はじめに
クルマのサブスクとして人気の「KINTO(キント)」には、目的に応じて選べる2つのプランがあります。
それが【初期費用フリープラン】と【解約金フリープラン】。
「どっちを選んだらいいの?」と迷っている方のために、この記事では両プランの違いを徹底比較し、あなたに合う選び方をご紹介します!
KINTOには2つの選べるプランがある
初期費用フリープランとは?
その名の通り、初期費用(申込金)が0円で始められるプラン。
月額料金にすべてが含まれており、契約満了まで乗り続ける前提なら、コストを抑えて利用できるのが魅力です。
ただし、中途解約時には所定の解約金が発生するため、短期利用には不向きです。
解約金フリープランとは?
契約時に初期費用(申込金)を支払う代わりに、中途解約しても違約金がかからないというプラン。
ライフスタイルの変化に対応しやすく、契約後すぐに解約してもペナルティなし。契約期間は3年固定です。
2つのプランの違いを徹底比較【一覧表付き】
比較項目 | 初期費用フリープラン | 解約金フリープラン |
契約期間 | 3年・5年・7年から選べる | 3年固定 |
初期費用 | 0円 | 月額5ヶ月分相当の申込金 |
中途解約 | 解約金あり | 解約金なし(いつでも解約OK) |
月額料金 | やや高め | やや安め |
のりかえGO | 利用可 | 利用不可 |
車種別に比較!プランごとの費用シミュレーション
KINTO公式のヤリス3年契約例をもとに、両プランの総費用を比較してみましょう。
プラン | 初期費用 | 月額 | 総額(3年) |
初期費用フリー | 0円 | 約38,940円 | 約1,401,840円 |
解約金フリー | 約193,380円 | 約34,650円 | 約1,440,780円 |
➡ 契約満了まで乗るなら「初期費用フリー」の方が約4万円お得です。
中途解約するならどっちがお得?
短期間での解約を考慮するなら、「解約金フリープラン」一択です。
解約タイミング別の比較例(ヤリスの場合)
解約タイミング | 初期費用フリー | 解約金フリー |
12ヶ月後 | 解約金あり(数十万円) | 解約金なし |
24ヶ月後 | 解約金あり | 解約金なし |
36ヶ月(満了) | 解約金なし | 解約金なし |
さらに、解約金フリーでも「キズ」「走行距離オーバー」などで精算金が発生することもあります。
完全無料ではない点に注意が必要です。
【2025年最新】KINTO利用者のリアルな口コミまとめ
実際に使っている人の声をチェックすると、どちらのプランが自分に合っているのか見えてきます。
初期費用フリープランの満足度は?
- 「月額だけで完結してるのが楽」
- 「3年後に乗り換える前提なのでコスパ良し」
- 「のりかえGOでレクサスにも乗れて満足」
解約金フリープランの後悔ポイントは?
- 「結局2年半乗ったので、初期費用がもったいなかった」
- 「申込金が高くて最初に迷った」
- 「精算金でちょっと想定外の出費があった」
契約者の声から見る「選んでよかった理由」
- 「仕事の都合で引越しが多い自分には解約金フリーが合ってた」
- 「子どもが生まれて車を変える必要があったが、のりかえGOで対応できて助かった」
- 「どちらも使ったけど、使い方によって全然違うと思う」
こんな人にはこのプランがおすすめ!
解約金フリープランが向いている人
- 数年以内に引越しや転職の予定がある
- 車に乗る期間が未定
- 初めてのサブスクで不安がある
初期費用フリープランが向いている人
- 最低3年は同じ車に乗る予定がある
- 少しでも支払い総額を抑えたい
- 将来的に「のりかえGO」で乗り換えたい
よくある勘違いに注意!2つのプランの“落とし穴”
KINTOの2つのプランはそれぞれメリットがありますが、契約前に知っておかないと後悔する“落とし穴”も存在します。
ここでは、よくある誤解を解説します。
解約金フリープランでも精算費用がかかることがある
「解約金フリーだから何も請求されない」と思っていませんか?
実は、解約時に車両の損傷や走行距離の超過があった場合、追加費用(精算金)が発生します。
あくまでも“解約違約金がない”という意味なので、「完全無料」とは限らないのです。
初期費用フリープランの「のりかえGO」は誰でも使えるわけじゃない
「のりかえGO」は、KINTO利用中に別の車へ乗り換えられるサービスですが、すべての契約者がいつでも利用できるわけではありません。
利用には一定期間の経過や審査、対象車種の制限があり、条件に合わなければ利用不可の場合もあります。
「解約金0円=いつでも損せず解約できる」ではない
解約金フリープランであっても、短期間の利用では申込金の分だけ割高になる可能性があります。
「解約金がかからない=損しない」というのは誤解で、実際には利用期間とのバランスで判断することが大切です。
実際に選ぶ前に!チェックすべき3つのポイント
「何となく安そう」で決めてしまうと、後々「こんなはずじゃなかった…」と後悔することも。
契約前に以下の3点をチェックしましょう。
1:月々の支払い総額だけで判断しない
月額が安く見えても、初期費用や契約期間によってトータルの支払額に大きな差が出ることがあります。
特に解約金フリープランは申込金を含めた総額で見るのがポイントです。
2:想定している利用年数をはっきりさせる
「何年乗るか」が最も重要な判断材料です。
たとえば3年以上乗るつもりなら初期費用フリー、1~2年なら解約金フリーが有利なことが多いです。
生活スタイルや将来の予定をもとに判断しましょう。
3:途中で乗り換えたい可能性はあるか?
将来的に別の車に乗り換えたくなるかもしれない…という方は、「のりかえGO」に対応している初期費用フリープランを選ぶのがおすすめです。
KINTO以外の選択肢と比較するとどう?
KINTOが便利とはいえ、他の選択肢と比較しておくことも重要です。以下のような違いがあります。
カーリースとの違い
カーリースは契約期間中のメンテナンスや保険が別料金になるケースが多く、支払いの分かりにくさがネックになることも。
一方、KINTOは「完全定額制(任意保険込み)」なので、家計管理がしやすいのが特長です。
残クレ(残価設定ローン)との違い
残クレは「車を購入するローン」なので、車の所有権はディーラー側にあります。
満了時に返却・買い取り・再ローンの選択が必要で、柔軟性に欠ける面も。
KINTOはサブスク形式で返却前提なので、よりライトな感覚で車に乗れます。
レンタカーや中古購入と比較してどう?
短期利用ならレンタカーでも良いですが、月単位で使うならKINTOの方が割安かつ手続きがラクです。
中古購入は初期費用がかかりますし、保険・車検の手間もあるため、手軽さを重視するならKINTOが有利です。
おすすめ車種とプランの組み合わせ例
プラン選びに迷ったら、車種別におすすめの組み合わせを考えてみるのも手です。
以下に代表的な例を紹介します。
短期で乗るなら「アクア×解約金フリー」
燃費が良く、月額も安いアクアは、転職・引越しなど短期のライフイベントにピッタリ。
解約金なしでいつでもやめられるので、数年以内に生活環境が変わる予定がある方におすすめです。
家族で長く使うなら「ヴォクシー×初期費用フリー」
子育てファミリーに人気のヴォクシーは、長く乗ってこそ価値のあるモデル。
中途解約のリスクが少ない人なら、初期費用フリープランで契約してコストを抑えるのがベストです。
乗り換えたい人は「カローラクロス×のりかえGO」
いろんな車に乗り換えてみたいという方は、「のりかえGO」に対応した初期費用フリープランでカローラクロスを選ぶのがおすすめ。
途中からSUV→ミニバン、なども可能です。
まとめ|あなたに合うのはどっち?選び方のポイント
どちらのプランも一長一短。大切なのは「自分のライフスタイルに合うかどうか」です。
- 長期利用&月額抑えたいなら→初期費用フリープラン
- 短期や不確定な利用なら→解約金フリープラン
後悔しないためにも、事前に利用期間や乗り換えの可能性をよく考えて選びましょう!
