車を売るときの相場の調べ方と注意すべきNG行動まとめ!【初心者必見】

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※車両情報(スペック、価格など)はフルモデルチェンジや改良などにより、記事執筆時と現在では異なる可能性があります。詳しくは各社HPにてご確認下さい。

スザク

元車買取店勤務のスザクと言います。
車が好きという病気に侵されてる男です。
本業で培った経験や知識をフル活用し、読者に有益な情報を発信していきますので、よろしくお願いします。

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はじめに

車を売るときに一番気になるのが「いくらで売れるのか?」という点ですよね。相場を知らずに査定を受けると、業者の提示額が妥当なのか判断できず、数十万円も損をしてしまうこともあります。

逆に、相場をしっかり調べて比較しておけば、より高い金額で売却することが可能になります。

この記事では、車を売るときの相場を調べる4つの方法と、やってはいけないNG行動について詳しく解説します。これから車を売ろうと考えている方はぜひ参考にしてください。

1.車買取一括査定サイトを利用する

車買取一括査定サイトとは、一度の入力で複数の買取業者へ査定依頼ができるサービスのことです。

通常は1社ずつ見積もりを依頼する必要がありますが、一括査定を使えば効率よく相場を把握でき、さらに競合させることで高く売れる可能性が高まります。


利用の流れ

  1. サイトにアクセス
    有名なサービスには「カーセンサー」「ズバット車買取」「MOTA」などがあります。
  2. 必要情報を入力
    • 車種・年式・グレード
    • 走行距離
    • 車検の有無
    • 名前・電話番号など
  3. 複数業者から連絡が入る
    入力が完了すると、登録している複数の買取業者から査定の連絡が入ります。
  4. 出張査定 or 店舗査定
    実際に車を見てもらい、買取額を提示してもらう流れになります。
  5. 査定額を比較して売却先を決定
    複数の査定額を比較し、一番条件の良い業者に売却できます。

メリット

  • 相場が一目でわかる:同じ条件で複数業者の価格が出る
  • 競争原理で高値がつきやすい:業者同士がライバル意識を持ち、提示額が上がる傾向
  • 時間と労力の節約:1回の入力で最大10社以上に査定依頼できる

デメリット

  • 電話が多くかかってくる
    複数業者から一斉に連絡が来るため、少し煩わしく感じる人も多いです。
  • 即決を迫られるケースがある
    一部業者では「今すぐ決めてくれたらこの金額で!」と即決を求められる場合も。
  • 個人情報が複数業者に渡る
    電話番号や住所が共有されるため、連絡が集中しやすいです。

上手に使うコツ

  1. メール対応可能なサイトを選ぶ
    「カーセンサー」などは業者への連絡手段をメールに限定できるため安心。
  2. 複数社の査定を同じ日にまとめる
    1日で各社を競わせると、最終的に提示額が上がりやすい。
  3. 即決せず比較する
    焦らず全ての査定額を確認してから判断しましょう。

代表的な一括査定サイト

  • カーセンサー:最大30社へ依頼可能、メール指定OK
  • ユーカーパック:提携業者が多く手間なく簡単に高く売れる、初心者向け
  • MOTA:最高額を提示した3社のみとやり取りでき、電話が少ない

一括査定サイトは「相場を知る」「最高額を引き出す」ためにとても有効ですが、電話対応が面倒な人は ユーカーパックやMOTAのように連絡数を絞れるサービス を選ぶのがおすすめです。

カーセンサー車買取公式サイトへ

ユーカーパック公式サイトへ

MOTA公式サイトへ

外車を高く売りたい人は、外車専門買取店公式サイトへ

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2.中古車販売サイトで調べる

中古車販売サイト(例:カーセンサー、グーネット、カーセブンなど)には、全国の販売店が在庫車を掲載しています。

その販売価格をチェックすることで、同じ条件の車が市場でいくらで売られているかが分かり、買取相場を推測できるのです。


調べ方のステップ

  1. サイトにアクセス
    代表例は「カーセンサー」「グーネット」「車選びドットコム」など。
  2. 検索条件を入力
    • メーカー・車種
    • 年式
    • 走行距離
    • グレード
    • 地域
  3. 販売価格を比較する
    条件の近い車を複数チェックし、価格帯を把握します。
  4. 買取相場を推定する
    販売価格は「業者の仕入れ値(オークション相場+買取価格)+利益」で設定されるため、
    一般的に 販売価格より2~3割安いのが買取相場 の目安になります。

メリット

  • 誰でも無料で簡単に調べられる
    会員登録不要で公開情報が見られる。
  • 地域ごとの価格差がわかる
    同じ車種でも、地方と都市部で価格に差が出ることがある。
  • 在庫状況や人気度が把握できる
    台数が少ない=希少性が高く、高値がつきやすい傾向。

デメリット

  • 販売価格=買取価格ではない
    利益や整備費用が上乗せされているため、そのまま参考にはできない。
  • 状態が違うと価格も大きく変動する
    修復歴や装備品の有無などで相場がぶれる。
  • 鮮度に差がある
    掲載から売約済みまでのタイムラグがあり、最新相場とズレることも。

上手に活用するコツ

  1. 同条件の車を複数比較する
    → 1台だけで判断せず、最低でも10台前後をチェック。
  2. 販売価格から2~3割引いた金額を目安にする
    → 例えば販売価格が200万円なら、買取相場は140~160万円あたり。
  3. 複数サイトを見比べる
    → サイトによって掲載車両が違うため、カーセンサーとグーネットを併用するのが安心。

代表的な中古車販売サイト

  • カーセンサー:掲載台数業界トップクラス、検索条件が細かい
  • グーネット:販売店数が多く、車両画像が豊富
  • カーセブン公式在庫検索:買取強みのある業者直販が多い
  • 車選びドットコム:販売店情報や口コミも見やすい

中古車販売サイトは「市場での売値」を知るのに最適ですが、そのまま買取額ではない点に注意が必要です。

そのため、販売価格で目安をつかみ → オークション相場で裏付け → 一括査定で実際の価格を比較、という流れが一番確実です。

カーセンサー公式サイトへ

グーネット公式サイトへ

3.ディーラーや買取店で査定する

ディーラー査定は新車に乗り換えるときに下取りしてもらう方法で、手続きが簡単な反面、金額は安めになりやすいです。

買取店査定はガリバーやラビットなどの専門業者に売る方法で、高値がつきやすいですが、複数社を比べることが大切です。つまり、ラクさを重視するならディーラー、高く売りたいなら買取店が向いています。

ディーラー査定の特徴

  • 新車購入とセットが基本。車を買い替える際に、今の車を引き取ってくれる仕組み。
  • 査定額は「新車販売の値引き交渉材料」として提示されるケースが多い。

ディーラー査定のメリット

  • 手続きが簡単(新車購入と同時に売却できる)
  • 乗り換え時の流れがスムーズ
  • 同じメーカー車なら査定がプラスされることもある

ディーラー査定のデメリット

  • 相場より安めになることが多い
    (新車値引き分を下取り価格に上乗せして調整する傾向)
  • 珍しい車種や改造車は評価されにくい

👉 ディーラー下取りは「便利さ優先」で、金額面ではやや不利と考えておくのが安心です。


買取店査定の特徴

  • ガリバー、ビッグモーター、ラビット、アップルなどが代表的。
  • 自社販売網やオークションを通じて再販するため、ディーラーより高値がつきやすい。

買取店査定のメリット

  • 競争力のある価格提示が期待できる
  • 車種によってはディーラーより数十万円高いケースも
  • 出張査定を利用すれば自宅で完結できる

買取店査定のデメリット

  • 業者によって価格差が大きい
  • 即決を迫られることがある
  • 中には強引な営業をする店舗もあるため注意

👉 複数の専門店に査定してもらい、比較することが大切です。


見積もりを取るときの流れ

  1. ディーラー or 買取店に査定依頼
  2. 車検証・自賠責保険証明書・メンテナンスノートを準備
  3. 車を実際に見てもらい、査定額を提示してもらう
  4. 複数社の金額を比較して、最も条件の良いところに売却

上手に使い分けるコツ

  • 金額重視 → 買取専門店
  • 手間を省きたい → ディーラー下取り
  • 最高額を狙いたい → 両方を比較して、一括査定も併用

まとめ

  • ディーラー:新車購入時に便利だが査定額は低め
  • 買取専門店:高額査定の可能性大だが、複数社比較は必須
  • 最適解は「ディーラー査定+買取専門店査定+一括査定」で相場を把握してから決定

4.オークション相場を調べる

中古車のオークション相場とは、中古車業者専用のオートオークション会場で実際に取引された落札価格のことです。

ここでの価格は業者同士の「仕入れ値」になるため、一般の買取相場よりもリアルで信頼性が高いといえます。


オートオークションの仕組み

  • 全国にあるオークション会場(USS、CAA、JUなど)で毎週開催
  • 車の状態(年式・走行距離・修復歴など)が公開され、業者同士が競り合う
  • 落札された金額=「市場が認めたその車の価値」

👉 この金額をベースに、業者は利益を乗せて中古車販売を行います。
そのため 買取額は落札相場より少し低め になるのが一般的です。

1. 相場データを公開しているサービスを利用

  • 「オークション相場データベース」などの有料/無料サービスが存在
  • 会員登録すれば、自分の車種・年式・走行距離ごとに落札実績を調べられる

2. 車買取業者に聞く

  • 業者はオークション会場のデータを常にチェックしている
  • 「この車のオークション相場は?」と聞くと、おおよその数字を教えてくれる場合がある

3. ネットで相場情報を検索

  • 一部の中古車情報サイトやブログが、オークション落札相場を公開している
  • ただし鮮度や正確性にばらつきがあるので注意

メリット

  • もっとも正確な市場価格がわかる
    実際の取引価格なので、理論的には「適正な相場」そのもの。
  • 買取業者の提示額が妥当か判断できる
    査定額が相場より極端に低い場合、他社を検討する目安になる。

デメリット

  • 一般の人は直接参加できない
    オークション会場は業者専用で、個人は入れない。
  • 情報の入手に制限がある
    無料公開されている相場情報は一部だけで、詳細は有料だったり業者しか閲覧できない。
  • 落札相場=買取額ではない
    実際の買取額は、相場から業者の利益や経費を引かれた金額になる。

上手な活用方法

  1. 一括査定サイトで出た金額と照らし合わせる
    → 査定額がオークション相場に近ければ信頼できる。
  2. 複数の情報源を組み合わせて判断
    → オークション相場だけに頼らず、販売価格・一括査定額も比較。
  3. 相場を把握して交渉材料に使う
    → 「オークションではこの価格」と知っておくと強気で交渉できる。

まとめると、オークション相場は「もっとも正確な指標」ですが、入手しにくいのが難点。
そのため、一括査定サイトで提示額を見たあと、オークション相場で裏付けを取るのが賢い使い方です。

車買取相場データベース公式サイトへ

中古車買取相場データベースは、個人情報一切なしで今の相場を知ることが出来る便利なサイトです。
そのまま査定も出来るので、ぜひ有効活用して相場を調べてください。

車売却時の相場を調べる5つのポイント

1. 車の基本情報が相場を左右する

相場を調べるときは、まず自分の車の基本条件を正しく把握することが大切です。

  • 年式:新しいほど高値がつきやすいが、5年・7年・10年などの節目で相場が大きく下がりやすい
  • 走行距離:目安は「年間1万km」、それ以上は減額対象になりやすい
  • 修復歴の有無:事故歴・修復歴があると相場は大幅に下がる
  • グレード・装備:人気の高いグレードや装備付きはプラス査定

👉 同じ車種でも、条件の違いで数十万円以上の差が出ることがあります。


2. 複数の情報源を組み合わせる

相場は一つの方法だけで判断するのではなく、複数の情報を組み合わせて把握するのが正解です。

  • 一括査定サイト → 「リアルな査定額」を知る
  • オークション相場 → 「市場の実際の取引価格」を知る
  • 中古車販売サイト → 「店頭での販売価格」を知る
  • ディーラー・買取専門店 → 「現場での提示額」を知る

👉 これらを突き合わせて「自分の車がいくらくらいで売れるのか」を推定しましょう。


3. 売るタイミングが重要

相場は時期によって変動します。

  • 1~3月(新生活需要):車の需要が増えて高く売れやすい
  • 9月(決算期):販売店が在庫を欲しがるため、相場が上がりやすい
  • モデルチェンジ直後:旧型の価値が下がることもあるが、人気モデルはむしろ需要が残りやすい

👉 「できるだけ需要の高い時期」に売るのがポイントです。


4. 状態を良く見せる工夫

同じ車種・条件でも、見た目やメンテナンス状況で査定額が変わります。

  • 車内を清掃し、ニオイを取っておく
  • 洗車・ワックスで外観をきれいにしておく
  • メンテナンスノートや点検記録簿を準備しておく

👉 業者に「大切に乗られていた車」と思わせることで、相場の上限に近い金額を狙えます。


5. 比較と交渉を忘れない

  • 査定は最低でも2~3社に依頼する
  • 相場を把握していると「他社ではこの金額でした」と交渉材料にできる
  • 1社だけで決めると、相場より数十万円安く売ってしまうリスクあり

まとめ

車の相場を調べるときのポイントは、

  1. 年式・走行距離・修復歴など基本条件を把握
  2. 一括査定・オークション・販売価格など複数の情報源を活用
  3. 売却時期を意識してタイミングを選ぶ
  4. 車をきれいにしてプラス査定を狙う
  5. 複数社を比較し、交渉してから決める

👉 これらを意識することで「適正な相場」を見極め、高く売ることができます。

車の相場を調べるときのNG行動【6選】

1. 1社だけの査定で決めてしまう

  • 面倒だからといって1社だけの査定で売却先を決めるのはNG。
  • 業者によっては相場よりかなり安い金額を提示することもあります。
    👉 最低でも2~3社以上を比較することが重要です。

2. ネットの販売価格をそのまま買取価格と誤解する

  • 中古車販売サイトに掲載されているのは「販売価格」。
  • この金額には整備費用や業者の利益が含まれているため、実際の買取相場は2~3割低いのが一般的です。
    👉 「販売価格=買取価格」ではないことを忘れないようにしましょう。

3. 修復歴や事故歴を隠す

  • 査定時に正直に伝えず、後から発覚すると「減額」や「契約解除」につながる可能性があります。
  • 業者はプロなので隠してもまず見抜かれます。
    👉 正直に申告し、信頼できる業者と取引するのが結果的に安心です。

4. 売却のタイミングを考えない

  • 車は時間が経つほど価値が下がります。
  • 特にモデルチェンジ直後や車検切れ直前は相場が下がりやすい。
    👉 「需要が高い時期(1~3月、9月)」を狙うと有利です。

5. 車を汚れたまま査定に出す

  • 車内のゴミやニオイ、外装の汚れはマイナス印象になります。
  • 同じ条件でも「手入れされている車」の方が高く評価されやすい。
    👉 査定前には洗車・清掃・消臭をしておきましょう。

6. 即決を迫られて焦って契約する

  • 一部業者は「今日決めてくれるならこの価格で!」と即決を迫ることがあります。
  • 相場を十分に確認しないまま契約すると、損をする可能性大。
    👉 すぐに決めず、必ず他社と比較しましょう。

まとめ

車の相場を調べるときのNG行動は、

  1. 1社だけで決める
  2. 販売価格をそのまま鵜呑みにする
  3. 修復歴を隠す
  4. タイミングを考えない
  5. 車を汚れたまま査定する
  6. 即決に流される

👉 これらを避ければ、相場を正しく把握できて「高く・安心して」車を売ることができます。

さいごに

車を高く売るためには、相場を「一括査定・オークション相場・販売サイト・ディーラー・買取専門店」など複数の方法で確認し、比較することが重要です。

さらに、売却時期や車の状態を整える工夫によって、相場の上限に近い価格で売れる可能性が高まります。逆に、1社だけで決めたり、即決を迫られて流されると損をしてしまうこともあります。

つまり、相場を知ることは「車を高く・安心して売るための第一歩」です。