はじめに
「本格SUVに乗りたいけれど、大きすぎる車は運転が不安…」「ランドクルーザーには憧れるけど、価格やサイズがネック…」そんな声に応えるように誕生したのが、トヨタの新型 ランドクルーザーFJ です。
ランドクルーザーが長年培ってきた“タフさ・信頼性・走破性”を継承しながら、街中でも扱いやすいサイズ感と手に届きやすい価格帯を実現した注目のエントリーモデル。普段使いにも、アウトドアにも活躍できる“気軽に楽しめるランドクルーザー”として、早くも多くのユーザーから期待が集まっています。
本記事では、新型ランドクルーザーFJの特徴、発売時期、サイズ、スペック、デザイン、他モデルとの違いまで徹底解説。購入を検討している方や、ランドクルーザーファンの方が知りたいポイントを分かりやすくまとめました。
まずは、新型ランドクルーザーFJとはどんなモデルなのか、その魅力から見ていきましょう。

新型ランドクルーザーFJとは?

ランドクルーザーファミリーに新登場した“エントリーモデル”
新型ランドクルーザーFJは、トヨタが誇るランドクルーザーファミリーに新たに加わる、注目の“エントリーモデル”です。ランドクルーザーといえば、長年にわたり「どんな道でも走り切る信頼性」を武器に、世界中のプロフェッショナルから一般ユーザーまで幅広く支持されてきたトヨタの象徴的なSUV。そのDNAを受け継ぎつつ、より多くのユーザーが手に取りやすいサイズと価格帯で登場するのが、このFJです。
従来のランドクルーザー300や250と比べて、ひと回りコンパクトで扱いやすいボディサイズを採用。普段の街乗りや駐車でも取り回しやすく、それでいて本格オフロードをこなせる堅牢なラダーフレーム構造を採用しているのが魅力です。アウトドアやキャンプブームが続く中、「本格4WDに乗りたいけれど、大きすぎる車は不安…」というユーザーにとって、まさに“ちょうどいいランドクルーザー”と言える存在となっています。
ランドクルーザーの伝統を継承しながら、ライフスタイル志向のユーザーにも寄り添った新しいアプローチのモデル。それが新型ランドクルーザーFJです。
「FJ」の名前の意味は?コンセプトは“Freedom & Joy”
新型ランドクルーザーFJの名称にある「FJ」は、かつて世界中で人気を博した「FJクルーザー」を思い浮かべる人も多いでしょう。しかし、新型FJに込められた意味は、単なる復刻ではありません。トヨタが掲げるコンセプトは “Freedom & Joy(自由と喜び)”。
これは、「どこへでも自由に行けるワクワク感」「もっと気軽にアウトドアや冒険を楽しめるクルマであってほしい」という想いが込められています。
ランドクルーザーのイメージは“無骨で本格派”という印象が強く、ハードルが高いと感じるユーザーも少なくありませんでした。そこでFJは、ランドクルーザーが持つ“信頼性・走破性・タフさ”はそのままに、より親しみやすく、楽しく乗れるモデルとして企画されたのが大きな特徴です。
大自然を走破するワイルドな冒険から、気軽な週末ドライブまで、幅広いシーンでユーザーの「楽しさ」を優先した設計思想。
“誰もが気軽に楽しめるランドクルーザー”という新しい価値観を提案するモデル、それが新型ランドクルーザーFJなのです。
発売時期・販売地域|いつ日本で買える?

日本での発売時期はいつ?
新型ランドクルーザーFJは、Toyota Motor Corporationが公式に「日本での発売は2026年中頃を予定」と発表しています。
また、同車のワールドプレミアは2025年10月20日に行われ、一般公開が予定されている自動車展示会 Japan Mobility Show 2025(10月30日~11月9日)にて、プロトタイプが披露される見込みです。
この発表から読み取れるポイントは、販売店で実際に手に入るのは2026年中盤以降ということで、興味を持った方はこの「2026年中頃」という時期を目安に情報をチェックしておくと良いでしょう。
海外展開はある?現時点の情報まとめ
新型ランドクルーザーFJの海外展開について、以下のような情報があります:
- 対象地域として、アジア・中東・ラテンアメリカ・アフリカなどが早期導入市場として挙げられています。
- 一方で、北米・欧州市場での販売は 現時点では未確定、また「販売しない可能性もある」という報道も出ています。
- 市場によっては仕様(エンジン、駆動方式、装備)が異なる可能性があり、特に欧米では燃費規制や排出規制の影響でガソリンエンジン仕様のみでは投入が難しいという指摘もあります。
つまり、国内(日本)では比較的はっきりと「2026年中頃発売予定」で動いており、海外では地域によって導入される可能性・時期・仕様がまだ流動的という状況です。
ボディサイズ・プラットフォーム|ランドクルーザーFJの特徴

ハイラックス系プラットフォーム採用の理由
新型ランドクルーザーFJは、トヨタの本格オフロードモデルとして信頼性の高い ハイラックス系プラットフォーム(ラダーフレーム構造) を採用しています。これは、砂漠・山岳地帯・悪路といった過酷な環境でも耐久性を発揮できる構造で、世界中のプロフェッショナルから支持されてきた信頼性の高いベースです。
ランドクルーザーといえば「どんな道でも走破できる」ことがアイデンティティですが、その本質をコンパクトモデルでも実現するために、耐久性と強度に優れたハイラックス系プラットフォームを選択したと考えられます。これにより、FJは小型化しながらも、悪路走破性能・耐久性・タフさといったランドクルーザーらしさをしっかり継承。
また、このプラットフォームは 全世界で整備性・補修性が高い ことも強み。海外展開を視野に入れるモデルとして、消耗部品の流通やメンテナンス性の高さは大きなメリットとなり、ユーザーにとっての安心感にもつながります。
コンパクトながら“本物の4WD”としての信頼性を確保するため、FJはこの堅牢なフレームを採用したと言えるでしょう。
サイズ比較:ランクル250・ジムニー・ハイラックスとの違い
新型ランドクルーザーFJは、ランドクルーザーシリーズの中では 中間サイズのコンパクト本格SUV という立ち位置です。
実際のサイズ感をイメージしやすいように、人気SUVと比較してみましょう。
| 車種 | 全長 | 全幅 | 全高 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ランドクルーザーFJ(予想値) | 約4,575mm | 約1,855mm | 約1,960mm | 扱いやすくタフな“ちょうどいいサイズ” |
| ランクル250 | 4,925mm | 1,980mm | 1,935mm | ファミリー向け高級SUV、FJより一回り大きい |
| ジムニー(5ドア) | 3,985mm | 1,645mm | 1,720mm | よりコンパクト&軽量、本格オフロードの入門モデル |
| ハイラックス | 5,325mm | 1,855mm | 1,800mm | ピックアップ型で全長が最も長い、積載性重視 |
※FJはプロトタイプ情報をもとにした参考値
この比較からわかるように、新型FJはランクル250よりも小さく、ジムニーよりは大きい“中間サイズ”。日常利用での取り回しやすさと、オフロード走破性のバランスが非常に優れたサイズ感になっています。
- ランクル250は大きすぎる…
- ジムニーでは物足りない…
- でも本格SUVに乗りたい!
というユーザーにとって、FJはまさに理想的なポジションと言えるでしょう。
新型ランドクルーザーFJエンジンスペック・走行性能

搭載エンジンのスペックと特徴
新型ランドクルーザーFJには、信頼性と耐久性に定評のある 2.7L直列4気筒ガソリンエンジン(2TR-FE) が搭載される見込みです。最大出力は約163PS、最大トルクは246N・mとされており、過酷な環境でも壊れにくいタフなエンジンとして長年評価されてきたユニットです。
トランスミッションは 6速スーパーECT(電子制御AT) を採用。街乗りでのスムーズな加速と、高速道路での安定した巡航性能を両立し、シーンに応じて最適な変速を行うことで快適な走行をサポートします。
派手なパワーを追求するのではなく、「どこへでも走れる信頼性」を重視したエンジン選定で、ランドクルーザーシリーズらしい“壊れにくく、長く乗れる”特性をしっかりと受け継いでいる点が特徴です。
4WD性能と悪路走破性(オフロード性能)
新型FJの大きな魅力が、本格的な4WDシステムと悪路走破性能 です。駆動方式には、必要に応じて2WDと4WDを切り替えられる パートタイム4WD を採用。砂利道・雪道・泥道・岩場など、路面状況に合わせた最適な走行が可能で、アウトドアシーンで頼れる存在となります。
さらに、ラダーフレーム構造による高いボディ剛性に加え、オフロードで重要な ホイールアーティキュレーション(足回りの追従性) にも優れている点がポイント。凹凸の激しい路面でもしっかりタイヤが地面を捉え、車体の安定性を保ちながら走破できる設計がされています。
ランドクルーザーの名にふさわしい「タフさ」「信頼性」「走破力」を備えつつ、コンパクトサイズによる取り回しの良さも加わり、山道や狭い林道でも扱いやすい“頼れる相棒”として活躍できる一台です。
燃費や走りの質についての期待値
2.7Lガソリンエンジンはパワフルさと耐久性を重視している一方で、燃費面では最新ハイブリッドのような低燃費を期待するモデルではありません。しかし、車両重量が大型ランドクルーザーより抑えられていることや、最新の制御技術により、従来のFJクルーザーと比較しても 燃費の向上が期待できる と言われています。
走りの質に関しては、「街乗りの快適性」と「オフロード性能」の両立 がキーワード。普段使いでは扱いやすく、静粛性や乗り心地の面でも従来より洗練された走りを実現しつつ、週末のアウトドアや冒険ではしっかり頼れる――そんな“二刀流”の走行フィールが期待されています。
本格四駆でありながら、日常でも自然体で乗れる。これが新型ランドクルーザーFJが目指す走行性能と言えるでしょう。
新型ランドクルーザーFJのエクステリアデザイン

タフ&コンパクトなデザインの魅力
新型ランドクルーザーFJのエクステリアは、**「タフさ」と「コンパクトさ」**を両立したバランスの良いデザインが特徴です。ランドクルーザーといえば重厚感あるフォルムを思い浮かべますが、FJは都会でも扱いやすいサイズ感を取り入れつつ、力強いSUVらしさをしっかり表現しています。
ボディはスクエア基調のスタイルで、視覚的にも安定感とワイルドさを演出。これにより、街中を走っていても存在感があり、アウトドアシーンでは頼もしい印象を与えます。またコンパクトなボディと短めのオーバーハングにより、狭い山道やキャンプ場の悪路でも扱いやすいのが魅力です。
デザインのテーマは「アクティブ」「カジュアル」「親しみやすさ」。本格SUVでありながら“乗り手を選ばないデザイン”で、オフロード初心者や女性ユーザーからの支持が期待できるエクステリアに仕上がっています。
ランドクルーザーらしさを残した外観のポイント
コンパクトモデルでありながら、新型FJには“しっかりランドクルーザー”らしさが盛り込まれています。特に以下のデザイン要素が、ランドクルーザーファミリーであることを強く印象づけています。
- 水平基調のデザインライン
車体全体に水平ラインを取り入れることで、ランドクルーザー伝統の力強さと安定感を表現。オフロード走行時の視界確保にも役立つデザインです。 - 存在感のあるフロントグリル
力強くワイドなフロントグリルは、見る人に“タフなSUV”であることを一目で印象づけます。シンプルで無骨な造形は、歴代ランクルの系譜を感じさせるポイントです。 - スクエアなフェンダー&大径タイヤ
しっかりと張り出したフェンダーと、SUVらしい大径タイヤがオフロードマインドを強調。“どこでも走れるクルマ”というブランドの精神が現れています。 - ショートオーバーハング
前後のオーバーハングを短くすることで、アプローチアングル・デパーチャーアングルを確保。これにより岩場や段差の走破性が高まり、実用面でもランドクルーザーらしさを継承しています。
コンパクト化されたモデルでありながら、ランドクルーザーの伝統的デザインを継承しつつ、現代的なアプローチでアップデートされた外観。それが新型ランドクルーザーFJの大きな魅力です。
新型ランドクルーザーFJのインテリアデザイン

シンプル × 使いやすさ重視の車内デザイン
新型ランドクルーザーFJのインテリアは、華美な高級路線ではなく、“シンプルで使いやすい” ことを重視したデザインが特徴です。ランドクルーザーらしい無骨さを残しつつ、日常使いでもストレスなく使える操作性の高さが魅力となっています。
インパネやスイッチ類は直感的に操作しやすい配置が意識され、オフロード走行中でも迷わず扱えるよう視認性の良さを確保。必要な機能を分かりやすくまとめた“プロユース寄りの実用性”が光ります。
またシートは耐久性の高い素材が採用され、汚れがつきにくく、お手入れがしやすいのもポイント。高級感を追求するのではなく、アウトドアでも気兼ねなく使える“気取らない内装”で、長く乗るほど味が出るインテリアです。
アウトドア向きの内装装備・使い勝手
新型FJはアウトドアやアクティブなライフスタイルを楽しみたいユーザーに向け、使い勝手を考え抜いた装備や工夫 が随所に盛り込まれています。
特に注目したいポイントはこちらです。
- 汚れに強い素材&防水性を意識した設計
キャンプや泥道走行後でも気兼ねなく乗れるよう、シートやフロア素材に耐久性と防汚性を確保。水拭きしやすい素材を採用している点も魅力です。 - ラゲッジスペースの使い勝手が良い
アウトドアギアやキャンプ用品を積みやすいよう、荷室はフラットで広さを確保。後席を倒すことで十分な積載容量が得られ、車中泊用アレンジも期待されています。 - 操作しやすいシンプルなスイッチ類
オフロード走行中でも手探りで操作できるよう、タッチ式ではなく物理スイッチを採用。グローブをしたままでも扱いやすい点は、まさに“アウトドア仕様”です。 - 視認性の高いメーター周り
重要な情報にすぐアクセスできるよう、ドライバーズビューを重視したレイアウト。荒れた路面でも視線移動が少なく済むデザインです。
アウトドアユーザーの実体験に寄り添った「汚れても気にしない」「操作しやすい」「載せやすい」という3つの強みを兼ね備えた車内設計は、まさに“アウトドアに強いランドクルーザー”らしさそのもの。
普段使いの快適さと、遊びに連れ出したくなるワクワク感の両方を満たすインテリアになっています。
新型ランドクルーザーFJと他モデルとの比較

ランクル250/300とどう違う?
新型ランドクルーザーFJは、ランドクルーザーシリーズの中でも“気軽に楽しめるエントリーモデル”として位置づけられています。一方、ランクル250・ランクル300は、より本格的かつ上級志向のモデル。用途・価格・性能の方向性が大きく異なるため、自分のライフスタイルに合わせた選び方がポイントになります。
まず サイズ差 ですが、FJはシリーズ内でもコンパクトで、街中でも扱いやすいボディを採用しています。ランクル250や300は全幅約1,980mmクラスの大型SUVで、高い走破性や快適性を備えた“本格フラッグシップ”という立ち位置です。
走行性能の方向性も異なります。FJは 「壊れにくく、ガシガシ使えるタフさ」 を重視し、気軽なアウトドアや普段使いとの両立に最適化。一方、ランクル250/300は、長距離・悪路・積載・牽引など幅広いシーンでプロフェッショナルレベルのパフォーマンスを発揮するモデルで、ラグジュアリー性も兼ね備えています。
価格帯も大きな差が出る見込みで、FJは手が届きやすい価格設定に対し、ランクル250/300はより高価格帯。つまり、以下のような選び方になります。
- 気軽なアウトドアや普段使いに最適 → FJ
- 快適性と実用性のバランス重視 → ランクル250
- 最高級の走破性・存在感・快適性を求める → ランクル300
“ランドクルーザー”という共通したDNAを持ちながら、それぞれが異なるユーザー層に向けて最適化されたモデルとなっています。
新型ランドクルーザーFJはどんな人におすすめ?

街乗り+アウトドア両用SUVを求める人
新型ランドクルーザーFJは、普段の街乗りと週末のアウトドアを両立したい人に最適なSUVです。大型SUVほどの威圧感や取り回しの難しさがなく、都市部でも駐車やすれ違いに困りにくいコンパクトなボディサイズが魅力。通勤や買い物など日常シーンでも扱いやすく、初めて本格SUVに乗るユーザーでも安心して選べるバランスの良さが特徴です。
一方で、ラダーフレーム構造やパートタイム4WDなど、本格的な悪路走破性も備えているため、アウトドアやキャンプ・車中泊などのレジャー用途にもピッタリ。街中では便利で快適に、休日は自然へ走り出せる“2つの顔”を持つFJは、ライフスタイル重視のユーザーと相性抜群です。
ランドクルーザーの魅力を手頃に味わいたい人
「ランドクルーザーには憧れるけれど、サイズや価格がネック…」というユーザーにこそ、新型FJはおすすめです。ランドクルーザーシリーズが持つ “壊れにくい・タフ・どこへでも走れる” というブランドの魅力を、より手の届きやすい形で体感できるモデルだからです。
ランクル300や250ほどの高級装備や大排気量エンジンは求めないものの、信頼性と走破性は妥協したくない――そんなユーザーにとって、FJは“ちょうどいいランドクルーザー”。
キャンプやアウトドアが好きで、長く相棒として付き合えるクルマが欲しい人にも向いています。
“いつかはランドクルーザー”という夢を、より早く手にできるのがFJと言えるでしょう。
ギャラリー




























まとめ|新型ランドクルーザーFJの魅力総評
新型ランドクルーザーFJは、ランドクルーザー伝統のタフさと信頼性を備えつつ、誰もが扱いやすく乗りやすい“新時代のエントリーモデル”として誕生した注目のSUVです。ボディはコンパクトながら、ラダーフレームや本格4WDを採用し、街乗りからアウトドアまで幅広く活躍。シンプルで扱いやすい内装や、汚れに強い素材など、アウトドアユーザーに寄り添った作りも魅力です。
「本格オフローダーに乗りたいけれど、大きすぎるSUVは不安…」
「ランドクルーザーの魅力をもっと身近に感じたい」
そんなユーザーのニーズに応える、新しい選択肢となる一台。
手軽さとタフさを兼ね備えたFJは、これからのランドクルーザーファミリーを支える新たな人気モデルになることは間違いないでしょう。






