【徹底解説】ベントレー・ベンテイガの魅力とは?ラグジュアリーSUVの頂点!

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※車両情報(スペック、価格など)はフルモデルチェンジや改良などにより、記事執筆時と現在では異なる可能性があります。詳しくは各社HPにてご確認下さい。

スザク

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はじめに

SUVという枠を超えて、極上のラグジュアリーと圧倒的な走行性能を融合させた存在――それがベントレー「ベンテイガ」です。

ベントレー初のSUVとして登場したこのモデルは、英国らしいクラフトマンシップと最新テクノロジーを惜しみなく注ぎ込み、他の高級SUVとは一線を画す仕上がりとなっています。

外観は堂々とした存在感、インテリアはサロンのような豪華さ、そして心臓部にはスポーツカー顔負けのパワーユニット。

まさに「すべてを手に入れたい人」にふさわしい一台です。

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ベンテイガのエクステリアの特徴

全体のスタイル

ベンテイガは、大型SUVながら上品で力強いフォルムが特徴。丸みのあるボディにシャープなラインを組み合わせ、ラグジュアリー感と存在感を両立しています。ロングホイールベース仕様(EWB)は後席重視のため、より伸びやかなシルエットになります。


フロントデザイン

  • 大型のマトリックスグリルが堂々とした印象を演出。
  • クリスタルカット風のLEDヘッドライトは宝石のように輝き、ベントレーらしい高級感を強調。
  • バンパーには大きなエアインテークを配置し、迫力とスポーティさをプラス。

サイドデザイン

  • 流れるようなウインドウラインと抑揚のあるキャラクターラインで立体感を演出。
  • フェンダーにはベントレーらしいサイドベントを配置。
  • 21~22インチの大径ホイールが標準で、スポーティ仕様ではブラック仕上げも選べます。

リアデザイン

  • 楕円形の3Dテールライトが特徴的で、点灯時に独特の輝きを放つ。
  • ナンバープレート位置を下げ、テールゲート中央に「BENTLEY」ロゴを配置することで高級感をアップ。
  • 大径のマフラーやルーフスポイラーが加わり、力強さと上品さを両立。

ディテール・仕様ごとの違い

  • Sモデル:ブラック仕上げのミラーやモール、スポーティな専用ホイール。
  • Black Edition:クロームをブラックアウトし、精悍な印象に。
  • EWB:後部を延長した伸びやかなデザイン。
  • Mulliner仕様:専用バッジやホイールで、より特別感を演出。

まとめ

ベントレー・ベンテイガのエクステリアは、SUVとしての力強さとベントレーらしい優雅さを融合させたデザインが魅力です。フロントの威厳あるグリルや宝石のようなライト、流麗なサイドライン、立体感あるリアビューなど、どの角度から見ても高級感を漂わせています。また、仕様ごとに異なる外装仕上げで、オーナーの好みに合わせた個性を選べる点も大きな魅力です。

ベンテイガのインテリア全体の特徴

ベンテイガの車内は「英国サロン」を思わせる豪華な空間が広がります。熟練職人によるハンドクラフト仕上げで、最高級レザーやウッド、メタルパーツがふんだんに使われています。SUVらしい実用性とベントレーらしい豪華さを兼ね備えているのが大きな特徴です。


素材と仕上げ

  • レザー:最高級レザーを使用し、座席やドアトリム、ステアリングまで丁寧に縫製。オプションでコントラストステッチやダイヤモンドキルティングも選択可能。
  • ウッドパネル:ウォールナットやオーク、ピアノブラックなど、多彩なウッドトリムをラインアップ。好みに合わせてカスタマイズ可能。
  • 金属パーツ:クロームやアルミの加飾が適度に配置され、上質な輝きを演出。

シートと快適性

  • 標準モデル:5人乗り仕様が基本ですが、4人乗り(独立シート)や7人乗りも選べる柔軟さがあります。
  • シート機能:前席は電動調整、ヒーター、ベンチレーション、マッサージ機能を搭載。後席にも同様の快適装備を用意。
  • EWB(ロングホイールベース):後席の足元が大幅に拡大され、専用の「エアラインシート」が選べるのが特徴。最大40度のリクライニング、フットレスト、シートマッサージ機能など、ファーストクラス並みの快適さを実現。

インフォテインメントとテクノロジー

  • センターディスプレイ:最新の大型タッチスクリーンを採用し、ナビ、音楽、車両設定を直感的に操作可能。
  • デジタルメーター:高解像度ディスプレイでクラシカルなデザインと最新技術を融合。
  • リアシートエンターテインメント:後席用にタブレットやスクリーンを搭載でき、快適な移動をサポート。
  • オーディオシステム:標準の高品質システムに加え、ナイム(Naim for Bentley)の最高級オーディオを選択可能。まるでコンサートホールのような音響体験を提供。

ラゲッジと収納

  • 広い荷室を持ち、日常の使い勝手も十分。
  • 4人乗り仕様では後席独立化により収納量はやや少なめですが、その分ラグジュアリー性を重視。
  • 電動テールゲートや分割可倒式シートで利便性も高い。

まとめ

ベントレー・ベンテイガのインテリアは、豪華な素材と高度なクラフトマンシップが融合した「移動するラウンジ」です。EWBでは特に後席の贅沢さが際立ち、ショーファードリブンとしても十分な快適性を持ちます。一方で最新のテクノロジーも搭載し、ドライバーにも後席乗員にも満足感を与える空間に仕上がっています。

ベンテイガのパワーと性能

エンジンラインアップ

ベンテイガは発売以来、複数のパワートレインが用意されてきました。

  • 6.0L W12 ツインターボ
    • 初期モデルや「Bentayga Speed」に搭載。
    • 最高出力635ps、最大トルク900Nmという圧倒的なパワーを誇ります。
    • 0-100km/h加速はわずか3.9秒、最高速度は306km/hとSUV最速クラス。
  • 4.0L V8 ツインターボ
    • 現行モデルの主力。
    • 出力は550ps、最大トルク770Nm。
    • 0-100km/h加速は約4.5秒、最高速は290km/h。
    • W12に比べ軽量で、バランスの取れた走りを実現。
  • 3.0L V6 プラグインハイブリッド(PHEV)
    • V6ターボエンジンとモーターを組み合わせたモデル。
    • システム総合出力は約449ps、最大トルク700Nm。
    • EVモードで40km前後の走行が可能。環境性能と静粛性を重視した仕様。

トランスミッションと駆動方式

  • 8速AT(ZF製)を採用し、滑らかで力強い加速を実現。
  • 常時4WD(AWD)で、前後トルク配分は40:60が基本。
  • 電子制御によるトルクベクタリングを備え、安定性とスポーツ性を両立。

走行性能

  • 加速力:SUVでありながらスポーツカー並みの加速を誇る。特にW12搭載の「Speed」は世界最速SUVの一角。
  • 最高速:V8モデルでも約290km/hに達し、ラグジュアリーSUVとしてはトップレベル。
  • サスペンション:エアサスペンションを標準装備。路面状況に応じて乗り心地と走行安定性を自動で調整。
  • アクティブスタビライザー:コーナリング時のロールを抑制し、重厚な車体でも俊敏なハンドリングを実現。
  • ブレーキ性能:カーボンセラミックブレーキを選択可能で、世界最大級のディスクサイズを誇る。

オフロード性能

  • ドライブモード切替(Drive Dynamics Mode)を搭載し、オンロードから雪道、悪路まで幅広く対応。
  • オプションのオフロード仕様では、サンド、マッド、スノー、トレイルといった専用モードを選択可能。
  • 大型SUVとしては高い悪路走破性を備えるが、基本的にはオンロード性能を重視。

まとめ

ベントレー・ベンテイガの性能は、「高級SUV」の枠を超えてスポーツカーに匹敵するレベルです。W12モデルは圧倒的な加速と最高速を誇り、V8は軽快でバランスの良い走り、ハイブリッドは静粛性と環境性能に優れるなど、用途に応じた選択が可能。豪華さと走りの楽しさを両立させた、唯一無二のSUVと言えます。

ベンテイガの安全性能

基本構造と安全性

  • 強靭なボディ構造
    ベースとなる「MLB Evo」プラットフォームは、剛性が高く衝突安全性に優れる設計。アルミや高張力鋼を組み合わせ、重量を抑えつつも高い耐衝撃性を確保。
  • エアバッグ
    フロント・サイド・カーテンエアバッグを含む複数のエアバッグを標準装備。乗員を多方向から保護します。

先進運転支援システム(ADAS)

ベンテイガは、ベントレーらしい快適性と安全性を両立するため、多彩な運転支援機能を搭載しています。

  • アダプティブクルーズコントロール
    前走車との車間距離を自動調整し、渋滞時には停止・再発進まで対応。
  • 車線逸脱警告&車線維持支援
    車線からのはみ出しを検知し、必要に応じてステアリングをアシスト。
  • ブラインドスポットモニター
    死角にいる車両を警告ランプで知らせ、車線変更時の事故を防止。
  • トラフィックサイン認識
    カメラで標識を読み取り、制限速度や進入禁止などをドライバーに通知。
  • 衝突回避・自動緊急ブレーキ(AEB)
    歩行者や前走車を検知し、衝突が避けられない場合には自動でブレーキを作動。
  • ナイトビジョン(オプション)
    赤外線カメラで夜間の歩行者や動物を検知し、メーターに表示。

駐車支援・視界サポート

  • 360度カメラシステム
    車体周囲を俯瞰映像で表示し、大型SUVでも安心して駐車可能。
  • パークアシスト
    狭い場所での縦列駐車や並列駐車を自動でサポート。
  • ヘッドアップディスプレイ
    速度やナビ情報をフロントガラスに投影し、視線移動を減らして安全性を高めます。

走行安定性と予防安全

  • エアサスペンション+アクティブスタビライザー
    車体の揺れを抑え、高速走行でも安定感を維持。
  • トルクベクタリング by ブレーキ
    コーナリング時に内側の車輪へブレーキをかけて旋回性能を向上。
  • ESC(電子制御スタビリティコントロール)
    雨や雪道など滑りやすい路面でも安定した走りを確保。

まとめ

ベントレー・ベンテイガの安全性能は、ラグジュアリーSUVとして最高レベルの安心感を提供します。衝突安全性の高いボディ構造に加え、アダプティブクルーズや自動緊急ブレーキといった最新ADASを搭載。さらにナイトビジョンや360度カメラなど快適装備も安全につながっています。大柄なSUVでありながら、ドライバーも同乗者も安心して移動できる一台です。

買って良かった点(メリット)

1. 圧倒的なラグジュアリー感

  • インテリアの仕立てが芸術的で、レザー・ウッド・金属パーツすべてが最高級。
  • 乗り込むたびに「特別なクルマに乗っている」という満足感を得られる。

2. SUVとは思えない走行性能

  • W12やV8エンジンは驚異的な加速力を発揮。0-100km/h 4秒台はスポーツカー並み。
  • 高速巡航時の安定感や静粛性も抜群で、長距離移動が快適。

3. 快適な後席空間(特にEWB)

  • エアラインシートやマッサージ機能など、ファーストクラスのような快適性。
  • 運転だけでなく「乗せられる側」にも大きな満足感を与える。

4. ブランド価値と存在感

  • ベントレーのSUVという希少性。街中での存在感や注目度が非常に高い。
  • 他にはない「高級SUVに乗っている」というオーナー体験が得られる。

5. 多彩なカスタマイズ

  • 内外装カラー、トリム、ホイール、専用仕様(Mullinerなど)まで幅広く選べる。
  • 世界に一台のベンテイガを仕立てる楽しみがある。

買って悪かった点(デメリット)

1. 車両サイズの大きさ

  • 全幅約2m、全長5m超えの巨体で、日本の狭い道路や駐車場では扱いづらい。
  • 日常の買い物や街乗りではストレスを感じることも。

2. 維持費の高さ

  • 燃費はV8でもリッター5~6km前後、W12ではさらに悪化。
  • 任意保険やタイヤ交換、定期点検なども高額。

3. 価格のハードル

  • 新車価格は3,000万円前後、中古でも1,000万円超と非常に高額。
  • オプションを追加するとあっという間に数百万円アップ。

4. 信頼できる整備環境が必要

  • 電子制御や高級パーツが多く、修理や点検は専門知識が必須。
  • 正規ディーラー以外では対応が難しく、地方だとサポート体制に不安も。

5. 注目されすぎる

  • 高級車ゆえに人目を引き、良くも悪くも目立つ。
  • 駐車中のいたずらリスクや、周囲の視線が気になる人には不向き。

まとめ

ベンテイガは「ラグジュアリーSUVの完成形」とも言えるほど満足度の高いモデルです。贅沢なインテリアと圧倒的な走行性能、ブランドの誇りを味わえる一方で、サイズの大きさや維持費の高さは覚悟が必要。つまり、買う価値は十分あるが、誰にでも扱えるクルマではないという一台です。

ギャラリー

さいごに

ベントレー・ベンテイガは、ラグジュアリーSUVの中でも特別な存在感を放ちます。

フロントからリアまで細部に宿る高級感、クラフトマンシップが光るインテリア、そして強大なパワーと最新の安全性能。どの視点から見ても、オーナーに最高の体験を提供してくれるモデルです。

もちろんサイズや維持費の面で注意点はありますが、それを上回る満足感と所有欲を満たしてくれるのがベンテイガの魅力。

単なる移動手段を超え、「走るラグジュアリー空間」を求める人にとって、これ以上ない選択肢と言えるでしょう。