はじめに
風を感じながら走る特別なドライブ体験。車の窓を開けるのとは一味も二味も違う、開放感と自然を全身で味わうことができるのがオープンカーの魅力です。
日常から離れ、風の中で過ごす時間は、まるで特別な旅に出かけたような気持ちにさせてくれます。今回は、そんな特別なひとときを叶えてくれる、おすすめの国産オープンカーをご紹介。
デザイン、走行性能、さらにはオープンカーならではの魅力にあふれたモデルを、さまざまな視点から掘り下げていきます。あなたもきっと、風を感じながらドライブしたくなること間違いありません!
■本記事の内容
2:ダイハツ:コペン
3:ホンダ:S660
4:ホンダ:S2000
5:ホンダ:ビート
6:スズキ:カプチーノ
7:日産:フェアレディZ ロードスター
8:トヨタ:MR-S
9:レクサス:IS コンバーチブル
10:レクサス:SC430
11:レクサス:LC コンバーチブル
国産オープンカーの魅力
国産オープンカーの魅力には、以下のような点が挙げられます。これらの特徴が、日本国内でのドライブをより楽しく、充実させてくれる理由です。
1. 開放感と自然の一体感
オープンカーの最大の魅力は、やはり「開放感」。屋根を開けて走ると、まるで風と一体になるような感覚を味わえます。頭上に広がる空、肌に感じる風、周りの景色、これらすべてが一つのドライブ体験として楽しめます。
春には花の香り、秋には紅葉の色彩など、季節ごとの自然を全身で感じることができ、車にいながらも大自然と一体化したような気分を味わえます。
2. デザイン性と所有感
国産オープンカーは、シンプルでスタイリッシュなデザインから、スポーティーなものまで幅広いラインナップがあり、それぞれのモデルに独自の個性が光っています。国産車ならではの洗練されたデザインが、街中でも目を引きます。
オープンカーはそもそも希少性が高く、所有することで特別な満足感が得られます。周囲に自慢したくなるような美しさとカッコよさが魅力です。
3. 日本の道路に適した設計
国産オープンカーは日本の道路事情に合わせて設計されているため、走行性能も優れています。狭い道でも扱いやすいコンパクトサイズのものが多く、山道やワインディングロードでのハンドリング性能も抜群です。
また、燃費性能が優れているモデルも多いため、日常的なドライブや長距離の旅行でも安心して乗ることができ、維持費がリーズナブルなのもポイントです。
4. 信頼性とメンテナンスのしやすさ
国産車は、耐久性と信頼性が高いことで知られており、長く安心して乗ることができます。オープンカーの屋根部分は可動部分が多いため、海外メーカーでは故障のリスクもありますが、国産車は信頼性が高く、故障が少ないのも魅力の一つです。
また、国内のディーラーで手軽にメンテナンスや修理ができるので、アフターサービスも充実しています。
5. 四季を感じるドライブの楽しみ
日本の四季折々の美しい風景は、オープンカーでのドライブにぴったりです。春の桜並木を走るときの淡いピンクの景色、夏の涼しい風、秋の紅葉、冬の澄んだ空気。オープンカーなら、こうした季節ごとの風物詩をダイレクトに感じることができます。
6. コストパフォーマンスの良さ
国産オープンカーは、比較的リーズナブルな価格帯でありながらも、装備や性能が充実しているモデルが多く、コストパフォーマンスが非常に高いです。輸入オープンカーに比べて維持費も低く、日常使いしやすいのも大きな魅力です。
7. スポーツカーとしての走りの楽しさ
多くの国産オープンカーはスポーツカーとしての特性も持ち合わせています。例えば、軽量な車体と高回転エンジンを組み合わせたモデルが多く、峠道やカーブでも安定して楽しく走ることができます。
ミッドシップエンジンやFR(後輪駆動)など、走行性能を重視した設計のものも多く、運転そのものが楽しく、ドライバーを満足させる走りが味わえます。
8. 街乗りにも最適な実用性
コンパクトなサイズや取り回しの良さも、国産オープンカーの特徴です。日常の街乗りから長距離ドライブまで、さまざまなシーンに適応できるモデルが多く、日々の移動も特別な体験に変わります。
屋根を閉じれば静粛性もあり、季節や天候に合わせてオープンとクローズを切り替えられるので、気軽にオープンカーの楽しさを味わうことができます。
国産オープンカーは、ただの移動手段を超えて、「走ることそのもの」を楽しい時間に変えてくれます。魅力たっぷりの国産オープンカーなら、日常のドライブから特別な旅行まで、すべてが心に残る思い出になるでしょう。
マツダ:ロードスター
マツダ・ロードスターは、ドライビングの楽しさを追求する全ての人に捧げられた、真のライトウェイトスポーツカーです。1989年の初登場から、軽快な走りと「人馬一体」のハンドリングで、多くのファンを魅了してきました。
最新モデルでは、さらに洗練されたデザインとテクノロジーを搭載。新たな外観には、スタイリッシュでスポーティなデイタイムランニングライトやテールランプ、そして注目の新色「エアログレーメタリック」が加わり、存在感が一層高まりました。8.8インチのセンターディスプレイでドライバーとのインターフェースも一新。快適で視認性も良く、車内にいながらラグジュアリーな空間を楽しめます。
また、「アシンメトリックLSD」と呼ばれる新開発のリミテッドスリップディファレンシャルによって、カーブを攻める際の安定性が向上し、車と一体となった走行がさらに体感できるようになりました。加えて、MT車にはサーキット走行を意識した「DSC-TRACK」モードが搭載され、これまでにないダイナミックなドライブが楽しめます。
上質な「Sレザーパッケージ Vセレクション」グレードでは、ナッパレザーシートとスポーツタンの内装がエレガントさを演出。ベージュのソフトトップが、洗練されたスタイルにさらなる魅力を添えています。
進化したマツダ・ロードスターは、ただの車ではなく、走るたびにドライバーに「歓び」を提供する、まさにパートナーとも言える存在です。
ダイハツ:コペン
ダイハツ・コペンは、軽自動車でありながら本格的なスポーツカーのような走りとカスタマイズ性でファンを魅了している、特別な2シーターオープンカーです。2002年に登場して以来、その可愛らしくも個性的なデザイン、軽快な走行性能、そして開放感のあるドライブ体験で、多くの人々に愛され続けています。
コペンは、外装パーツを自由に交換できる「ドレスフォーメーション」というユニークな構造を採用しており、ユーザーが好みに合わせて自分だけの外観にカスタマイズすることが可能です。これにより、ドライバーは車を「持つ」だけでなく、自分の個性を反映させて「作る」楽しみも味わえます。まるで自分の洋服やアクセサリーを選ぶように、外観を自由に変えられるのは、コペンならではの楽しみです。
エンジンには、軽自動車の枠を超えた走行感覚を味わえる658ccターボエンジンが搭載されており、5速マニュアルと7速スーパーアクティブシフト付きCVTから選ぶことができます。エンジンとトランスミッションの組み合わせによって、街中でも峠道でも軽快に走れるその性能は、ドライバーを「走る喜び」の世界へ誘います。小型ながらも力強い加速と、軽い車体を活かしたハンドリングは、スポーツカーとしての醍醐味を存分に味わえます。
さらに、ダイハツはこれまでに数多くの特別仕様車を展開してきました。2022年には、登場から20周年を祝う「20thアニバーサリーエディション」が登場し、専用の内外装デザインや特別装備が施され、コペンならではの特別感が一層引き立てられています。この記念モデルは、コレクターにとっても希少価値が高く、多くの注目を集めました。
また、近年一部のモデルが生産終了となり、例えば「コペン XPLAY/XPLAY S」などは既に終了が発表されていますが、その分、これらのモデルは中古車市場でも高い人気を誇り、手に入れるのが難しいほどの需要を集めています。特に初代モデルや限定モデルは、オーナーや愛好家の間で貴重なコレクターアイテムとしても評価されており、所有すること自体が一つのステータスとなっています。
ダイハツ・コペンは、ただの軽自動車ではなく、日常の中で「特別な時間」を提供するスポーツカーです。スポーツカー愛好家からは「小さな巨人」として称賛され、その独自の存在感と乗るたびに感じる楽しさは、年を重ねても色あせることがありません。コペンに乗ることで味わえる「走る喜び」と「自由にカスタマイズできる楽しさ」は、世代を超えて多くの人々の心に響き続けています。
ホンダ:S660
ホンダ・S660は、コンパクトなボディとミッドシップエンジンで、本格スポーツカーの走行性能を軽自動車で楽しめる、唯一無二の存在です。2015年から2022年まで生産され、登場からそのスタイリッシュなデザインと、コーナリングで感じる軽快なハンドリングが多くのファンを魅了してきました。
搭載されるエンジンは、軽自動車とは思えない力強さを誇る658ccのターボエンジン。6速マニュアルトランスミッションや、7速パドルシフト付きCVTによって、スムーズでスリリングなドライブ体験が可能です。さらに、オープンカーの楽しみを味わえる「ロールトップ」が採用されており、爽快な風を感じながらのドライブも魅力の一つ。
安全性も高く、エアバッグや「アジャイルハンドリングアシスト」といった技術により、スポーツ走行だけでなく安全なドライブをサポート。特別仕様車「S660 Modulo X Version Z」など、希少価値の高いモデルも存在し、中古市場でもプレミアがつくほどの人気を誇ります。
生産は終了しても、その独自の魅力は色あせることなく、S660は走りを愛する人々にとって「小さな巨人」としていつまでも記憶に残り続けるモデルです。
ホンダ:S2000
ホンダ・S2000は、ホンダ創立50周年を記念して1999年に登場した、真のドライビングマシンとして今なおファンに愛される2シーターオープンスポーツカーです。最大の魅力は、9,000rpmまで回る2.0リットルDOHC VTECエンジン(F20C型)による高回転域でのパワフルな走り。高回転を維持しながら、軽快なエンジン音が響き、ドライバーに圧倒的な一体感を提供します。2005年の改良では、2.2リットルに排気量が拡大され、低中速域でのトルクが増したことで、街中での快適さも増し、さらに幅広いシーンで走りを楽しめるようになりました。
優れたハンドリング性能もS2000の特徴です。フロントミッドシップレイアウトにより前後重量配分が理想的な50:50に近く、軽やかで安定したコーナリングが可能です。ダブルウィッシュボーンサスペンションを採用し、スポーツカーとしての俊敏さと安定感が高まり、コーナーではまさにドライバーの意図通りのラインを描くことができます。
その洗練されたデザインは、ロングノーズとショートデッキの美しいプロポーションを持ち、外観からもスピードと精密さを感じさせます。ドライバー中心の設計がされたインテリアはシンプルでありながら、スポーティで、手に馴染むシフトレバーや計器類が、乗り手に純粋なドライビング体験を提供します。
さらに、S2000には特別仕様車「タイプS」なども存在し、専用のエアロパーツやサスペンションチューニングが施されることで、よりアグレッシブなパフォーマンスを実現。こうした限定モデルは生産終了後も中古車市場で高い需要があり、コレクターズアイテムとしても人気です。S2000は、ただのスポーツカーではなく、走る歓びを体現する名車であり、年月を経てもその価値と魅力は色褪せることがありません。
ホンダ:ビート
ホンダ・ビートは、1991年に登場した軽自動車規格のスポーツカーで、軽快な走りとコンパクトながら洗練されたデザインで、多くのドライバーを魅了し続けている名車です。エンジンには、656cc直列3気筒SOHCエンジンが搭載され、最高出力64PSを8,100rpmで発揮する高回転設計が特徴。ホンダ独自の「MTREC」システムによる3連スロットルにより、高回転域での力強いパフォーマンスが楽しめます。この軽自動車とは思えないエンジンの鼓動と爽快なサウンドは、ドライバーを虜にします。
外観は、スポーティで開放感のあるフルオープンデザイン。低重心で安定した走行性能を持ち、狭い街中や山道でも軽快に走れるそのサイズ感と操作性が、ビートの持つ特別な魅力の一つです。内装もドライバー中心に設計されており、シンプルながら運転の楽しさを引き出すレイアウトになっています。
ビートには、「バージョンF」「バージョンC」「バージョンZ」といった特別仕様車も存在し、専用カラーや内装を備えた限定モデルは中古市場でも高い価値を持つコレクターアイテムとして人気です。生産終了から長い年月が経っていますが、その希少性とスポーツカーとしての独自の魅力は色あせることがなく、多くのファンが「小さな巨人」として愛し続けています。
ホンダ・ビートは、車そのものを超えて、純粋なドライビングの楽しさと軽自動車の枠を超えたパフォーマンスを体現した存在です。
スズキ:カプチーノ
スズキ・カプチーノは、軽自動車ながら本格的なスポーツカーの要素を詰め込んだ伝説的な2シーターオープンカーで、1991年から1998年にかけて生産され、今でも多くの愛好家に支持されています。この小さな巨人は、フロントエンジン・リアドライブ(FR)レイアウトを採用し、軽自動車でありながら見事なハンドリング性能を持ち、タイトなコーナーも軽快に駆け抜けることができます。
搭載された660ccターボエンジンは、軽自動車の枠を超えるほどのパワーを発揮し、5速マニュアルと相まって高回転まで引っ張ることで、走る喜びを存分に楽しめる仕様です。その特有のコンパクトなボディは、流れるような美しいデザインを持ち、ルーフは3段階に開閉可能で、オープンエアドライブの爽快さも提供します。
最近では、カプチーノの復活が期待されています。トヨタやダイハツと協力し、1.3Lターボエンジンを搭載した新型モデルを開発中との噂もあり、2027年ごろの登場が期待されます。この復活によって、往年のカプチーノファンや新たなドライバーに、スポーツカーの真髄を再び届けることができるかもしれません。
カプチーノは、今なお中古市場でも人気が高く、軽スポーツカーの名車としてコレクターに愛されています。その軽快な走り、デザイン、スポーティな体験は、多くの人に「本格的なドライビングの楽しさ」を体感させる特別な1台です。
日産:フェアレディZ ロードスター
日産・フェアレディZ ロードスターは、力強いパフォーマンスと開放感を一体化させた、まさにドライビングの歓びを体現するオープンスポーツカーです。特に2009年に登場した6代目モデル(Z34型)は、3.7リットルV6エンジンを搭載し、336馬力という圧倒的なパワーを誇ります。力強い加速と滑らかな走行が生み出すドライブ体験は、ドライバーと車が一つになるような一体感を提供します。
ボディは、エレガントな曲線美とスポーティさを融合させたデザインが特徴で、電動ソフトトップは約20秒で開閉可能。晴れた日には屋根を開けて風を感じ、ソフトトップを閉じてもクーペと変わらない美しいシルエットが保たれるため、どんなスタイルでも絵になる佇まいです。
内装もドライバーを中心に設計されており、質感の高い素材と精緻な仕上げが、スポーティでありながらも快適で上質な空間を提供します。最新のインフォテインメントや安全機能が充実しているため、長距離ドライブでも快適性と安全性が確保されています。
フェアレディZ ロードスターは、スポーツカーとしての本格的な走行性能と、オープンカーの爽快な自由さを兼ね備えた、まさに走る歓びを追求したモデルです。その美しいデザインと圧倒的なパフォーマンスにより、今なお多くのドライバーにとって夢の一台として支持され続けています。
トヨタ:MR-S
トヨタ・MR-Sは、手頃な価格で「本物のスポーツドライビング」を楽しめる数少ない2シーターのオープンカーとして、1999年から2007年に生産されました。ミッドシップエンジン・リアドライブ(MR)レイアウトを採用し、軽快なハンドリングとドライバーとの一体感を追求した車で、今なおファンの心を捉え続けています。
その1.8リットル直列4気筒エンジンは、わずか140馬力ながらも軽量ボディとの組み合わせで俊敏な加速を発揮し、カーブでもスムーズに駆け抜ける「軽快さ」が際立ちます。さらに、クラッチ操作不要のシーケンシャルマニュアル(SMT)や後期型には6速トランスミッションも搭載され、よりスムーズなシフトチェンジと、スポーティな走行体験を提供しています。
デザインも魅力的で、流麗なボディラインとオープントップによる開放感がドライブの楽しさを倍増させます。リアトランクを排し、重量バランスを最適化したことで、コーナリング時にはまさにドライバーの意志に忠実に反応するかのような一体感を味わうことができ、純粋なドライビングの喜びを追求しています。
MR-Sは、その独自のコンセプトと軽やかな走りから、スポーツカーの名作として多くのドライバーに愛され続け、今でも中古市場で高い人気を誇ります。この車は、トヨタの歴史における「コンパクトなドライバーズカー」として、スポーツドライビングを愛する人々にとって、色褪せることのない特別な存在です。
レクサス:IS コンバーチブル
レクサス・ISコンバーチブルは、スポーティな走りとラグジュアリーな快適さを兼ね備えた特別なモデルです。電動開閉式のアルミ製メタルトップは約20秒でスムーズに開閉し、クーペのスタイリッシュさとオープンカーの開放感をひとつで楽しむことができます。晴れた日のドライブには爽快な風を感じ、雨の日には密閉感のある静かなキャビンで優雅な時間を過ごせる、まさに「一台で二度楽しめる」贅沢な車です。
パワートレインには、2.5リットルV6エンジン(IS250C)と、3.5リットルV6エンジン(IS350C)をラインナップし、特にIS350Cは318馬力の力強い走りを提供。ワインディングロードでも余裕のパフォーマンスを発揮し、なめらかな加速が大人のスポーツカーらしい上質さを感じさせます。
インテリアは、高級素材がふんだんに使用された上質な空間で、4人乗りシートレイアウトが友人や家族とのドライブにも最適。快適さと高級感を備え、長距離ドライブもリラックスして楽しむことができます。安全面でも、レクサスならではの高度な装備が整っており、安心感がさらにドライブ体験を引き立てます。
現在では新車での販売は終了していますが、中古市場ではその希少性から高い人気を誇り、愛好家たちにとっては憧れの存在です。レクサス・ISコンバーチブルは、スポーツカーの走りとオープンカーの開放感を、洗練されたラグジュアリーなスタイルで楽しみたいドライバーにとって、今もなお魅力的な1台です。
レクサス:SC430
レクサス・SC430は、2000年代を代表するラグジュアリーオープンカーで、優雅さと力強さが融合した特別な1台です。電動開閉式のメタルトップを備え、ボタンひとつでクーペとコンバーチブルのスタイルを自由に切り替えられる贅沢な仕様が特徴です。晴れた日にはオープンエアで風を感じ、悪天候時には静粛性に優れたクーペとして心地よい時間を提供します。
パワフルな4.3リットルV8エンジンが280馬力を発揮し、滑らかで力強い加速を実現。その静かなエンジンサウンドとスムーズなパフォーマンスは、ラグジュアリーカーならではの特別なドライブ体験を提供します。さらに、上質なレザーや木目調パネルなどで仕上げられた内装は、高級ホテルのようなラグジュアリー感に満ち、快適さを追求しています。
SC430は現在では新車での販売は終了していますが、その希少なデザインと独特の魅力から中古市場でも非常に人気が高く、特に良好なコンディションのモデルはコレクターズアイテムとしても高値で取引されています。スタイル、快適性、パフォーマンスすべてを兼ね備えたSC430は、日常の中に「特別な時間」をもたらす1台として、多くの愛好家に愛され続けています。
レクサス:LC コンバーチブル
レクサス・LCコンバーチブルは、極上のラグジュアリーとダイナミックなパフォーマンスを融合させた、夢のようなオープンカーです。2020年に登場したこのモデルは、フラッグシップクーペ「LC」の美しさと迫力をそのままに、全自動式ソフトトップルーフでさらなる開放感を実現。わずか15秒で屋根を開ければ、風を感じながらパワフルなドライブが楽しめます。しかも、走行中でも時速50km以下であれば開閉可能なので、気まぐれな天候にもスマートに対応します。
搭載される5.0リットルV8エンジンは、477馬力を誇り、10速オートマチックトランスミッションとのコンビネーションで滑らかかつ力強い加速を実現。低重心設計とFRレイアウトが、まるでスポーツカーのようなハンドリングを可能にし、走る楽しさを追求した走行性能が魅力です。
内装もまた、最高級の素材がふんだんに使用され、セミアニリン本革シートが上質で快適な空間を提供。オープン時でも風の巻き込みを抑える機能を備え、ラグジュアリーなドライブが快適に続きます。さらに、最先端のインフォテインメントや安全機能も充実し、乗る人すべてに安心感と快適さを提供します。
LCコンバーチブルは、その優美なデザイン、圧倒的なパフォーマンス、そしてラグジュアリーな装備で、まさに特別な一台。ドライバーに「走る歓び」と「上質な開放感」を贈る、究極の選択肢です。
さいごに
風の中で過ごす特別な時間は、何物にも代えがたい魅力です。国産オープンカーは、日本の道路事情に合わせた機能性と美しいデザイン、そして信頼性を兼ね備え、まさに理想的な相棒となってくれます。
この記事でご紹介したモデルたちは、それぞれが異なる個性を持ちながらも、風と一体になる楽しさを提供してくれること間違いなしです。ぜひお気に入りの1台を見つけて、風を感じる至福のドライブをお楽しみください。