はじめに
マクラーレンが生み出した最新ハイパーカー 「McLaren W1」 は、同社の技術と哲学をすべて注ぎ込んだ“次世代フラッグシップ”として世界中から注目されています。
V8ツインターボ+電動モーターによる 1,275ps の圧倒的パワー、グラウンドエフェクトを極めたアクティブエアロ、カーボンモノコックが生む軽さと剛性。
そのすべてが「究極のドライバーズカー」という目的のために設計されています。
外観は空力で造形された彫刻のように美しく、インテリアはレーシングカーから着想を得たミニマル設計。
走り、デザイン、技術、すべてが桁違いの完成度を誇るW1は、まさに“マクラーレンの未来”を象徴する一台です。

McLaren W1|エクステリア

■ 超・空力重視の“彫刻のようなデザイン”
McLaren W1の外観は、見た目の派手さよりも 空力性能そのものが形をつくる という思想で仕上げられています。低く鋭いノーズ、流れるような面、巨大な開口部が組み合わさり、まさに“走るための形”という印象です。
■ フロント:低く鋭い顔つき
- シャープで細いヘッドライト
- 大きなフロントスプリッターとエアインテーク
- ノーズの下から車体下へ空気を送り込む“グラウンドエフェクト”構造
攻撃的な顔つきで、W1らしいスーパーカー然としたフロントビューが特徴です。
■ サイド:空力で彫られた大胆なライン
- 深くえぐられたサイドのエアインテーク
- 後方へ流れるようなエアロライン
- 低く構えたプロポーション
- 特徴的な“アナヘドラルドア”の開閉方式
「彫られた」ような側面造形は、まさに機能美そのものです。
■ リア:アクティブウイングが主役
- 300mmも伸びる“Active Long Tail”リアウイング
- 巨大ディフューザー
- 四角形のエグゾーストフィニッシャー
サーキットマシンのような迫力を持ち、空力パーツの存在感が最も強いのがリアビューです。
■ カーボン構造と軽量技術
- カーボンモノコック「Aerocell」を採用
- あらゆるパネルが軽量化を意識
- 仕上げも美しいドライカーボンが随所に使われる
軽さと強さを両立しつつ、見た目にもハイパーカーの質感を演出します。
■ まとめ:美しさと機能を極限まで両立した外観
McLaren W1のエクステリアは、
「空力性能=デザイン」
というマクラーレン哲学をもっとも純粋に体現したもの。
見るだけで速さが伝わるフォルムでありながら、細部まで機能性に裏付けられた、ハイパーカーの頂点らしい存在感を放ちます。
McLaren W1|インテリア

■“走りに集中するため”のミニマル・ドライバーズコクピット
W1の内装は、見た目の豪華さよりも ドライバーが走りに没頭できる設計 が徹底されています。視界が広く、操作系は必要なものに集約され、レーシングカーのような機能的な空間です。
■ シートは固定式、動くのはステアリングとペダル
- シートはカーボン製の軽量バケットで“固定式”
- その代わり、ステアリングとペダルが前後に可動する レースカー方式
- 着座位置は低く、まさにフォーミュラカーに近いドライビングポジション
走りに直結する“人間中心設計”が強く感じられるポイントです。
■ 素材は軽量&高級を両立した新素材「InnoKnit」
- 新開発の軽量テキスタイル「McLaren InnoKnit」を採用
- レザーやアルカンターラ、カーボンファイバーなども選択可能
- 触り心地と耐久性のバランスがよく、見た目もスポーティ
ハイパーカーらしさと日常域の質感をうまく両立しています。
■ 操作系はシンプルで直感的
- メーターパネルはコンパクトで視認性の高いディスプレイ
- ステアリングには主要操作が配置され、走行中の視線移動を最小化
- センターには必要最低限のスイッチとタッチディスプレイ
過度なデザインを排除し、あくまで“ドライバー視点”で配置されています。
■ カーボンが美しく露出するレーシーな空間
- フロア、センター、パネルなどにカーボンが広く露出
- 質感はシンプルだが、モータースポーツの雰囲気が強い
- ドア内部の構造が見える部分もあり、軽量化思想が伝わる
視覚的にも“本物のハイパーカー”らしい空間です。
■ 収納や快適装備は必要最低限
- 収納スペースは少なめ
- 快適装備は最低限に抑え、軽さと走行性能を優先
- それでも空調やメディア連携などの基本機能はしっかり搭載
「贅沢さ」より「ドライバーのための道具」という考え方が貫かれています。
■ まとめ:レーシング直系のピュアなコクピット
McLaren W1のインテリアは、
“ドライバー中心・軽量・機能美”
という3つのキーワードがすべて凝縮された空間です。
豪華さよりも速く走るための本質に寄り添った設計で、
乗り込んだ瞬間に“特別なマシン”であることを実感できます。
McLaren W1|パワーと性能

■ 1,275psの“次元が違う”ハイブリッドパワー
W1は、V8ツインターボ+電動モーターを組み合わせた最新ハイブリッドで、
合計出力はなんと1,275ps。
マクラーレン史上最強クラスのパワーを誇ります。
- V8エンジン:928ps前後
- 電動モーター:347ps
- 総合出力:1,275ps
- 総合トルク:約1,340Nm
電気の瞬時トルクとターボV8の暴力的加速が融合し、反応はまさに“電撃的”。
■ 加速は異次元レベル
- 0-100km/h:2.7秒
- 0-200km/h:5.8秒
- 最高速度:350km/h(電子リミッター)
一般的なスーパーカーが0-100を3秒台前半で走る中、W1はまったく別カテゴリーといえる速さです。
■ 圧巻の軽さで“パワーウェイトレシオ911ps/トン”
乾燥重量はわずか 1,399kg。
1,275psのパワーと組み合わせると、
911ps/トン という途方もないパワーウェイトレシオに到達します。
軽さを極めるマクラーレン哲学が、ダイレクトな加速感に直結。
■ 空力は“アクティブ×グラウンドエフェクト”
W1の性能を支えるのは先進空力システムです。
- フロントのアクティブフラップ
- 300mm伸びる「Active Long Tail」リアウイング
- 巨大ディフューザー
- グラウンドエフェクト仕様のアンダーボディ
これにより、コーナリング時は強烈なダウンフォースを発生し、
高速直線では抗力を最小化するという“万能型空力”を実現しています。
■ サスペンションは最新のRCC III(油圧制御)
- McLaren Race Active Chassis Control III
- 路面の変化や走行モードに合わせて瞬時に減衰力・ロールを制御
- 公道でもサーキットでも驚くほどフラットな走り
まるで“路面をつかむように走る”感覚が得られるのが特徴。
■ 駆動方式は後輪駆動(RWD)
最高出力1,200ps超で後輪駆動という攻めた構成。
電子制御の進化によって、ハイブリッドのトルクを丁寧に配分し、
ドライバーが扱える範囲で最大限のパフォーマンスを引き出します。
■ まとめ:ハイパーカーの“頂点クラス”の走行性能
McLaren W1 のパワーと性能は
「軽さ × パワー × 空力 × 電動化」
を極限まで磨き上げた結果です。
- 1,275psのハイブリッドユニット
- 圧倒的な加速力
- 強烈なダウンフォースと安定性
- レーシングカー並みの軽さ
これらが組み合わさり、世界トップレベルの走行性能を誇る一台となっています。
McLaren W1|安全性能

■ “走りのための安全”を追求した設計思想
W1の安全性能は、一般的な乗用車のような「装備の多さ」ではなく、
「高速域で確実にコントロールできること」 を重視して作られています。
ハイパーカーとして必要な“守る力”と“事故を起こさせない力”が高いレベルで融合しています。
■ カーボンモノコック「Aerocell」による強固なボディ
- MCLA(McLaren Carbon Lightweight Architecture)をベースに開発
- 軽量なのに非常に高剛性
- F1マシンに近い生存空間(サバイバルセル)構造
衝撃時のエネルギー分散に優れており、乗員を守る“最後の盾”として非常に信頼性が高い構造です。
■ 強力なカーボンセラミックブレーキ
- 大径カーボンセラミックディスク
- 放熱性に優れ、高温でも制動力が落ちにくい
- 高速走行からの反復ブレーキでも安定したストッピングパワー
W1の圧倒的パワーをしっかり止めるための“最重要パーツ”が標準で搭載されています。
■ 進化したスタビリティ&トラクション制御
1,200ps超+後輪駆動という強烈なスペックを扱うため、
電子制御は最新世代のものを採用。
- スリップを抑えるトラクションコントロール
- コーナーを安定させるスタビリティコントロール
- 走行モードに応じたエンジン・モーター出力制御
“走りを邪魔せず、必要な時だけ介入する”味付けで、自然な操縦感を保つよう設計されています。
■ 空力そのものが安全装備として機能
W1最大の特徴でもあるアクティブエアロは、
実は「安全性能」にも大きく貢献します。
- ブレーキ時はリアウイングが立ち、エアブレーキとして制動力を補助
- コーナリングではダウンフォースが増え、タイヤのグリップを向上
- 高速直線では抗力を減らし、挙動を安定化
“クルマそのものが空気を操って安定させる”という、ハイパーカーならではの安全性です。
■ 先進運転支援は必要最低限に統合
W1は走りのためのクルマであるため、
過度なADAS(自動運転支援)は搭載していませんが、基本的な安全機能はきちんと備わります。
- ABS
- タイヤ空気圧監視システム
- 前後のパーキングセンサー
- 高解像度カメラによる視認性サポート
“必要なものだけ、最小限で確実に”という設計思想です。
■ まとめ:ハイパフォーマンスを安全に使い切るための装備
McLaren W1の安全性能は、
「守る安全」よりも「事故を起こさない安全」 を重視しています。
- カーボンモノコックの強固な構造
- カーボンセラミックブレーキ
- 最新の電子制御
- エアロダイナミクスによる安定性
これらが組み合わさり、圧倒的パフォーマンスを“扱えるもの”にするための安全性が完成しています。
ギャラリー




























さいごに
McLaren W1は、「軽量 × 空力 × パワー × ハイブリッド」という4つの要素を極限まで磨き上げた、ハイパーカーの頂点ともいえるモデルです。
エクステリア:空力を徹底追求したアクティブエアロデザイン
インテリア:レーシング由来のミニマル&ドライバー中心設計
性能:1,275ps・0-100km/h 2.7秒という世界トップクラスの速さ
安全性能:カーボンモノコック・空力制御・強力な電子制御が支える安心感
“速いだけじゃない”“美しいだけじゃない”
W1は、マクラーレンが長年追求してきた“ドライバーを中心にした究極の走り”を体現したモデルです。
限定399台という希少性も相まって、間違いなく今後語り継がれる特別な1台となるでしょう。






