【究極のGT】BMW M8(F92型)の魅力とは?デザイン・性能・価格を徹底解説!

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※車両情報(スペック、価格など)はフルモデルチェンジや改良などにより、記事執筆時と現在では異なる可能性があります。詳しくは各社HPにてご確認下さい。

スザク

元車買取店勤務のスザクと言います。
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はじめに

BMWのフラッグシップモデル「8シリーズ」をベースに、M社が徹底的に磨き上げた究極のスポーツGTが BMW M8 です。

美しいデザインとラグジュアリーな快適性を備えながら、心臓部には600psを超えるV型8気筒ツインターボエンジンを搭載。グランドツーリングカーとしての優雅な走りと、スーパーカーに匹敵する爆発的な加速性能を併せ持つ一台は、まさに「走る芸術」と呼ぶにふさわしい存在です。

クーペ、コンバーチブル、グランクーペと多彩なボディタイプで展開され、ライフスタイルに合わせた選択肢があるのも魅力。今回は、そんなBMW M8の魅力を余すところなく解説していきます。

BMW M8のエクステリア

BMW M8のエクステリアは、8シリーズの美しいグランドツアラーらしいプロポーションを基盤に、Mモデルならではの力強さとスポーティさを加えたデザインが特徴です。以下に詳しくまとめます。


フロントデザイン

フロントは大型のキドニーグリルが象徴的で、ブラック仕上げのダブルバーがスポーティさを強調。バンパーには大きなエアインテークが配置され、冷却性能と視覚的な迫力を両立しています。LEDヘッドライトはシャープな造形で、オプションのレーザーライトは夜間走行で圧倒的な視認性を提供します。


サイドビュー

低く伸びやかなルーフラインとロングノーズが、クーペらしい流麗なシルエットを形成。ワイドなフェンダーには20インチ以上のM専用アルミホイールが装着され、力強いスタンスを際立たせています。また、カーボンファイバー強化プラスチック(CFRP)のルーフを選択でき、軽量化と低重心化を実現。グランクーペでは伸びやかな4ドアデザインが、エレガンスと実用性を兼ね備えています。


リアデザイン

リアはワイドかつローに構えたスタイルで、Mモデルを象徴するクアッドエキゾーストパイプが左右に配置。リアディフューザーやスポイラーリップがダウンフォースを高めると同時に、迫力あるリアビューを演出しています。テールランプはスリムで精悍な造形となり、夜間でも強い存在感を放ちます。


エクステリアの特別装備

  • Mカーボンエクステリアパッケージ:カーボン素材のエアインテークフレームやリアディフューザーなどを装備し、見た目と軽量化を両立。
  • ボディカラー:メタリック系から鮮やかなフローズン仕上げまで、多彩なカラーバリエーションを展開。Mモデル専用色も用意され、存在感を際立たせます。
  • エアロダイナミクス:高速域での安定性を重視した空力設計が施され、見た目の美しさと機能性を融合しています。

まとめ

BMW M8のエクステリアは、ラグジュアリーGTとしての上品さに、Mモデルのアグレッシブさを絶妙に組み合わせたデザインです。彫刻的なラインと空力的ディテール、そしてM専用パーツによって、停車中でも走り出すエネルギーを感じさせる一台となっています。

BMW M8のインテリア

BMW M8のインテリアは、ラグジュアリークーペらしい優雅さと、Mモデル専用のスポーティな要素が巧みに融合されています。ドライバーを中心に設計されたコックピットは、快適性・操作性・高級感をすべて高次元で兼ね備えているのが特徴です。


コックピットデザイン

M専用のステアリングホイールはグリップ感が高く、赤い「Mボタン」でドライビングモードを瞬時に切り替え可能。大型のデジタルメーター「BMW Live Cockpit Professional」は高解像度ディスプレイで、M専用のレイアウト(回転数・シフトインジケーターなど)が表示され、スポーツ走行に最適化されています。センターコンソールにはiDriveコントローラーとドライブモード切り替えスイッチが配置され、直感的な操作性を実現しています。


シートと素材

Mスポーツシートはハイバック形状で、強力なサイドサポートにより高速走行時でも身体をしっかり支えてくれます。フルメリノレザーやアルカンターラを使用した高級感のある仕上げに加え、シートヒーター・ベンチレーション・マッサージ機能も選択可能。快適性とスポーティさを両立しています。後席は2+2レイアウトで、グランクーペでは4人が快適に座れる広さを確保。


インテリア装備・テクノロジー

  • インフォテインメント:最新のiDriveシステムと12.3インチの中央ディスプレイを搭載。Apple CarPlayやAndroid Autoに対応し、ナビゲーションやエンタメもスムーズに利用可能。
  • サウンドシステム:標準で高音質オーディオを備え、オプションで「Bowers & Wilkinsダイヤモンドサラウンドサウンドシステム」を選択でき、コンサートホールのような臨場感を楽しめます。
  • アンビエントライト:室内全体を演出する多彩なカラーの間接照明を備え、ラグジュアリー感を一層高めています。

特徴と魅力

インテリアは、走りを意識したスポーツカーの機能性と、長距離ツーリングを快適にする高級サルーンの贅沢さを両立しているのが大きな魅力です。ドライバーがスポーツ走行に集中できる設計でありながら、乗員全員が快適に過ごせる空間を提供する、まさに「究極のGT」といえる仕上がりです。

BMW M8のパワーと性能

エンジンとパワー

BMW M8には、M社が専用チューニングした 4.4L V型8気筒ツインターボエンジン が搭載されています。標準モデルで約600psを発揮し、さらにハイパフォーマンス仕様の M8コンペティション では最高出力625ps、最大トルク750Nmを誇ります。これにより、0-100km/h加速はわずか約3.2秒という圧倒的なスプリント性能を実現しています。


トランスミッションと駆動方式

組み合わされるのは 8速Mステップトロニック(AT)。シームレスかつ鋭い変速が可能で、ステアリング裏のパドルシフトによるマニュアル操作も楽しめます。駆動方式は M xDrive(四輪駆動) を採用し、状況に応じて前後トルク配分を自動調整。2WD(後輪駆動)モードにも切り替えられるため、サーキットやドリフト走行も堪能できます。


シャシーとハンドリング

M専用にチューニングされたサスペンションに加え、電子制御式の アダプティブMサスペンション が標準装備。路面状況や走行モードに応じて減衰力を瞬時に調整し、快適性とスポーツ性を両立しています。ステアリングも高精度で、重量感のある操舵フィールが自信ある走りを支えます。


ブレーキと制御システム

制動力を高める Mコンパウンドブレーキ を標準装備し、さらにサーキット志向のドライバーには Mカーボンセラミックブレーキ(オプション)が用意されています。高温時でも安定した制動力を発揮し、軽量化にも寄与します。加えて、DSC(ダイナミックスタビリティコントロール)やアクティブMディファレンシャルにより、限界域でも安定性を確保します。


パフォーマンスの魅力

BMW M8は「ラグジュアリーGT」と「スーパースポーツ」の二面性を持つ一台です。日常のドライビングでは余裕のあるトルクと快適性を提供し、アクセルを踏み込めばスーパーカーに匹敵する爆発的な加速を披露。街乗りから高速クルージング、さらにはサーキット走行まで、幅広いシーンで圧倒的な存在感を発揮します。

BMW M8の安全性能

ドライバーアシスト機能

BMW M8には、最新世代の運転支援システム 「Driving Assistant Professional」 が搭載されており、長距離ドライブや都市部での走行をより安心・快適にサポートします。
主な機能は以下の通りです:

  • アクティブクルーズコントロール(ACC):先行車との距離を自動で調整し、渋滞時にはストップ&ゴー機能も利用可能。
  • レーンキープアシスト:車線逸脱を検知し、必要に応じてステアリング操作をサポート。
  • ステアリング&レーンコントロールアシスト:高速道路などで半自動運転に近い走行を実現。
  • サイドコリジョンアシスト:車線変更時に死角から接近する車両を検知し、衝突回避をサポート。

衝突回避・被害軽減システム

  • 前方衝突警告&自動緊急ブレーキ:歩行者や自転車も検知し、衝突の危険がある場合にブレーキを作動。
  • 交差点警告機能:交差点での出会い頭の事故を予防。
  • 後退時衝突警告:駐車や後退時に後方の障害物や歩行者を検知。

駐車支援機能

BMW M8は大きなボディを持つため、駐車時のサポート機能も充実しています。

  • パーキングアシストプラス:自動で駐車を行い、周囲の状況を360度カメラで映し出す。
  • リバースアシスト:直前に走行した50mのルートを記憶し、自動でバック走行をサポート。

受動的安全性能

  • 高剛性ボディ構造と複数のエアバッグ(フロント・サイド・カーテン)が標準装備され、衝突時の乗員保護性能を最大化。
  • CFRP(カーボンファイバー強化プラスチック)や高張力鋼板を効果的に組み合わせ、軽量化と安全性を両立。

まとめ

BMW M8は、スーパーカー並みのパワーを持ちながらも、安全性能はラグジュアリーセダン級の充実度を誇ります。先進の運転支援システムにより長距離走行でも安心でき、日常の街乗りからサーキット走行まで、あらゆるシーンでドライバーをサポートしてくれる一台です。

 

買って良かった点

  • 圧倒的なパワーと加速性能
    600ps超のV8ツインターボは、アクセルを踏み込んだ瞬間にスーパーカー級の加速を味わえる。直線もコーナーも余裕の走りで、運転する喜びを強く感じられる。
  • ラグジュアリーとスポーツの両立
    インテリアは高級素材で仕上げられ、長距離ドライブでも快適。普段は静かで上質なGTカー、モードを変えればサーキットも走れる二面性が魅力。
  • 先進的な装備とテクノロジー
    デジタルコックピット、最新の運転支援システム、ハイエンドオーディオなど、最新技術が満載。高級車らしい満足感がある。
  • 存在感のあるデザイン
    低く構えたボディとアグレッシブなM専用デザインにより、駐車しているだけでも視線を集める圧倒的な存在感。

買って悪かった点

  • 価格が非常に高額
    車両本体価格だけでなく、オプションを付けるとさらに高額に。維持費や保険料もかなりかかるため、経済的ハードルは高い。
  • ボディサイズが大きい
    全幅が広いため、街中や狭い駐車場では取り回しに苦労する場面も。都会で日常的に使うには不便さを感じることがある。
  • 燃費は期待できない
    V8ツインターボのハイパフォーマンスエンジンゆえ、燃費は10km/Lを大きく下回る。維持コストの面では覚悟が必要。
  • 性能を持て余すシーンが多い
    日本の道路事情では、そのポテンシャルをフルに発揮できる場面が少なく、高速道路やサーキット以外では「過剰性能」と感じる人もいる。

まとめ

BMW M8は「究極のGTカー」と呼ぶにふさわしい一台で、走り・デザイン・高級感のすべてにおいて最高峰。ただし、維持コストやサイズ感などの現実的な課題もあり、所有するには相応の覚悟が必要です。それでも「唯一無二の存在感」と「スーパーカーに匹敵するパフォーマンス」を味わえる点は大きな魅力といえます。

ギャラリー

さいごに

BMW M8は、日常ではラグジュアリーGTとしての快適性を発揮し、ひとたびアクセルを踏み込めばスーパースポーツカー並みの俊足を披露する、まさに二面性を持つ特別なモデルです。

優雅さと力強さ、最新テクノロジーと伝統のドライビングフィールを高次元で融合したこの一台は、所有すること自体がステータスであり、ドライバーに「特別な時間」を提供してくれます。

価格や維持費といった課題はあるものの、その圧倒的な存在感と走行性能は代えがたい魅力。BMW M8は、究極のGTカーを求める人にとって、最高の答えとなるでしょう。