はじめに
SUVを選ぶとき、多くの人は「最新モデル」や「新車」という選択肢に目が向きがちです。しかし、クルマ好きの視点で見れば、本当に心を惹かれる一台は必ずしも新車とは限りません。
すでに生産終了となったモデルの中には、今のSUVにはない無骨さや個性、圧倒的な存在感を放つ名車が数多く存在します。中古でしか手に入らないからこそ、その価値や魅力はより際立つもの。本記事では、新車にはない魅力を持ち、今なお「かっこいい」と語られ続ける中古SUVに焦点を当て、その魅力を分かりやすく紹介していきます。
1.トヨタ:ハリアー(3代目)

概要
3代目トヨタ ハリアー(XU60系)は、2013年に登場した都会的で上質なミドルサイズSUVです。デザインは流れるようなボディラインとシャープなフロントマスクを採用し、街乗りからロングドライブまでバランスの良い走りを実現しています。パワートレインは2.0リッターのガソリンエンジン、ターボエンジンに加えて2.5リッターのハイブリッドも用意されており、好みや用途に合わせた選択が可能です。室内は静粛性が高く、質感のあるインテリアと快適なシートで長時間の移動でも疲れにくい設計となっています。安全装備も充実し、予防安全パッケージやレーダークルーズコントロールなど先進機能が標準またはオプションで装備されています。新車だけでなく中古車市場でも人気が高く、年式や装備を選べばコストパフォーマンスの高い一台として検討できます。
おすすめポイント
3代目ハリアーの魅力は、その上質なデザインと乗り心地にあります。エレガントで洗練された外観は所有する満足感を高め、街中でも周囲の目を引く存在感があります。走りに関しては、ハイブリッドモデルなら燃費性能と滑らかな加速を両立し、ガソリンモデルでも力強さと安定した走行感が楽しめます。また、静粛性の高い室内空間は快適性に優れ、長距離ドライブや家族での移動でもストレスが少ないのが特長です。安全装備も充実しており、ALSや衝突回避支援などがドライバーをサポートするため、安心感を重視する方にも向いています。さらに、中古車として選べば新車時より価格が抑えられるため、同クラスのSUVと比較してコストパフォーマンスの高い選択になる点もおすすめの理由です。
2.トヨタ:RAV4(4代目)

概要
5代目 トヨタ RAV4 は、2019年に登場したミドルサイズSUVで、「アクティブ×タフ」をテーマに従来モデルから大きくキャラクターを変えた一台です。TNGA(GA-K)プラットフォームを採用することで、ボディ剛性や走行安定性が大幅に向上し、オンロードでの快適性とオフロードでの走破性を高次元で両立しています。パワートレインはガソリンに加え、燃費性能に優れたハイブリッドも設定され、用途やライフスタイルに合わせた選択が可能です。室内は広く実用性が高く、荷室容量も十分で、日常使いからアウトドア、長距離移動まで幅広く対応できるモデルとして高い評価を受けています。
おすすめポイント
5代目RAV4の大きな魅力は、見た目の力強さと実用性の高さを兼ね備えている点です。角張ったタフなデザインはSUVらしい存在感があり、街中でもアウトドアでも映えるスタイルとなっています。走行性能ではTNGAの恩恵により、安定感のあるハンドリングと快適な乗り心地を実現しており、高速道路でも安心して運転できます。ハイブリッドモデルは燃費性能が高く、維持費を抑えながら力強い走りを楽しめるのも魅力です。また、安全装備が充実しているため、ファミリーカーとしても安心感があります。積載力の高さと汎用性の広さから、「一台で何でもこなしたい」という人にとって、非常にバランスの取れたSUVと言えるでしょう。
3.レクサス:NX(初代)

概要
初代 レクサス NX は、2014年に登場したレクサス初のコンパクトSUVです。大胆でシャープなデザインとプレミアムブランドらしい質感を兼ね備え、都会派SUVという新しいジャンルを確立しました。パワートレインは2.0Lガソリン、2.0Lターボ、そして燃費性能に優れたハイブリッドをラインアップし、走り・燃費・快適性のバランスを重視した構成となっています。サイズ感は扱いやすく、それでいて室内は十分な広さが確保されており、日常使いから長距離移動まで幅広く対応できるモデルです。
おすすめポイント
初代NXの魅力は、今見ても新鮮さを感じさせる先進的なデザインにあります。スピンドルグリルを強調したフロントフェイスは存在感が強く、レクサスらしさをしっかり主張します。走行面では、ハイブリッドモデルの静かで滑らかな走りが特に評価されており、市街地でも高速道路でも快適に運転できます。内装は質感が高く、シートの出来や静粛性も優秀なため、長時間のドライブでも疲れにくい点が特長です。安全装備も当時としては充実しており、安心感を重視する人にも向いています。プレミアムSUVでありながら実用性が高く、初めてレクサスを選ぶ人にもおすすめしやすい一台です。
4.レクサス:RX(4代目)

概要
4代目 レクサス RX は、2015年に登場したレクサスを代表するミドルサイズSUVです。先代までの上質さを継承しつつ、デザイン・走行性能・安全性能を大きく進化させたモデルで、都会的な高級SUVとして高い完成度を誇ります。パワートレインはガソリンモデルに加え、燃費と静粛性に優れたハイブリッドも設定され、快適性と実用性のバランスが取れた構成です。室内は広く、質感の高い内装とゆとりある後席スペースにより、ファミリー用途や長距離移動にも適した一台となっています。
おすすめポイント
4代目RXの魅力は、高級感と快適性を重視した完成度の高さにあります。存在感のあるスピンドルグリルを採用したデザインは、堂々とした雰囲気を演出し、所有する満足感を高めてくれます。走行性能はしなやかで安定感があり、街乗りから高速道路まで安心して運転できるのが特長です。特にハイブリッドモデルは静かで滑らかな走りが心地よく、上質な移動空間を実現しています。内装の質感や静粛性も非常に高く、同乗者からの評価が高い点もポイントです。安全装備も充実しており、快適さと安心感を両立したプレミアムSUVを求める人に適したモデルと言えるでしょう。
5.マツダ:CX-8

概要
マツダ CX-8 は、2017年に登場したマツダのフラッグシップSUVで、日本市場を強く意識して開発された3列シートSUVです。全長は大きめながら、全幅を抑えた設計により日本の道路環境でも扱いやすいサイズ感を実現しています。パワートレインはクリーンディーゼルを中心に構成され、力強いトルクと優れた燃費性能を両立。上質さを重視した内外装デザインと、静粛性・乗り心地の高さが特徴で、ミニバンからの乗り換えや大人向けのSUVとして高い評価を受けています。
おすすめポイント
CX-8の最大の魅力は、3列シートSUVでありながら上質で落ち着いた雰囲気を持っている点です。マツダらしい洗練されたデザインは高級感があり、ファミリーカーでありながら「走り」や「質感」に妥協していません。ディーゼルエンジンは低回転から力強く、街乗りから高速道路まで余裕のある走りを実現し、燃費性能にも優れています。室内は静かでシートの出来も良く、長距離移動でも快適性が高いのが特長です。また、3列目まで実用性がありながら、乗り心地が硬くなりすぎない点も評価ポイントです。ミニバンほどの大きさは不要だが、多人数乗車と上質さを両立したい人にとって、非常にバランスの取れたSUVと言えるでしょう。
6.トヨタ:ランクル200

概要
トヨタ ランドクルーザー200 は、2007年に登場したランドクルーザーのフラッグシップモデルで、伝統の耐久性と最新技術を融合させた本格SUVです。強靭なラダーフレーム構造を継承しながら、走行安定性や快適性、安全性能を大幅に進化させています。パワートレインには大排気量V8エンジンを採用し、重い車体でも余裕のある走りを実現。悪路走破性はもちろん、高速道路や長距離移動でも快適に使える「万能型ランクル」として高い評価を受けています。
おすすめポイント
ランクル200の魅力は、圧倒的な安心感と完成度の高さにあります。悪路では本格四輪駆動システムと電子制御のサポートにより、高い走破性を発揮しながら、舗装路では大型SUVとは思えないほど安定した走りを実現しています。V8エンジンの力強さは余裕そのもので、高速巡航や多人数乗車でもストレスを感じにくい点が特長です。内装は高級感があり、静粛性や乗り心地も非常に優秀なため、長距離ドライブでも快適に過ごせます。耐久性と信頼性の高さから長く乗り続けられる一台で、「本物の大型SUV」を求める人にとって非常に満足度の高いモデルと言えるでしょう。
7.トヨタ:ランクル100

概要
トヨタ ランドクルーザー100 は、1998年に登場したランドクルーザーの本格オフロード性能と高級SUVとしての快適性を高次元で融合させたモデルです。堅牢なラダーフレーム構造を採用し、悪路走破性を重視しながらも、内装は当時としては非常に上質で、長距離移動でも快適に過ごせる設計となっています。パワートレインにはV8ガソリンエンジンなどが用意され、力強い走りと高い信頼性が特徴です。世界中の過酷な環境で使われてきた実績があり、「壊れにくい大型SUV」の代表格として知られています。
おすすめポイント
ランクル100の最大の魅力は、圧倒的な耐久性と信頼性にあります。重厚なボディと強靭な足回りにより、舗装路から悪路まで安心して走れる走破性を備えており、アウトドアや雪道、長距離移動でも頼れる存在です。V8エンジンによる余裕のある走りは、高速道路でもストレスが少なく、牽引やフル乗車時でも安定感があります。また、室内は広く、ゆったりとしたシートと高い静粛性により、大型SUVらしい快適性を実感できます。年式は古くても基本性能が高く、今なお根強い人気がある点からも、長く付き合える一台を求める人に適したモデルと言えるでしょう。
8.トヨタ:FJクルーザー

概要
トヨタ FJクルーザー は、2006年に北米で登場し、日本では2010年から販売された本格オフロードSUVです。往年のランドクルーザー40系をモチーフにしたレトロで個性的なデザインが特徴で、ラダーフレーム構造とパートタイム4WDを採用し、高い悪路走破性を備えています。パワートレインは4.0L V6ガソリンエンジンを搭載し、力強い走りと耐久性を重視した設計です。観音開きのリアドアなど独自性の高いパッケージングも魅力で、唯一無二の存在感を放つモデルとして根強い人気があります。
おすすめポイント
FJクルーザーの最大の魅力は、他にはないデザインと本格オフロード性能の両立です。丸目ヘッドライトとスクエアなボディは強い個性を放ち、所有する喜びを高めてくれます。走行面ではラダーフレームと強力なV6エンジンにより、悪路や雪道でも安心感のある走りを実現しています。内装はシンプルで耐久性重視の作りとなっており、アウトドア用途でも気兼ねなく使える点が特長です。生産終了後も人気が高く、今なお高い評価を受けていることから、「人と被らない本格SUV」を求める人にとって非常に魅力的な一台と言えるでしょう。
9.トヨタ:ハイラックスサーフ(4代目)

概要
トヨタ ハイラックスサーフ(4代目・210系)は、2002年に登場した本格派SUVで、ラダーフレーム構造を採用した高い耐久性と悪路走破性が特徴です。北米向け4Runnerをベースに開発され、力強いデザインと実用性を重視した設計となっています。エンジンはガソリンV6などが用意され、街乗りからアウトドアまで幅広い用途に対応。室内は広く、荷室容量も十分で、ファミリーカーとしても使いやすいモデルです。
おすすめポイント
4代目ハイラックスサーフの魅力は、本格SUVらしいタフさと実用性の高さにあります。ラダーフレームならではの安心感があり、雪道や未舗装路でも安定した走りを発揮します。外観は無骨で存在感があり、今見ても古さを感じにくいデザインです。走りは力強く、V6エンジンの余裕ある加速は高速道路でも快適に使えます。室内は広く積載力も高いため、アウトドアやレジャー用途との相性も良好です。耐久性に定評があり、長く付き合えるSUVを求める人にとって、今なお魅力の大きい一台と言えるでしょう。
10.ホンダ:CR-V(5代目)

概要
ホンダ CR-V は、2018年に登場したミドルサイズSUVで、実用性と快適性を重視した世界的ベストセラーモデルです。ボディサイズは扱いやすさと室内空間の広さを両立しており、日常使いからロングドライブまで幅広く対応します。パワートレインはガソリンターボとハイブリッドを設定し、スムーズな走りと燃費性能のバランスが取れた構成です。室内は視界が良く、後席や荷室も広いため、ファミリー層を中心に高い評価を受けています。
おすすめポイント
5代目CR-Vの魅力は、誰にとっても使いやすい完成度の高さにあります。走りは穏やかで安定感があり、街中でも高速道路でも安心して運転できます。ハイブリッドモデルは静粛性が高く、燃費性能にも優れているため、維持費を抑えたい人にも向いています。室内空間は広く、後席の足元や荷室容量に余裕があるため、家族での利用や荷物の多いシーンでも不満が出にくい点が特長です。安全装備も充実しており、快適性と安心感を重視する人にとって、非常にバランスの良いSUVと言えるでしょう。








