

■フェラーリ:166 MM

フェラーリ 166 MMは、1948年に誕生したフェラーリ初期の名車で、同社の輝かしい歴史を象徴する存在です。その名に冠された「MM」は、イタリアの過酷な公道レース「ミッレミリア」を指し、このモデルがミッレミリアでの勝利を目指して開発されたことを物語っています。

2リッターV型12気筒エンジンから生み出される140馬力のパワーに加え、軽量なボディが生む抜群のパフォーマンスが特徴です。1949年にはミッレミリア、ル・マン24時間レース、スパ24時間レースで優勝し、フェラーリの名声を世界に広め、圧倒的な実力を証明しました。

166 MMの「バルケッタ(小舟)」と称されるボディは、カロッツェリア・トゥーリングによってデザインされ、エレガントで流麗なラインが多くのファンの心を奪いました。その美しさは、単なるスポーツカーの枠を超え、後のスポーツカーデザインに多大な影響を与えるアイコンとなりました。

フェラーリ 166 MMは、レーシングスピリットと美学が完璧に融合した一台です。その成功とデザインが、フェラーリブランドの礎を築き、同社を伝説へと導いたことに疑いはありません。

フェラーリ:250 GT

■フェラーリ:250 GT

フェラーリ 250 GTは、1950年代から60年代にかけてフェラーリの象徴的存在として輝いた伝説のモデルです。この車は、レース用と市販車用の両方で生み出され、速さと美しさを兼ね備えた数々のバリエーションを展開しました。その代表格が「ツール・ド・フランス(TdF)」、短いホイールベースでハンドリングを向上させた「SWB(ショートホイールベース)」、そして洗練されたデザインの「ルッソ」です。

250 GTは、3.0リッターV型12気筒エンジンを搭載し、力強いパフォーマンスとともにその時代をリードしました。レースでは優勝を重ね、市販モデルは優雅なスタイルで自動車ファンを魅了しました。このモデルが作り出したスポーティさと美しさの融合は、後のスポーツカーの美学にも多大な影響を与え、今なおオークションやクラシックカーの世界で高い評価を受け続けています。フェラーリ 250 GTは、単なる車ではなく、「フェラーリの魂」を体現した永遠の名車です。

フェラーリ:250 GTO

■フェラーリ:250 GTO

フェラーリ 250 GTOは、まさにフェラーリの伝説そのものと言える特別な一台です。1962年から1964年にかけてわずか36台のみ製造されたこのモデルは、優雅さと凄まじい性能を兼ね備え、当時のレースシーンでGTクラスの王者として君臨しました。「GTO」という名は「Gran Turismo Omologato」を意味し、レースへの本気度を物語っています。

3.0リッターV型12気筒エンジンは300馬力を誇り、軽量なボディとの組み合わせで圧倒的な走行性能を実現。長いノーズと美しい曲線を描くボディは、フェラーリのエアロダイナミクスの粋を集め、見る者を魅了せずにはいられません。この優雅さと凄みを備えたデザインは、時を超えて現在でも多くの自動車愛好家から熱烈な支持を集めています。

希少価値も非常に高く、オークションでは数十億円の値が付けられることもしばしば。フェラーリ 250 GTOは単なる車以上の存在で、フェラーリの歴史、性能の極み、美学の象徴を体現し、永遠に語り継がれる究極のクラシックカーです。

フェラーリ:275 GTB

■フェラーリ:275 GTB

フェラーリ 275 GTBは、1960年代にフェラーリが生み出したロードカーの中でも特に輝かしいモデルです。1964年から1968年にかけて生産され、美しい流線形のボディはピニンファリーナがデザイン、スカリエッティが製作しました。「ショートノーズ」から空力性能が強化された「ロングノーズ」へと進化し、まさにスピードとエレガンスが融合した姿を体現しています。

搭載された3.3リッターV型12気筒エンジンは、280馬力を発揮し、1966年に登場したDOHC仕様の275 GTB/4では300馬力に強化されました。このエンジンがもたらすパワーと、当時としては革新的なトランスアクスル方式による優れたハンドリング性能が相まって、275 GTBはまさにドライビングの歓びを追求した一台となりました。

また、フェラーリのロードカーとして初めて4輪独立懸架を採用したことで、しなやかで安定した走行を実現。レースシーンでも275 GTBは多くの成功を収め、特にル・マン24時間レースでの活躍でその名を轟かせました。

生産台数はわずか950台ほどで、現在もその希少性と美しさから、クラシックカーの中でも圧倒的な人気を誇ります。フェラーリ 275 GTBは、そのエレガンス、パフォーマンス、革新性により、まさにフェラーリの真髄を体現した伝説のモデルといえるでしょう。

フェラーリ:ディーノ 206GT

■フェラーリ:ディーノ 206GT

フェラーリ・ディーノは、フェラーリが誇る伝説のシリーズの中でもひときわユニークな存在です。1960年代後半から1970年代前半にかけて生産されたディーノは、フェラーリ初のミッドシップ2シータースポーツカーであり、エンツォ・フェラーリの長男、アルフレード・フェラーリ(愛称:ディーノ)の名が付けられています。アルフレードが情熱を注いだV型6気筒エンジンを搭載し、その軽快な走行性能は瞬く間に高評価を得ました。

ディーノは、通常のフェラーリモデルとは異なり、V型12気筒ではなく、コンパクトで高効率なV型6気筒を採用し、より身軽でスポーティなハンドリングを実現しました。そのエレガントで美しいスタイリングを備えた206 GTや246 GT/GTSは、見る者を魅了し続けるデザインアイコンでもあります。

このディーノはフェラーリの新たな市場を切り開き、後のV型8気筒モデルの基盤を築きました。フェラーリのイノベーション精神と家族の絆が詰まったディーノは、まさに「特別なフェラーリ」として今なお愛され続けています。

フェラーリ:365 GTB4 デイトナ

■フェラーリ:365 GTB4 デイトナ

フェラーリ 365 GTB/4「デイトナ」は、フェラーリ史に残る特別な一台で、その名は1967年のデイトナ24時間レースでフェラーリが1-2-3フィニッシュを達成した栄光に由来します。1968年から1973年にかけて製造されたこの車は、ピニンファリーナのレオナルド・フィオラヴァンティがデザインした長いボンネットと流れるような美しいラインが特徴的です。当初、プレクシグラス製の固定式ヘッドライトが採用されましたが、1970年以降はリトラクタブル式に進化し、その洗練さに一層の磨きがかかりました。

4.4リッターV型12気筒エンジンから発揮される352馬力により、0-100km/h加速は5.4秒、最高速度は280km/hに達し、当時の市販車の中で世界最速クラスの性能を誇りました。公道仕様は約1,406台が生産され、そのうちオープンモデルの「365 GTS/4スパイダー」は122台のみと非常に希少で、その存在感は今もなお強く輝いています。

レースシーンでも圧倒的な実績を残し、ル・マン24時間レースでGTクラス3連覇を果たすなど、フェラーリの名をさらに高めるモデルとなりました。その希少性、美しさ、そして圧倒的なパフォーマンスから、365 GTB/4「デイトナ」はクラシックカーの中でも屈指のアイコンとされ、コレクターにとっての憧れの的です。

フェラーリ:512 BB

■フェラーリ:512 BB

フェラーリ 512 BBは、1970年代から80年代にかけてフェラーリが生み出した象徴的なスーパーカーです。5リッターV型12気筒エンジンから生まれる圧倒的な360馬力は、最高速度302km/hに達し、当時のスーパーカーの中でもトップクラスの性能を誇りました。「BB」は「ベルリネッタ・ボクサー(Berlinetta Boxer)」の略称で、独特の水平対向エンジンを搭載し、低く構えた美しいボディとともに、見る者を圧倒します。

デザインはピニンファリーナが担当し、その流麗なラインと独特の存在感で、ランボルギーニ・カウンタックと並び、日本のスーパーカーブームをけん引しました。1981年には、燃料供給がキャブレターからボッシュKジェトロニック・インジェクションへと変更された「512 BBi」が登場し、始動性や扱いやすさがさらに向上。512 BBが929台、512 BBiが1,007台と限られた生産台数のため、その希少性もファンの心を揺さぶります。

フェラーリ 512 BBは、美しさ、性能、希少性のすべてを兼ね備え、スーパーカーの歴史に名を刻むモデルです。フェラーリの革新精神とスタイルの真髄を体現した一台であり、今も多くの自動車愛好家を魅了し続けています。

フェラーリ:テスタロッサ

■フェラーリ:テスタロッサ

フェラーリ・テスタロッサは、1984年に登場したフェラーリの象徴的なスーパーカーで、伝説的な名を今に伝えます。「テスタロッサ(赤い頭)」の名は、エンジンの赤いカムカバーに由来し、その強烈な個性を反映しています。デザインはピニンファリーナが担当し、幅広いリアフェンダーと特徴的なサイドのエアインテークが際立ち、流麗かつ圧倒的な存在感を放つデザインとなっています。

搭載された4.9リッターV型12気筒エンジンは390馬力を誇り、0-100km/h加速はわずか5.8秒、最高速度290km/hを実現。当時のスーパーカー界で最前線を駆け抜けるパフォーマンスを備えたこの車は、圧倒的なスピードとフェラーリらしい美学を見事に融合しています。

テスタロッサは、その生産期間中に約7,177台が製造され、多くの自動車ファンにとって夢の存在となりました。時代を超えたそのスタイルとパフォーマンスは、クラシックカー市場でも高く評価され、今もなお多くのファンを魅了し続けています。フェラーリのエスプリを宿し、スーパーカーの歴史に刻まれたテスタロッサは、永遠の名車と言えるでしょう。

フェラーリ:288 GTO

■フェラーリ:288 GTO

フェラーリ288GTOは、ただのスポーツカーではなく、伝説の一台として語り継がれる存在です。1984年に発表されたこのモデルは、当時の最も過激なレースカテゴリー「グループB」のために設計されましたが、グループBが中止されたためレースに登場することはありませんでした。それでも、その卓越したデザインと性能は世界中に衝撃を与え、瞬く間に憧れの的となりました。

2.8リッターV8ツインターボエンジンがもたらす400馬力のパワーと、0-100km/h加速約4秒という驚異的な速さは、1980年代の市販車の限界を超えるものでした。ケブラーやカーボンファイバーといった軽量素材を駆使し、車体を驚くほど軽く仕上げているため、圧倒的なパフォーマンスを発揮します。そのため、288GTOはただの速さだけでなく、鋭いコーナリングや応答性も備え、ドライバーとの一体感を生み出します。

さらに、デザインも実に魅力的です。シャープなフロントや滑らかなボディラインは、フェラーリの伝統的な美しさを保ちながらも、空力性能を追求した斬新なスタイルを実現しています。特にフロントのフォグランプやエアインテークは他に類を見ない独自の形状で、ただのスポーツカーではなく、アートとしての存在感もあります。

わずか272台のみ生産されたこのモデルは、現在でも非常に希少で、フェラーリファンやコレクターにとって夢の車となっています。288GTOが後に続くF40やF50といった名車の礎を築いたことで、フェラーリにおける特別な位置を占めており、「伝統と革新」が融合した完璧な一台として高く評価され続けています。フェラーリの歴史に残る傑作と呼ばれる288GTOは、速さや美しさだけでなく、時代を超えた存在感とロマンを体現する名車です。

フェラーリ:F40

■フェラーリ:F40

フェラーリ F40は、1987年にフェラーリ創業40周年を祝して生まれた、伝説的なスーパーカーです。このモデルは、当時の市販車として世界最速の最高速度324km/hを誇り、フェラーリの「速さへの情熱」を体現した1台となりました。搭載された2.9リッターV型8気筒ツインターボエンジンは478馬力を発揮し、カーボンファイバー製の軽量ボディと組み合わせることで、0-100km/h加速をわずか4秒で達成。F40はまさにスピードの象徴であり、数多くの自動車ファンの憧れを一身に集めました。

デザインはピニンファリーナによるもので、流れるようなフォルムと大胆なリアウイングが空力性能を最大限に引き出し、見る者の目を奪います。内装はレーシングカーさながらのシンプルな構造で、純粋なドライビングの楽しみを提供する環境が整えられています。

F40は、わずか1,311台が生産された限定モデルであり、現在では数億円で取引されることもある希少価値の高いコレクターズアイテムです。フェラーリ F40は、パフォーマンス、美しさ、希少性のすべてを兼ね備え、今なお「究極のフェラーリ」として世界中の愛好家たちに愛され続けています。

フェラーリ:F50

■フェラーリ:F50

フェラーリ F50は、1995年にフェラーリ創立50周年を記念して発表された、究極のスーパーカーです。このモデルは「F1マシンをそのまま公道車にしたような車を作る」というコンセプトのもと、F1マシン「641」の3.5リッターV型12気筒エンジンをベースに、排気量を4.7リッターに拡大した自然吸気エンジンを搭載し、最高出力520馬力を発揮。0-100km/h加速は3.87秒、最高速度は325km/hに達する驚異的なパフォーマンスを誇ります。

ピニンファリーナによるデザインは、空力性能を極限まで追求したフォルムで、軽量かつ高剛性のカーボンファイバー製モノコックシャシーを採用。取り外し可能なタルガトップ仕様のルーフにより、オープンエアドライビングも楽しめ、スポーツカーとしての魅力をさらに引き立てます。

生産台数はわずか349台と非常に限られており、その希少性からオークションでは高額で取引され、今でも多くのコレクターが憧れる一台です。F50は、フェラーリのレーシングスピリットとエンジニアリングの結晶として、今なおスーパーカーの頂点に君臨し、世界中の愛好家を魅了し続けています。

フェラーリ:エンツォ

■フェラーリ:エンツォ

フェラーリ・エンツォは、創業者エンツォ・フェラーリの名を冠し、2002年にフェラーリ創業55周年を記念して発表された特別なスーパーカーです。F1カーを彷彿とさせる鋭いフロントノーズと大胆なエアインテーク、流れるようなボディラインは、ピニンファリーナのデザイナー奥山清行氏が手掛けたもので、見る者を圧倒します。

搭載された6.0リッターV型12気筒エンジンは660馬力を発揮し、0-100km/h加速はわずか3.5秒、最高速度350km/hを誇る驚異的なパフォーマンスを実現。カーボンファイバー製のモノコックシャシーに加え、F1技術を応用した6速セミオートマチックトランスミッション「F1マチック」を採用し、クラッチペダルなしでパドルシフト操作が可能です。さらに、スタビリティコントロール(ASR)により、圧倒的なパフォーマンスと安全性を高次元で両立しています。

世界でわずか399台が生産され、その希少性と革新性から、エンツォはフェラーリの中でも特別な存在としてコレクターに愛されています。フェラーリ・エンツォは、フェラーリの技術革新とレーシングスピリットを象徴する一台であり、今もなお自動車愛好家を魅了し続けています。

フェラーリ:FXX

■フェラーリ:FXX

フェラーリ FXXは、2005年に登場したサーキット専用の究極のハイパフォーマンスカーで、エンツォ・フェラーリを基盤に設計されたモデルです。6.3リッターV型12気筒エンジンは800馬力を発揮し、F1技術を応用したトランスミッションにより、わずか80ミリ秒でシフトチェンジが可能。軽量なカーボンファイバー製ボディと改良された空力特性により、エンツォを超えるダウンフォースと卓越したサーキット性能を実現しています。

FXXのオーナーは単なる所有者ではなく、特別なプログラムの参加者としてフェラーリと協力し、サーキット走行データが新車開発にフィードバックされます。この車には高度なテレメトリーシステムが搭載され、39種類のデータをリアルタイムで記録し、フェラーリの技術者と共有されます。

世界限定29台のほか、ミハエル・シューマッハのために特別な30台目が作られ、その希少性と技術の先進性から、FXXはコレクターや愛好家にとっても憧れの的です。フェラーリの情熱と技術革新の結晶として、FXXはサーキットでの極限の走りを追求する特別な存在であり続けています。

フェラーリ:ラ・フェラーリ

■フェラーリ:ラ・フェラーリ

フェラーリの「ラ・フェラーリ」は、2013年に発表された同社初の市販ハイブリッドスーパーカーで、世界限定499台という希少性からも特別な存在です。6.3リッターV型12気筒エンジンに電気モーターを組み合わせた「HY-KERS」システムにより、驚異的な963馬力を誇り、0-100km/h加速はわずか2.5秒、最高速度は350km/h以上を実現しています。これはまさに、フェラーリの技術とパフォーマンスへの情熱が生み出した芸術品です。

デザインは、フェラーリの自社デザインチームが手掛け、カーボンファイバー製モノコックシャシーとアクティブエアロダイナミクスの採用により、優れた空力性能を追求。シャシーの剛性も大幅に向上し、滑らかで力強いフォルムが見る者を魅了します。

限定生産のラ・フェラーリは、その革新性と圧倒的なパフォーマンスから、コレクターたちにとっても憧れの的。ラ・フェラーリは、フェラーリの技術の粋と美学を体現し、未来への進化とエモーションを宿した究極のスーパーカーです。

フェラーリ:J50

■フェラーリ:J50

フェラーリ J50は、2016年にフェラーリの日本進出50周年を記念して発表された特別な限定モデルです。日本限定でわずか10台のみが生産され、各オーナーの要望に応じてテーラーメイドで仕上げられました。このモデルは、フェラーリ・スタイリング・センターによる新しいデザインを採用し、1970年代から80年代のフェラーリ・ロードカーを彷彿とさせるタルガ・ボディが特徴的です。特に、ウィンドウスクリーン上端から後方へ流れるサイドラインや、黒いスウェッジラインが際立つ大胆なフォルムが目を引きます。

搭載される3.9リッターV8ターボエンジンは、488スパイダーをベースに特別チューニングが施され、690馬力を発揮。圧倒的な加速性能と最高速度を誇り、フェラーリらしいパフォーマンスが味わえます。

日本限定の希少な一台として、J50はフェラーリファンにとって特別なモデルです。その美しさ、パワフルな走り、唯一無二のカスタマイズ性により、今なお人々を魅了し続けています。

フェラーリ:モンツァ SP1

■フェラーリ:モンツァ SP1

フェラーリ・モンツァ SP1は、2018年に発表された「Icona(イコナ)」シリーズの第一弾として、伝統と革新を融合させた究極のスピードスターです。このモデルは、1950年代のフェラーリ・バルケッタにインスパイアされたシングルシーターで、流れるようなボディラインとシンプルなデザインが特徴的。カーボンファイバー製のボディにより軽量化と剛性を実現し、ドライバーに純粋な運転体験を提供します。

搭載される6.5リッターV型12気筒エンジンは810馬力を発揮し、0-100km/h加速はわずか2.9秒、0-200km/h加速は7.9秒、最高速度は300km/h以上という圧倒的なパフォーマンスを誇ります。限られた顧客にのみ提供され、モンツァ SP2を含めてわずか499台の限定生産で、その希少性もあいまってコレクターの憧れの的となっています。

フェラーリ・モンツァ SP1は、伝統的なレーシングスピリットと最先端の技術が融合した一台で、現代におけるフェラーリの真髄を象徴しています。

フェラーリ:モンツァ SP2

■フェラーリ:モンツァ SP2

フェラーリ・モンツァ SP2は、1950年代のバルケッタからインスピレーションを受け、フェラーリが2018年に発表した2シーターのスピードスターです。「Icona(イコナ)」シリーズの一環として登場し、カーボンファイバー製のボディで軽量化と高剛性を実現し、流麗なオープントップデザインが目を引きます。フェラーリ独自の「バーチャル・ウインドスクリーン」技術により、オープンカーでありながらも快適なドライビングが楽しめるのも特徴です。

搭載された6.5リッターV型12気筒エンジンは、810馬力を発揮し、0-100km/h加速を2.9秒で達成、0-200km/hもわずか7.9秒とし、最高速度は300km/h以上。これは、ドライビングの歓びとエキサイトメントを最大限に提供するパフォーマンスです。モンツァ SP1と合わせてわずか499台のみ生産されたこの特別なモデルは、選ばれた顧客にのみ提供され、その希少性と美しさから世界中のコレクターやファンに愛されています。

フェラーリ・モンツァ SP2は、フェラーリの伝統と革新の粋が結集した究極のスーパーカーで、エモーショナルな走りと洗練されたデザインで多くの人々を魅了し続けています。

フェラーリ:デイトナ SP3

■フェラーリ:デイトナ SP3

フェラーリ・デイトナ SP3は、2021年に登場した「Icona」シリーズの第2弾で、フェラーリの伝説的なレース車へのオマージュとして誕生しました。このモデルは、1967年のデイトナ24時間レースでのフェラーリの1-2-3フィニッシュの栄光にインスパイアされ、当時のプロトタイプカーを彷彿とさせる優雅で大胆なデザインが特徴です。カーボンファイバー製ボディにより、軽量化と剛性が高められ、ドライバーは固定シートと調整可能なペダルボックスで理想的な運転ポジションを確保できます。

搭載される6.5リッターV型12気筒エンジンは、フェラーリ史上最も強力な内燃機関で、840馬力を発揮。0-100km/h加速をわずか2.85秒で達成し、最高速度は340km/h以上と圧倒的な性能を誇ります。特別開発されたピレリ P Zero Corsaタイヤと最新の制御システムにより、優れたハンドリングも実現しています。

世界でわずか599台のみの限定生産で、希少な一台として既に完売。フェラーリ・デイトナ SP3は、ブランドのレーシングスピリットを象徴しつつ、最先端の技術を結集した究極のスーパーカーであり、コレクターや愛好家の心を捉え続けています。

フェラーリ:F80

■フェラーリ:F80

フェラーリ F80は、フェラーリ創業80周年を記念して誕生した革新的なハイパーカーで、2024年10月に発表されました。未来的なデザインと空力性能を兼ね備えたF80は、3.0リッターV型6気筒ツインターボエンジンに3基の電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載し、驚異の1200馬力を発揮します。0-100km/h加速はわずか2.15秒、最高速度は350km/hを超えるパフォーマンスを実現しており、フェラーリ史上最強のロードカーとして君臨しています。

ボディは軽量なカーボンファイバー製で、フロントノーズやリアウィングのデザインが目を引く一方、「ブースト最適化」機能がドライバーの走行データに基づく最適なパワーデリバリーを提供します。また、F1から着想を得たエネルギー回生システム、トルクベクタリング、アクティブエアロダイナミクスなど、最先端の技術が盛り込まれています。

限定799台のF80は既に完売し、その希少性と圧倒的な性能により、コレクターやファンにとって特別な存在です。フェラーリの80年の歴史と未来への挑戦が詰まったF80は、フェラーリの革新と情熱を体現する究極のハイパーカーです。

さいごに

フェラーリの歴史を彩る代表的なモデルたちは、ただの車ではなく、ブランドの魂そのものです。

パワー、美しさ、革新性といった要素を究極まで追求し、いつの時代もファンを惹きつけ続けるフェラーリ。

時代を超えて語り継がれる名車たちは、これからも私たちに感動と夢を届けてくれるでしょう。

フェラーリの真髄を体現するこれらのモデルを知ることで、あなたもフェラーリの魅力にさらに惹かれること間違いありません。

フェラーリってどんなメーカー?歴史と各モデルの特徴と魅力!
はじめにフェラーリと聞いて、何を思い浮かべますか?真っ赤なボディをまとったスーパーカー、F1の興奮、あるいは映画で見た豪華なマシンかもしれません。フェラーリはただの車メーカーではなく、スピードと美しさを極限まで追求するブランドです。その歴史...